一日が あっと言う間に 終わってた ― 2009年08月01日 20時51分48秒
昨夜、就寢準備が整って後は布団へ潜り込むだけという状態になってから、最後に長いスランプに陥ってしまっている PSPゲームソフト「初音ミク -Project DIVA-」に挑戦してから寝ようと考えた。
夜中は不思議と無駄に力まずプレイできるらしくノルマの達成率が日中よりも上昇する傾向があったため、長いスランプからの脱出を祈って挑戦したくなった。
とはいえ、睡眠不足から来る思考力の低下は譜面を覚える必要があるため、リズムゲームで遊ぶのに際して大きな障害となるので簡単にクリアできるとは考えていなかった。
何よりも現在挑戦中の課題曲「マージナル」は単純に難しいだけでなく、新しい衣装を登場させるための条件が 130コンボ達成とハードルが高くなっている。
それまで最高記録は譜面を見失った時にやけくそで叩いたらボタンが偶然にも譜面に乗っていたなんて奇跡に救われての 116コンボが最高で、平均は60コンボくらいだろうか。
評価の方も目標としているGREAT評価のワンランク下に位置するSTANDARDが20回、更に下のCHEAPが10回以上となっていて、既に30回ほどチャレンジしていた事になる。
そんな長いスランプの中で向けた昨夜のチャレンジの時、何かの神が降臨してくれた怒濤の 207コンボ達成という驚きの成績を叩き出してしまった。
今までコンボ数が 200を越えた事なんて無かっただけに、コンボが途切れた瞬間は悔しいというよりもホッとした気分の方が強かった。
しかも、コンボが途切れると同時に緊張の糸も切れてしまったらしくて、続けてやってきた高評価を獲るためにはミスが許されないチャンスタイムは散々だった。
それでも 130コンボ達成という大きな課題が消えたおかげで気持ちが楽になったのか、続くチャレンジではチャンスタイムをノーミスで突破する事に成功し、最高得点を280,000点から370,000点へと更新して、見事にGREAT評価を獲ることができた。
無事に 130コンボとGREAT評価を獲ることができたため、登場した新しい衣装は「ねむねむ」という名前で、寝間着をモチーフとしたデザインとなっていた。
それはあたかもミクが俺に「寝不足なんだから、早く寝なさい」と言っているかのようで、揃って降臨されたリズムゲームとネタの神様に感謝しながら布団へ入ることにした。
長いスランプを乗り越えた事でスッキリとしたのか、今日は暑さも無視して爆睡していて、目を覚ました時は既に正午を過ぎており、昼過ぎに予定していた約束に遅刻しそうな状態だった。
大慌てで家を飛び出せば間に合ったのだけど、夏に同窓生を集めて行く旅行の企画会議を兼ねた宴会の約束だったし、集合場所も地元なので無理をせずに遅刻する旨を伝えてノンビリと準備を始めた。
途中で少しネットゲームにログインして手伝いをしたりと、遅刻者とは思えない行動も交えながら家を出た。
それから宴会用の買い出しの途中から参戦して、本日最初の食事として鶏の唐揚げやいなり寿司を食べながら、京都方面への旅行計画を話し合っていた。
といっても、実質的に宿泊地探しに殆どの時間を費やしていた状態で何処を見て回るといった話を固めるに至らなかった。
もっとも俺等の旅行は大学時代のメンバーが集まる事に意味があるといった感じなので行き当たりばったり感が強くて、とにかく泊まる場所さえ決まっていれば良い思っていた。
それでも色々と思うところがあってホテルが決まったのは16時を過ぎた頃だったろうか。
その後は前回の宴会から見始めたアニメを見ながら少量の酒を囲んでの宴会、と行きたかったのだけど疲れている人が多くて、ゴロゴロとしている時間が多かった。
そんなこんなであっと言う間に時間が過ぎて、気が付けば外が暗くなってしまっていた。
現時点でも目覚めてから10時間ほどしか経っていないわけだから当然だけど、今日という日は矢のように過ぎてしまった印象が強い。
疲れが溜まっていたのだから仕方がないとも思うが、何やら損をしたような気分がしてしまう。
夜中は不思議と無駄に力まずプレイできるらしくノルマの達成率が日中よりも上昇する傾向があったため、長いスランプからの脱出を祈って挑戦したくなった。
とはいえ、睡眠不足から来る思考力の低下は譜面を覚える必要があるため、リズムゲームで遊ぶのに際して大きな障害となるので簡単にクリアできるとは考えていなかった。
何よりも現在挑戦中の課題曲「マージナル」は単純に難しいだけでなく、新しい衣装を登場させるための条件が 130コンボ達成とハードルが高くなっている。
それまで最高記録は譜面を見失った時にやけくそで叩いたらボタンが偶然にも譜面に乗っていたなんて奇跡に救われての 116コンボが最高で、平均は60コンボくらいだろうか。
評価の方も目標としているGREAT評価のワンランク下に位置するSTANDARDが20回、更に下のCHEAPが10回以上となっていて、既に30回ほどチャレンジしていた事になる。
そんな長いスランプの中で向けた昨夜のチャレンジの時、何かの神が降臨してくれた怒濤の 207コンボ達成という驚きの成績を叩き出してしまった。
今までコンボ数が 200を越えた事なんて無かっただけに、コンボが途切れた瞬間は悔しいというよりもホッとした気分の方が強かった。
しかも、コンボが途切れると同時に緊張の糸も切れてしまったらしくて、続けてやってきた高評価を獲るためにはミスが許されないチャンスタイムは散々だった。
それでも 130コンボ達成という大きな課題が消えたおかげで気持ちが楽になったのか、続くチャレンジではチャンスタイムをノーミスで突破する事に成功し、最高得点を280,000点から370,000点へと更新して、見事にGREAT評価を獲ることができた。
無事に 130コンボとGREAT評価を獲ることができたため、登場した新しい衣装は「ねむねむ」という名前で、寝間着をモチーフとしたデザインとなっていた。
それはあたかもミクが俺に「寝不足なんだから、早く寝なさい」と言っているかのようで、揃って降臨されたリズムゲームとネタの神様に感謝しながら布団へ入ることにした。
長いスランプを乗り越えた事でスッキリとしたのか、今日は暑さも無視して爆睡していて、目を覚ました時は既に正午を過ぎており、昼過ぎに予定していた約束に遅刻しそうな状態だった。
大慌てで家を飛び出せば間に合ったのだけど、夏に同窓生を集めて行く旅行の企画会議を兼ねた宴会の約束だったし、集合場所も地元なので無理をせずに遅刻する旨を伝えてノンビリと準備を始めた。
途中で少しネットゲームにログインして手伝いをしたりと、遅刻者とは思えない行動も交えながら家を出た。
それから宴会用の買い出しの途中から参戦して、本日最初の食事として鶏の唐揚げやいなり寿司を食べながら、京都方面への旅行計画を話し合っていた。
といっても、実質的に宿泊地探しに殆どの時間を費やしていた状態で何処を見て回るといった話を固めるに至らなかった。
もっとも俺等の旅行は大学時代のメンバーが集まる事に意味があるといった感じなので行き当たりばったり感が強くて、とにかく泊まる場所さえ決まっていれば良い思っていた。
それでも色々と思うところがあってホテルが決まったのは16時を過ぎた頃だったろうか。
その後は前回の宴会から見始めたアニメを見ながら少量の酒を囲んでの宴会、と行きたかったのだけど疲れている人が多くて、ゴロゴロとしている時間が多かった。
そんなこんなであっと言う間に時間が過ぎて、気が付けば外が暗くなってしまっていた。
現時点でも目覚めてから10時間ほどしか経っていないわけだから当然だけど、今日という日は矢のように過ぎてしまった印象が強い。
疲れが溜まっていたのだから仕方がないとも思うが、何やら損をしたような気分がしてしまう。
早く起き 長い休日 健やかに ― 2009年08月02日 18時49分12秒
昨日は一日の半分を布団の上で過ごしていた影響からか寝付きが悪くて、深夜 2時半頃まで布団の上でも意識を保ったまま過ごしていたので今日も昼近くまで寝ているのではないかと心配していた。
しかし、目を覚ましてみると時刻は早朝 5時と最後に意識があった時刻から換算すると睡眠時間は 2時間30分くらいの計算になってしまう。
前日に十分すぎる休養を取っているからと言っても、あまりに睡眠時間が短すぎると月曜に悪影響が出る可能性が高くなるので、二度寝を敢行することにしたのだがろ眠れるかどうか心配していた。
何故なら目を覚ました瞬間は昼まで寝ていたと勘違いするほどスッキリとした目覚めを経験していたから、元々は二度寝が苦手なタイプである俺が寝付けるかどうか微妙な感じだった。
そんな不安を感じながら再び布団の上に寝っ転がってみたのだけど、心配するだけ無駄だったと軽く後悔するほどあっさりと入眠することができて、次に目を覚ました時刻は朝 8時と 3時間後だった。
何よりも驚くべき事は今までの二度寝から目覚めと言えば、最初の覚醒で起きていれば良かったと後悔するほど寝起きが悪いというパターンが通例なのに、今日は最初と同様にスッキリとした目覚めだった。
本来の睡眠とはこういう物なのかも知れないと、軽く感動さえ覚えるほど心地よく目を覚ました事で、今日は昨日とは打って変わって長い一日になりそうな予感がした。
そんな心地の良い朝を迎えたのに空模様は今一つ良くなくて、遠出をするような雰囲気ではなかった。
元より今日は床屋や眼鏡屋へ行きたい用事があったからサイクリングへ行ける曜日ではなかったのだけど、逆に雨だろうと出掛けなければならない日だったと言える。
幸いにして、雨の方は降ったり止んだりを繰り返していたので、上手に空を読むことができれば傘を使わずとも出掛けられそうな雰囲気ではあった。
午前中は空の様子を気にしながら、長いスランプから脱出した PSPゲームソフト「初音ミク -Project DIVA-」で遊び呆けていた。
今日のプレイで一気に 5曲くらいで目標としていた難易度NORMALで評価GREATEを獲るという目標を達成する事に成功した上に、全32曲で特定条件を満たす必要のあるミクの水着衣装を入手することができた。
何よりスランプだった 5日間を取り戻せとミクに洗脳電波を送り付けられているかのように PSPを手放す事ができなくて、バッテリーが切れるまでぶっ通しで遊んでしまった。
午後になっても相変わらず不安定な天気は続いていたのだけど、やはり雨足が鈍る時間が存在しているので久しぶりに空読み能力をフル活用して出掛けてきた。
最初は床屋までの道程は途中で雨足が強まった時間があったけれど、たくさんの蝉がしがみついた街路樹の下を走る事で濡れずに済んだ。
床屋の後は眼鏡屋まで行く予定だったのだが、雨足が一気に強まってしまったために10分ほどコンビニで立ち読みをして時間を潰していたのだが、どうにも頭の悪い若者集団が雨宿りに入店してきて、うるさくて居心地が悪かったので濡れる覚悟で雨空の元へと避難する事になった。
とは言っても、雨足の方は弱まっていたため、眼鏡に水滴が付くのをさえ我慢すれば大した苦痛はなかった。
眼鏡屋を出た後は雨足が強まることもなく、花屋とドラッグストアを経由して無事に帰ってくる事ができたのだけど、仏前に供える花をコンクリートに落としてしまって買ったばかり菊の首を折ってしまう惨事に見舞われてしまった。
自分の不注意からくる自業自得ではあるけれど、かなり悔しい気分で軽く不貞寝がしたい思いで自室へ戻ってきた。
もっとも帰宅した時刻は夕方だったので不貞寝をしていたら夜に眠れなくなるため、コミックを取り出して現実逃避という形を取っていた。
今日はゲームをしたり、出掛けたり、本を読んだりと色々とやっていた気がする。
やはり早起きをした休日、しかも途中で眠気に襲われる事もない健全な休日というのは一日が長くて良い物だ。
願わくば、来週もこういう日であって欲しいと切に願う今日この頃だ。
しかし、目を覚ましてみると時刻は早朝 5時と最後に意識があった時刻から換算すると睡眠時間は 2時間30分くらいの計算になってしまう。
前日に十分すぎる休養を取っているからと言っても、あまりに睡眠時間が短すぎると月曜に悪影響が出る可能性が高くなるので、二度寝を敢行することにしたのだがろ眠れるかどうか心配していた。
何故なら目を覚ました瞬間は昼まで寝ていたと勘違いするほどスッキリとした目覚めを経験していたから、元々は二度寝が苦手なタイプである俺が寝付けるかどうか微妙な感じだった。
そんな不安を感じながら再び布団の上に寝っ転がってみたのだけど、心配するだけ無駄だったと軽く後悔するほどあっさりと入眠することができて、次に目を覚ました時刻は朝 8時と 3時間後だった。
何よりも驚くべき事は今までの二度寝から目覚めと言えば、最初の覚醒で起きていれば良かったと後悔するほど寝起きが悪いというパターンが通例なのに、今日は最初と同様にスッキリとした目覚めだった。
本来の睡眠とはこういう物なのかも知れないと、軽く感動さえ覚えるほど心地よく目を覚ました事で、今日は昨日とは打って変わって長い一日になりそうな予感がした。
そんな心地の良い朝を迎えたのに空模様は今一つ良くなくて、遠出をするような雰囲気ではなかった。
元より今日は床屋や眼鏡屋へ行きたい用事があったからサイクリングへ行ける曜日ではなかったのだけど、逆に雨だろうと出掛けなければならない日だったと言える。
幸いにして、雨の方は降ったり止んだりを繰り返していたので、上手に空を読むことができれば傘を使わずとも出掛けられそうな雰囲気ではあった。
午前中は空の様子を気にしながら、長いスランプから脱出した PSPゲームソフト「初音ミク -Project DIVA-」で遊び呆けていた。
今日のプレイで一気に 5曲くらいで目標としていた難易度NORMALで評価GREATEを獲るという目標を達成する事に成功した上に、全32曲で特定条件を満たす必要のあるミクの水着衣装を入手することができた。
何よりスランプだった 5日間を取り戻せとミクに洗脳電波を送り付けられているかのように PSPを手放す事ができなくて、バッテリーが切れるまでぶっ通しで遊んでしまった。
午後になっても相変わらず不安定な天気は続いていたのだけど、やはり雨足が鈍る時間が存在しているので久しぶりに空読み能力をフル活用して出掛けてきた。
最初は床屋までの道程は途中で雨足が強まった時間があったけれど、たくさんの蝉がしがみついた街路樹の下を走る事で濡れずに済んだ。
床屋の後は眼鏡屋まで行く予定だったのだが、雨足が一気に強まってしまったために10分ほどコンビニで立ち読みをして時間を潰していたのだが、どうにも頭の悪い若者集団が雨宿りに入店してきて、うるさくて居心地が悪かったので濡れる覚悟で雨空の元へと避難する事になった。
とは言っても、雨足の方は弱まっていたため、眼鏡に水滴が付くのをさえ我慢すれば大した苦痛はなかった。
眼鏡屋を出た後は雨足が強まることもなく、花屋とドラッグストアを経由して無事に帰ってくる事ができたのだけど、仏前に供える花をコンクリートに落としてしまって買ったばかり菊の首を折ってしまう惨事に見舞われてしまった。
自分の不注意からくる自業自得ではあるけれど、かなり悔しい気分で軽く不貞寝がしたい思いで自室へ戻ってきた。
もっとも帰宅した時刻は夕方だったので不貞寝をしていたら夜に眠れなくなるため、コミックを取り出して現実逃避という形を取っていた。
今日はゲームをしたり、出掛けたり、本を読んだりと色々とやっていた気がする。
やはり早起きをした休日、しかも途中で眠気に襲われる事もない健全な休日というのは一日が長くて良い物だ。
願わくば、来週もこういう日であって欲しいと切に願う今日この頃だ。
遠くから 微かに届く 蝉の声 ― 2009年08月03日 20時36分29秒
梅雨明けをしてから時化っぽい日々が続いていた影響から暑さ以外に夏らしさを感じることが少なかったのだが、土曜から俺の生活圏内で蝉の鳴き声が聞かれるようになってきた。
極度の汗っかきである事もあって、暑い夏の日差しを連想させる蝉の鳴き声は好きでないのだけど、夏の風物詩の 1つとして季節を感じさせてくれる存在としては嫌うではない。
今年は 8月に入っても湿っぽさが取れず、何時までも梅雨が続いているような不快な空模様が続いているからか夏らしさの片鱗を見つけて喜んでいる自分がいた。
今年の初めて聞いた蝉の鳴き声が近所で一人暮らしをしている同窓生Toda氏の自宅からだった事に少しばかり悔しさを感じてしまう。
例年なら子供時代に遊び場としていた林に集まる蝉の鳴き声を最初に聞いていたはずなのだが、数年おきに多くの木々が切り倒され続けてしまい、今年の伐採で見る影もない茶色い土の山となってしまった。
幸いなことに我が地元は緑が多いので、蝉が行き場を失うような悲しい事は起きていないはずだが、逆に言えば木々のある方へ流れてしまうので自宅周辺だけ蝉の鳴き声が聞こえないという事になる。
もちろん蝉の鳴き声をうるさいと思ったこともあるし、部屋へ侵入されて追いかけ回すなんて面倒を被ったことも少なくない。
それでも唐突に居なくなられたりすると寂しいと感じてしまうし、何よりうるさかろうと自然と共存している雰囲気は財産だといって差し支えがないはずだ。
その心地よい空間の中心を大した利用方法も考えないまま無意味としか思えない形で伐採されてしまって、心の何処かに穴が開いたような嫌な気持ちになってしまっている。
自宅周辺が寂しくなっていくのと裏腹に、航空公園を囲む街路樹からはどれくらい居るのか想像さえできないほどたくさんの蝉が大合唱を繰り広げていた。
世界中が蝉の鳴き声で埋め尽くされて、音が世界を染め上げている空間の中で風を切って走ってみると、子供の頃に遊び回った林の風景が鮮明に思い出されて懐かしい気分だった。
このところ職場に籠もっていて夕方という時間帯を忘れてしまうことさえも多い今日この頃、季節を感じさせる木々が減ってしまう事に落胆を感じてしまう。
極度の汗っかきである事もあって、暑い夏の日差しを連想させる蝉の鳴き声は好きでないのだけど、夏の風物詩の 1つとして季節を感じさせてくれる存在としては嫌うではない。
今年は 8月に入っても湿っぽさが取れず、何時までも梅雨が続いているような不快な空模様が続いているからか夏らしさの片鱗を見つけて喜んでいる自分がいた。
今年の初めて聞いた蝉の鳴き声が近所で一人暮らしをしている同窓生Toda氏の自宅からだった事に少しばかり悔しさを感じてしまう。
例年なら子供時代に遊び場としていた林に集まる蝉の鳴き声を最初に聞いていたはずなのだが、数年おきに多くの木々が切り倒され続けてしまい、今年の伐採で見る影もない茶色い土の山となってしまった。
幸いなことに我が地元は緑が多いので、蝉が行き場を失うような悲しい事は起きていないはずだが、逆に言えば木々のある方へ流れてしまうので自宅周辺だけ蝉の鳴き声が聞こえないという事になる。
もちろん蝉の鳴き声をうるさいと思ったこともあるし、部屋へ侵入されて追いかけ回すなんて面倒を被ったことも少なくない。
それでも唐突に居なくなられたりすると寂しいと感じてしまうし、何よりうるさかろうと自然と共存している雰囲気は財産だといって差し支えがないはずだ。
その心地よい空間の中心を大した利用方法も考えないまま無意味としか思えない形で伐採されてしまって、心の何処かに穴が開いたような嫌な気持ちになってしまっている。
自宅周辺が寂しくなっていくのと裏腹に、航空公園を囲む街路樹からはどれくらい居るのか想像さえできないほどたくさんの蝉が大合唱を繰り広げていた。
世界中が蝉の鳴き声で埋め尽くされて、音が世界を染め上げている空間の中で風を切って走ってみると、子供の頃に遊び回った林の風景が鮮明に思い出されて懐かしい気分だった。
このところ職場に籠もっていて夕方という時間帯を忘れてしまうことさえも多い今日この頃、季節を感じさせる木々が減ってしまう事に落胆を感じてしまう。
どの党も 同じ事しか 言わないね ― 2009年08月04日 20時59分00秒
過去最長となる40日間の選挙戦が始まって、各政党のマニフェストが発表されたという報道から少し時が経過した今日この頃だけど、未だに政策の違いを論究するような話が聞こえてこない。
聞こえてくる話と言えば、財源の確保に関して説明不足だとか全開のマニフェストに対する自己評価が甘過ぎるといった批判ばかりで政治家同士が足を引っ張り合っているだけの無様な姿を晒している。
しかも、批判以外の言葉は何処の政党も年金問題や経済対策、子育て支援に行政の無駄遣いといったキーワードこそ口にするけれど、具体的な話はマニフェストに書いてあると言って自分の言葉で語ろうとはしない。
残念ながら一端の社会人である俺にとって、マニフェストを入手しに行く暇もなければ、熟読している時間さえもないので内容は確認していないけれど、テレビの報道を見ている限り核心に触れているとは思えない。
どちらかと言えば、やぶ蛇を突っつくような事態にならないよう配慮したせいで、内容の薄い文面が並んでいるだけとなっているのだろうと想像させられている。
政党という枠があるのに特色が全く見えてこない現状を見ていると、違いは腕章の文字だけで中身を覗いてみれば、選挙で票を集めたいだけの政治家しかいないのだとガッカリとさせられる。
選挙戦が始まった当初にT社員と投票率がどうなるかと予想していた時、T社員は政権交代の掛かった選挙だから注目度が違うと投票率が上がると言っていた。
俺は特色の見えない選挙戦が延々と40日間という長丁場で行われるようなら、政権交代だと騒いでいても投票日までに飽きてしまうだろうと予想して、投票率が急降下を見せると考えている。
テレビを見ていても選挙に関係する話題は選挙戦の真っ直中でも大きく報道されていないし、話題に出たかと思えば何処の政党を批判していたと言った内容ばかりだ。
会社の中でも初日に話題が出た以外で、これと言って真面目な話をした記憶がない。
何より選挙に関する話題で最も印象に残っているのは「こうふくじつげんとう」とかいう胡散臭い名前を掲げる政党だというレベルの低さだ。
政治を語る前に軽く哲学をしてきてほしいと願ってしまうほどに政党名からしてアホらしいのに、それが最もインパクトがあったというのだから情けない。
そして、恐ろしい事に胡散臭い名前の政党があちこちの選挙区に顔を出せるほど党員が集まっていたりするのだから背筋に冷たい汗を感じてしまう。
日本という国がどのように変質していくのか、別に意味で監視を持ってしまった今日この頃だ。
聞こえてくる話と言えば、財源の確保に関して説明不足だとか全開のマニフェストに対する自己評価が甘過ぎるといった批判ばかりで政治家同士が足を引っ張り合っているだけの無様な姿を晒している。
しかも、批判以外の言葉は何処の政党も年金問題や経済対策、子育て支援に行政の無駄遣いといったキーワードこそ口にするけれど、具体的な話はマニフェストに書いてあると言って自分の言葉で語ろうとはしない。
残念ながら一端の社会人である俺にとって、マニフェストを入手しに行く暇もなければ、熟読している時間さえもないので内容は確認していないけれど、テレビの報道を見ている限り核心に触れているとは思えない。
どちらかと言えば、やぶ蛇を突っつくような事態にならないよう配慮したせいで、内容の薄い文面が並んでいるだけとなっているのだろうと想像させられている。
政党という枠があるのに特色が全く見えてこない現状を見ていると、違いは腕章の文字だけで中身を覗いてみれば、選挙で票を集めたいだけの政治家しかいないのだとガッカリとさせられる。
選挙戦が始まった当初にT社員と投票率がどうなるかと予想していた時、T社員は政権交代の掛かった選挙だから注目度が違うと投票率が上がると言っていた。
俺は特色の見えない選挙戦が延々と40日間という長丁場で行われるようなら、政権交代だと騒いでいても投票日までに飽きてしまうだろうと予想して、投票率が急降下を見せると考えている。
テレビを見ていても選挙に関係する話題は選挙戦の真っ直中でも大きく報道されていないし、話題に出たかと思えば何処の政党を批判していたと言った内容ばかりだ。
会社の中でも初日に話題が出た以外で、これと言って真面目な話をした記憶がない。
何より選挙に関する話題で最も印象に残っているのは「こうふくじつげんとう」とかいう胡散臭い名前を掲げる政党だというレベルの低さだ。
政治を語る前に軽く哲学をしてきてほしいと願ってしまうほどに政党名からしてアホらしいのに、それが最もインパクトがあったというのだから情けない。
そして、恐ろしい事に胡散臭い名前の政党があちこちの選挙区に顔を出せるほど党員が集まっていたりするのだから背筋に冷たい汗を感じてしまう。
日本という国がどのように変質していくのか、別に意味で監視を持ってしまった今日この頃だ。
忙しい 日々を潤す 初音ミク ― 2009年08月05日 20時40分06秒
発売日から今日まで起動しなかった日が 1日もないという勢いで PSPゲームソフト「初音ミク -Project DIVA-」を遊び続けているのだけど、初めてのリズムゲームという事もあって未だに苦戦をしている状況にある。
もちろん社会人として仕事へ出ている上にネットゲームも欠かさずにログインしていたりもするため、ミクと戯れている時間は 1日当たり 1時間にも満たないのだから上達が遅いのも仕方がない。
更に言えば、俺の素質としてリズムゲームに対する適正が低さが見え隠れし始めていた事を考えれば、亀のような遅い足取りであっても上達が目に見えているだけでもほめるべきだ思っている。
DIVAが発売された直後にちょっとした待ち時間を見つけては「ミクを 1曲だけやらせてくれ」と頼んでいた頃、一緒に遊んでいた人から「そんなに面白いんだ」と言われた事がある。
その時は初音ミクというキャラクターが好きだからだと答えたのだけど、今はゲームとしても好きになっているようで、先週の思考を鈍らせるほど蓄積した睡眠不足の影響で大きなスランプに陥った時でさえ PSPを持たない日はなかった。
もちろん自分でも情けなくなるようなミスを出したりと散々でつらいと感じる場面も多くて、プレイ回数は随分と落ち込んでいたけれどチャレンジしようとする気合いが無くなることはなかった。
つらい時でさえやろうとするってのは単純に好きなキャラクターがメインだからとか易い理由ではなくて、もっと深くゲームとして面白いと思っているからなのだろうと、最近になって思うようになってきた。
自分がリズムゲームを楽しんでいると自覚したキッカケは土曜に半日にも及ぶ長い長い睡眠と休養のおかげで復調して、気が遠くなるようなスランプから脱した直後にあった。
スランプから抜けた瞬間は驚きの方が大きくて実感を持てなかったけど、時間が経つに連れてDIVAをやり始めると止められない自分が居る事に気が付いた。
長いスランプの反動からか衝動が抑えられないといった感じで、食事どころか空腹感さえも忘れていることもあるし、日曜に「これでラストにして」と言いながら10回以上、時間にして30分も遊び続けていた。
何が楽しいのかと言われるとハッキリと答えられなくて、どちらかというと後少しの所で失敗している悔しさと、次こそ成功しそうな予感に突き動かされている印象が強い。
更に「ここで中断したら折角に覚え始めた課題曲の譜面を忘れてしまうかも知れない」なんて思いからくる恐怖心も手を留められない原因として大きく影響している。
それに自分なりのノルマを設けやすくて、少しずつ前進していくことができるのも良いのだろう。
今は全課題曲の難易度NORMALで評価GREATを取るという目標を立てて頑張っていて、今朝の時点でノルマ未達成の課題曲が残すところ 2曲という所まで来ている。
この後は難易度HARDで評価STANDARDを目指して、その先は評価GREATを目指すことになると見込んでいる。
現在のペースで行くなら年明けまでDIVAを遊び続けているのではないかと苦笑いを浮かべてしまう今日この頃、忙しい日々に潤いを与えてくれる存在として長くつき合うことになりそうだ。
もちろん社会人として仕事へ出ている上にネットゲームも欠かさずにログインしていたりもするため、ミクと戯れている時間は 1日当たり 1時間にも満たないのだから上達が遅いのも仕方がない。
更に言えば、俺の素質としてリズムゲームに対する適正が低さが見え隠れし始めていた事を考えれば、亀のような遅い足取りであっても上達が目に見えているだけでもほめるべきだ思っている。
DIVAが発売された直後にちょっとした待ち時間を見つけては「ミクを 1曲だけやらせてくれ」と頼んでいた頃、一緒に遊んでいた人から「そんなに面白いんだ」と言われた事がある。
その時は初音ミクというキャラクターが好きだからだと答えたのだけど、今はゲームとしても好きになっているようで、先週の思考を鈍らせるほど蓄積した睡眠不足の影響で大きなスランプに陥った時でさえ PSPを持たない日はなかった。
もちろん自分でも情けなくなるようなミスを出したりと散々でつらいと感じる場面も多くて、プレイ回数は随分と落ち込んでいたけれどチャレンジしようとする気合いが無くなることはなかった。
つらい時でさえやろうとするってのは単純に好きなキャラクターがメインだからとか易い理由ではなくて、もっと深くゲームとして面白いと思っているからなのだろうと、最近になって思うようになってきた。
自分がリズムゲームを楽しんでいると自覚したキッカケは土曜に半日にも及ぶ長い長い睡眠と休養のおかげで復調して、気が遠くなるようなスランプから脱した直後にあった。
スランプから抜けた瞬間は驚きの方が大きくて実感を持てなかったけど、時間が経つに連れてDIVAをやり始めると止められない自分が居る事に気が付いた。
長いスランプの反動からか衝動が抑えられないといった感じで、食事どころか空腹感さえも忘れていることもあるし、日曜に「これでラストにして」と言いながら10回以上、時間にして30分も遊び続けていた。
何が楽しいのかと言われるとハッキリと答えられなくて、どちらかというと後少しの所で失敗している悔しさと、次こそ成功しそうな予感に突き動かされている印象が強い。
更に「ここで中断したら折角に覚え始めた課題曲の譜面を忘れてしまうかも知れない」なんて思いからくる恐怖心も手を留められない原因として大きく影響している。
それに自分なりのノルマを設けやすくて、少しずつ前進していくことができるのも良いのだろう。
今は全課題曲の難易度NORMALで評価GREATを取るという目標を立てて頑張っていて、今朝の時点でノルマ未達成の課題曲が残すところ 2曲という所まで来ている。
この後は難易度HARDで評価STANDARDを目指して、その先は評価GREATを目指すことになると見込んでいる。
現在のペースで行くなら年明けまでDIVAを遊び続けているのではないかと苦笑いを浮かべてしまう今日この頃、忙しい日々に潤いを与えてくれる存在として長くつき合うことになりそうだ。
唐突に 降って沸いたり ASP ― 2009年08月06日 20時52分13秒
本来なら先月中にある程度まで完成させておく予定だったのに、先方からのレスポンスが滞っていたことが原因で進捗が遅れている案件がある。
しかも、使い勝手を見てもらうために提出したプログラムが一部の環境で正常に機能してくれないというトラブルが発生してしまって、どうしたものかと首を傾げていた。
ひとまず正式に完成するまで控えようと考えていたインストーラを作成して配布しようと考えて準備をしていた昨日になって、唐突に Webシステム化するという話が持ち上がってきた。
何が何やら分からないまま要求されるまま見積もりを提出したところ、昨日の内に Webシステム化が決定事項となってしまったため、今まで Windowsアプリケーションとして作成してきたシステムをリメイクする事になってしまった。
恐らく現状の動かないPCがあることに対する懸念から、利用者サイドで用意すべき環境がインターネットブラウザのみで済んで、環境問題が発生しにくい Webシステムへの移行という話が出たのだろう。
もちろん別途の予算が付くので困った事ばかりではないのだが、システムを最初から作り直していられるほどの時間的な余裕がないため、作りかけのプログラムを何か流用したいと思うのは当然の流れだ。
どうやって開発期間を短縮するかと悩んでいると Webシステムの要となるサーバ環境はこちらの好き勝手ができるとのお達しが届いたので、作り途中だったプログラムの大部分を流用する事のできるASP .NETでの Webシステム化を図ることとなった。
ここまでの話はサクサクと、というより怒濤の勢いで決まったのはよいのだけど、俺は残念なことにASP .NETでの開発経験が無かったりする。
もちろん Webシステムの開発経験はあるので完全なゼロスタートでは無いのだが、ここから新しい環境へのチャレンジをしなければならない事に焦りを感じてしまう。
しかも、泣き言を言っていられるほどに余裕のある案件ではないためプレッシャーを感じて苦笑いを浮かべながらも、今日の午後から初めてのASP .NETでの開発が始まった。
幸いなことにG社長がASP .NETの経験があったので Webシステムの開発で最初の壁となる環境整備はサクッと終わらせる事ができた。
懸念していた環境が予想よりも楽に終わってくれてホッとしながら、作りかけだったプログラムを流用するための加工する作業をしながら、大雑把なASP .NETの作り方を見て回っていた。
初めてのASP .NETを触ってみた感想は「何やら変な構成のシステム」という印象で、過去に経験している Webシステムと異質な感触があって慣れるまで扱いにくさを感じそうだ。
意味が全く分からないといった難解さは無くて、どちらかというと「本当にこれは Webシステムなのか?」と思ってしまう違和感のような印象が強い。
ひとまず今日の作業で単純なログイン画面をひょうじさせる事ができたので、明日からは色々と弄くり回して扱いに慣れることが目標となりそうだ。
このタイミングで新しい開発環境に挑戦することとなるなんて予想外の更に外を行く事態ではあるけれど、技術者として新しいことにチャレンジできる事を喜んでいる節がある。
願わくば、最後まで楽しい気分のままで終わって欲しいところだが、世の中はきっとそんな風に甘くできていないはずだ。
しかも、使い勝手を見てもらうために提出したプログラムが一部の環境で正常に機能してくれないというトラブルが発生してしまって、どうしたものかと首を傾げていた。
ひとまず正式に完成するまで控えようと考えていたインストーラを作成して配布しようと考えて準備をしていた昨日になって、唐突に Webシステム化するという話が持ち上がってきた。
何が何やら分からないまま要求されるまま見積もりを提出したところ、昨日の内に Webシステム化が決定事項となってしまったため、今まで Windowsアプリケーションとして作成してきたシステムをリメイクする事になってしまった。
恐らく現状の動かないPCがあることに対する懸念から、利用者サイドで用意すべき環境がインターネットブラウザのみで済んで、環境問題が発生しにくい Webシステムへの移行という話が出たのだろう。
もちろん別途の予算が付くので困った事ばかりではないのだが、システムを最初から作り直していられるほどの時間的な余裕がないため、作りかけのプログラムを何か流用したいと思うのは当然の流れだ。
どうやって開発期間を短縮するかと悩んでいると Webシステムの要となるサーバ環境はこちらの好き勝手ができるとのお達しが届いたので、作り途中だったプログラムの大部分を流用する事のできるASP .NETでの Webシステム化を図ることとなった。
ここまでの話はサクサクと、というより怒濤の勢いで決まったのはよいのだけど、俺は残念なことにASP .NETでの開発経験が無かったりする。
もちろん Webシステムの開発経験はあるので完全なゼロスタートでは無いのだが、ここから新しい環境へのチャレンジをしなければならない事に焦りを感じてしまう。
しかも、泣き言を言っていられるほどに余裕のある案件ではないためプレッシャーを感じて苦笑いを浮かべながらも、今日の午後から初めてのASP .NETでの開発が始まった。
幸いなことにG社長がASP .NETの経験があったので Webシステムの開発で最初の壁となる環境整備はサクッと終わらせる事ができた。
懸念していた環境が予想よりも楽に終わってくれてホッとしながら、作りかけだったプログラムを流用するための加工する作業をしながら、大雑把なASP .NETの作り方を見て回っていた。
初めてのASP .NETを触ってみた感想は「何やら変な構成のシステム」という印象で、過去に経験している Webシステムと異質な感触があって慣れるまで扱いにくさを感じそうだ。
意味が全く分からないといった難解さは無くて、どちらかというと「本当にこれは Webシステムなのか?」と思ってしまう違和感のような印象が強い。
ひとまず今日の作業で単純なログイン画面をひょうじさせる事ができたので、明日からは色々と弄くり回して扱いに慣れることが目標となりそうだ。
このタイミングで新しい開発環境に挑戦することとなるなんて予想外の更に外を行く事態ではあるけれど、技術者として新しいことにチャレンジできる事を喜んでいる節がある。
願わくば、最後まで楽しい気分のままで終わって欲しいところだが、世の中はきっとそんな風に甘くできていないはずだ。
本当に 二度ある事は 三度ある? ― 2009年08月07日 22時44分40秒
リズムゲームに不慣れながら楽しんでプレイしている PSPゲームソフト「初音ミク -Project DIVA-」で今週の頭に最高難易度と名高い 2曲を残して、難易度NORMALでの評価GREATを取得するという自己ノルマを達成してきた。
ここからは今までのように 1日 1曲ずつというペースで目標を達成していく事は不可能だろうと思っていたのだけど、一昨日の深夜に再び何かの神が降臨してきて 3日は掛かるだろうと予想していた課題曲「初音ミクの消失」をクリアしてしまった。
もちろん嬉しいのだけど唐突すぎて時間が沸いていないし、もう一度やれと言われても無理だと思ってしまうほど奇跡的なクリアだった。
ちなみに神が降臨する直前の成績は 209,100点で、21万点に大きな壁が立ちはだかっていて突破口が見つからずに20万点を行ったり来たりしていた。
そして、今日はこれを最後にして寝ようと言いながらの 3回目の挑戦で、何やら神が降臨してきて、今まで必ずコンボが途切れていた 3カ所を綺麗に通過して、気が付けば301,200点なんて点数を叩き出していた。
それまでの最高得点から一気に 4割強を上乗せするなんて奇跡を最高難易度と言われる課題曲でやらかしたのだから、実感が沸かなくても仕方のない話だ。
しかし、そんな奇跡を喜ぶ暇もなく最後の 1曲である「金の聖夜霜雪に朽ちて」への挑戦を始めたのだけど、これが笑ってしまうほど難しくて、挑戦開始から 2日がたった今でも完走するのが精一杯で目標よりワンランク下にある評価STANDARDさえも出せていない。
現在よりも 1つ前の自己ノルマが全課題曲で評価STANDARDを獲得する事としていたので、過去に 1度はクリアしているはずなんだ。
今までの課題曲でも前回のノルマで頑張っていた時の経験が活かされて、自信がなかった課題曲「初音ミクの消失」でも 3回目で完走はできるようになっていた。
それなのに今の課題曲は10回ほど失敗を繰り返した末に、何とか完走ができるようになったといった感じだ。
恐らく難易度をHARDに上げた時は「初音ミクの消失」が最高難易度なのだろうが、難易度NORMALの中で最も難しいのは「金の聖夜霜雪に朽ちて」かも知れない。
何と言っても譜面の多さが凄くて 1曲の間に 500打を求められる上に、延々と連打エリアが続くので息をつく暇もなくて、後半になると疲れから指が思うように動かなくなってきたりする。
さらにリズムを刻むタイミングを示すマークが譜面を叩いた時のエフェクトで隠れてしまう場面も多くて、リズムやタイミングを覚えていないと突破する事のできないエリアなんかも存在する。
難しいからこそ面白いという見方もできなくはないが、心の何処かで睡魔と共に現れる何かの神が救ってくれやしないかと祈ってしまう自分がいたりもする。
正直な事を言えば、この先に難易度HARDなんてのが残っているので、できるだけ早く難易度NORMALを終わらせたいところだ。
ここからは今までのように 1日 1曲ずつというペースで目標を達成していく事は不可能だろうと思っていたのだけど、一昨日の深夜に再び何かの神が降臨してきて 3日は掛かるだろうと予想していた課題曲「初音ミクの消失」をクリアしてしまった。
もちろん嬉しいのだけど唐突すぎて時間が沸いていないし、もう一度やれと言われても無理だと思ってしまうほど奇跡的なクリアだった。
ちなみに神が降臨する直前の成績は 209,100点で、21万点に大きな壁が立ちはだかっていて突破口が見つからずに20万点を行ったり来たりしていた。
そして、今日はこれを最後にして寝ようと言いながらの 3回目の挑戦で、何やら神が降臨してきて、今まで必ずコンボが途切れていた 3カ所を綺麗に通過して、気が付けば301,200点なんて点数を叩き出していた。
それまでの最高得点から一気に 4割強を上乗せするなんて奇跡を最高難易度と言われる課題曲でやらかしたのだから、実感が沸かなくても仕方のない話だ。
しかし、そんな奇跡を喜ぶ暇もなく最後の 1曲である「金の聖夜霜雪に朽ちて」への挑戦を始めたのだけど、これが笑ってしまうほど難しくて、挑戦開始から 2日がたった今でも完走するのが精一杯で目標よりワンランク下にある評価STANDARDさえも出せていない。
現在よりも 1つ前の自己ノルマが全課題曲で評価STANDARDを獲得する事としていたので、過去に 1度はクリアしているはずなんだ。
今までの課題曲でも前回のノルマで頑張っていた時の経験が活かされて、自信がなかった課題曲「初音ミクの消失」でも 3回目で完走はできるようになっていた。
それなのに今の課題曲は10回ほど失敗を繰り返した末に、何とか完走ができるようになったといった感じだ。
恐らく難易度をHARDに上げた時は「初音ミクの消失」が最高難易度なのだろうが、難易度NORMALの中で最も難しいのは「金の聖夜霜雪に朽ちて」かも知れない。
何と言っても譜面の多さが凄くて 1曲の間に 500打を求められる上に、延々と連打エリアが続くので息をつく暇もなくて、後半になると疲れから指が思うように動かなくなってきたりする。
さらにリズムを刻むタイミングを示すマークが譜面を叩いた時のエフェクトで隠れてしまう場面も多くて、リズムやタイミングを覚えていないと突破する事のできないエリアなんかも存在する。
難しいからこそ面白いという見方もできなくはないが、心の何処かで睡魔と共に現れる何かの神が救ってくれやしないかと祈ってしまう自分がいたりもする。
正直な事を言えば、この先に難易度HARDなんてのが残っているので、できるだけ早く難易度NORMALを終わらせたいところだ。
動かない 悩み続けた 3時間 ― 2009年08月08日 23時38分20秒
ここ最近は夜中になっても気温が下がってくれず寝苦しい日々が続いていた事もあって、今日は寝溜めするつもりでいたのに、朝 8時頃から金槌を振るう音に起こされてしまった。
最初に目を覚ました時は音に慣れてしまえば、再び眠ることができると思って布団の上にいたのだけど、窓を閉めても耳を塞いでも頭の中にガンガンと響くほどの音量だったために寝惚け眼を擦りながら起きる羽目となってしまった。
折角の眠りを妨害された怒りを胸に秘めながら外を覗いてみると、隣の家で何かの配線工事をしているらしく、金槌を振るっている大工の姿を窓から視認する事ができた。
よもや目と鼻の先で工事が行われているとは思ってもみなかったし、何かと人の良い隣人だと思っていただけに、ショックが怒りを上書きしてしまって何とも言えない脱力感を感じてしまった。
ゾンビのような足取りでロフトを降りたところから始まった土曜日はスタートで嫌な予感を感じたのだけど、午後から友人が誘ってくれたのでROにログインしていたので楽しく過ごすことができた。
夕方になると騒音で起こされた影響が眠気となって襲ってきたため、意床の上で倒れるように 2時間ほど眠ってしまった。
空が暗くなり始めた頃に意識が戻ってきたのだけど、目覚めたというより固い床の上で眠るのに耐えられなくなった感じだったので、ロフトの布団の上へ移動すると数秒で寝入ってしまった。
それから夕飯時を少し過ぎた頃に、姉貴がスキャナを借りに来たのをキッカケに起きるのだけど、遅い昼寝から覚めた後が悪夢のような時間だった。
何があったのかというと、ドライバの更新を何十回も繰り返すしてもスキャナが正常に機能してくれなくて、気が付けば夕飯後から始めて 3時間も奮闘したにも関わらず使用不可という非常に腹立たしい結果に終わってしまった。
動かないスキャナが他人の所有物ではなく、俺が購入した機器だという事実がある種のプライドを大きく傷付けてくれた。
動かない原因は10年も前に購入した機器であり、インストールCDに Windows2000葉のドライバが入っていないほど古いことにありそうだ。
何より接続インターフェースがSCSIなんて骨董品である時点で色々と問題があって、正常に動作しない要因となりそうな事項が多すぎて正直なところ手に負えない状態だった。
しかも、質問掲示板などを漁ってみると同じような症状で悩んでいる記事が幾つも存在するのに、使えるようになったという報告が見つからないという有り様で、逆に諦めが付いたという酷い有り様だった。
機器が壊れているのではなくてOSが対応できていない事が原因となっているので、手持ちの Windows98SEをインストールすれば使えるのだけど、そこまでやって使いたいかと言われると首を傾げてしまう。
最初に目を覚ました時は音に慣れてしまえば、再び眠ることができると思って布団の上にいたのだけど、窓を閉めても耳を塞いでも頭の中にガンガンと響くほどの音量だったために寝惚け眼を擦りながら起きる羽目となってしまった。
折角の眠りを妨害された怒りを胸に秘めながら外を覗いてみると、隣の家で何かの配線工事をしているらしく、金槌を振るっている大工の姿を窓から視認する事ができた。
よもや目と鼻の先で工事が行われているとは思ってもみなかったし、何かと人の良い隣人だと思っていただけに、ショックが怒りを上書きしてしまって何とも言えない脱力感を感じてしまった。
ゾンビのような足取りでロフトを降りたところから始まった土曜日はスタートで嫌な予感を感じたのだけど、午後から友人が誘ってくれたのでROにログインしていたので楽しく過ごすことができた。
夕方になると騒音で起こされた影響が眠気となって襲ってきたため、意床の上で倒れるように 2時間ほど眠ってしまった。
空が暗くなり始めた頃に意識が戻ってきたのだけど、目覚めたというより固い床の上で眠るのに耐えられなくなった感じだったので、ロフトの布団の上へ移動すると数秒で寝入ってしまった。
それから夕飯時を少し過ぎた頃に、姉貴がスキャナを借りに来たのをキッカケに起きるのだけど、遅い昼寝から覚めた後が悪夢のような時間だった。
何があったのかというと、ドライバの更新を何十回も繰り返すしてもスキャナが正常に機能してくれなくて、気が付けば夕飯後から始めて 3時間も奮闘したにも関わらず使用不可という非常に腹立たしい結果に終わってしまった。
動かないスキャナが他人の所有物ではなく、俺が購入した機器だという事実がある種のプライドを大きく傷付けてくれた。
動かない原因は10年も前に購入した機器であり、インストールCDに Windows2000葉のドライバが入っていないほど古いことにありそうだ。
何より接続インターフェースがSCSIなんて骨董品である時点で色々と問題があって、正常に動作しない要因となりそうな事項が多すぎて正直なところ手に負えない状態だった。
しかも、質問掲示板などを漁ってみると同じような症状で悩んでいる記事が幾つも存在するのに、使えるようになったという報告が見つからないという有り様で、逆に諦めが付いたという酷い有り様だった。
機器が壊れているのではなくてOSが対応できていない事が原因となっているので、手持ちの Windows98SEをインストールすれば使えるのだけど、そこまでやって使いたいかと言われると首を傾げてしまう。
恨み言 吐けば吐くほど 不幸かな ― 2009年08月09日 22時18分49秒
昨日は休日だというのにお隣さんが工事をしていた影響で寝溜めができなかっただけでも悔しいのに、夕方前に眠気が襲ってきて晩ご飯の時間まで 3時間にも及ぶ昼寝をしてしまったせいで夜に寝付けなかった。
それこそ寝床に就いた後の方が目が冴えていたような気がするほど寝付きが悪くて、恐らくは深夜 3時近くまで布団の上で起きていたのではなかろうか。
おかげで平日よりも 3時間も多く睡眠時間を確保していたはずなのに、平日と同じような怠さの残る目覚めを休日に味わう羽目となってしまった。
目覚めが悪いだけなら良かったのだけど、深夜に寝付けないで苦労していた影響からか二度寝をした時のような寝疲れた感覚がある上に、疲労が抜けるどころか増大したような気さえする始末だ。
ただ単に休日の午前中に騒音で眠れなかっただけなのだが、元よりプチ不眠症と呼ぶべき体質を持っている人間にとって、予定していた通りに眠れなかった影響は想像以上に大きかった。
よもや 1日の出来事が原因となって、生活リズムが総崩れとなろうとは本人でさえ想像していなかったのだから仕方がないが、やはり休日の朝に工事の予定を入れた隣人を恨む心を捨てることができない。
そんな恨み言ばかり吐いていた言霊が悪影響でもしたのか朝食を食べ終わった辺りから鼻が愚図り始めたり気怠さが強くなったりと、不調の影が大きくなってきた。
今日は特に目立った買い物や用事を入れていなくて、涼しくなった頃に少し本屋へ行きたいと思っていた程度しかスケジュールが組まれていないので、ひとまず様子見を兼ねて午前中は休養することにした。
幸いにして体調不良は風邪といった病気へ発展する事もなく、昼食を食べ終わった頃から快方へと向かってくれたので、日が傾き始める17時頃から出掛ける事にした。
それまでの時間は午前中に引き続いてネットゲームに興じるつもりでいたのだけど、途中で風が出始めて何やら天気が移り変わりそうな気配がしてきたので予定より早めの15時半に家を出た。
自転車を走らせながら肌で風に触れてみると、風は予想通りに湿っぽさを持っていて、上昇気流が発生すれば見事な積乱雲へと成長しそうな雰囲気が感じられた。
できることなら降り出す前に帰ってきた所だったのだけど、予定よりも立ち読みしたい雑誌が多くあったため、第 1回目の夕立が通り過ぎるのを待ってから帰宅する格好となった。
空読みが上手くできたおかげで雨に濡れることなく帰ってこられたのだけど、自室へ入ってみると背筋に冷たい汗が伝い落ちるほどショッキングな光景が目に飛び込んできた。
その瞬間に目にした光景は小さな本棚の上にある部屋で一番大きい窓が全開となっていて、吹き込んだ雨が本棚の天板に水溜まりの如く乗っていて、薄暗くなり始めた空を映し出している様だった。
更に小さな本棚の前にスペースが足りなくて片付けられないコミックが山積みにされていたから、事態を理解した途端に狭い部屋なのにダッシュで駆け寄っていた。
幸いにして埃除けのために掛けてあったカレンダーの紙が撥水性に優れた加工が施されていたおかげで惨事は免れたけれど、一部は新聞紙しか被せていなかったので表紙に少し湿り気を感じられる本が 3冊ほどあった。
もっともコミックの表紙は元より撥水性があるので帯び広告の一部がシワになる程度の被害で済んでいた。
被害こそ大して出なかったから良かったけれど、あの一瞬で 1日分の体力と精神力を使い切ったかのような脱力感を感じていた。
何より、雨が降ると分かっていながら窓を閉め忘れた自分に対する怒りや情けなさといった色々な感情が渦巻いて、本の無事が分かった瞬間はどっと疲れた気分だった。
それこそ寝床に就いた後の方が目が冴えていたような気がするほど寝付きが悪くて、恐らくは深夜 3時近くまで布団の上で起きていたのではなかろうか。
おかげで平日よりも 3時間も多く睡眠時間を確保していたはずなのに、平日と同じような怠さの残る目覚めを休日に味わう羽目となってしまった。
目覚めが悪いだけなら良かったのだけど、深夜に寝付けないで苦労していた影響からか二度寝をした時のような寝疲れた感覚がある上に、疲労が抜けるどころか増大したような気さえする始末だ。
ただ単に休日の午前中に騒音で眠れなかっただけなのだが、元よりプチ不眠症と呼ぶべき体質を持っている人間にとって、予定していた通りに眠れなかった影響は想像以上に大きかった。
よもや 1日の出来事が原因となって、生活リズムが総崩れとなろうとは本人でさえ想像していなかったのだから仕方がないが、やはり休日の朝に工事の予定を入れた隣人を恨む心を捨てることができない。
そんな恨み言ばかり吐いていた言霊が悪影響でもしたのか朝食を食べ終わった辺りから鼻が愚図り始めたり気怠さが強くなったりと、不調の影が大きくなってきた。
今日は特に目立った買い物や用事を入れていなくて、涼しくなった頃に少し本屋へ行きたいと思っていた程度しかスケジュールが組まれていないので、ひとまず様子見を兼ねて午前中は休養することにした。
幸いにして体調不良は風邪といった病気へ発展する事もなく、昼食を食べ終わった頃から快方へと向かってくれたので、日が傾き始める17時頃から出掛ける事にした。
それまでの時間は午前中に引き続いてネットゲームに興じるつもりでいたのだけど、途中で風が出始めて何やら天気が移り変わりそうな気配がしてきたので予定より早めの15時半に家を出た。
自転車を走らせながら肌で風に触れてみると、風は予想通りに湿っぽさを持っていて、上昇気流が発生すれば見事な積乱雲へと成長しそうな雰囲気が感じられた。
できることなら降り出す前に帰ってきた所だったのだけど、予定よりも立ち読みしたい雑誌が多くあったため、第 1回目の夕立が通り過ぎるのを待ってから帰宅する格好となった。
空読みが上手くできたおかげで雨に濡れることなく帰ってこられたのだけど、自室へ入ってみると背筋に冷たい汗が伝い落ちるほどショッキングな光景が目に飛び込んできた。
その瞬間に目にした光景は小さな本棚の上にある部屋で一番大きい窓が全開となっていて、吹き込んだ雨が本棚の天板に水溜まりの如く乗っていて、薄暗くなり始めた空を映し出している様だった。
更に小さな本棚の前にスペースが足りなくて片付けられないコミックが山積みにされていたから、事態を理解した途端に狭い部屋なのにダッシュで駆け寄っていた。
幸いにして埃除けのために掛けてあったカレンダーの紙が撥水性に優れた加工が施されていたおかげで惨事は免れたけれど、一部は新聞紙しか被せていなかったので表紙に少し湿り気を感じられる本が 3冊ほどあった。
もっともコミックの表紙は元より撥水性があるので帯び広告の一部がシワになる程度の被害で済んでいた。
被害こそ大して出なかったから良かったけれど、あの一瞬で 1日分の体力と精神力を使い切ったかのような脱力感を感じていた。
何より、雨が降ると分かっていながら窓を閉め忘れた自分に対する怒りや情けなさといった色々な感情が渦巻いて、本の無事が分かった瞬間はどっと疲れた気分だった。
冠水と 聞いてはしゃいだ その末路 ― 2009年08月10日 20時28分46秒
今日は台風によって押し込まれた雨雲が関東地方まで届いてきて、朝から大粒の雨が降っていたのだけど、風がさほど強くなかった事もあってそれ程に酷い雨量には感じられなかった。
そんな俺の認識をひっくり返すメールが届いたのは早朝 6時58分の事で、G社長から会社周辺の道路が冠水状態となっているのでスーツで出勤するのは控えた方がよいとの警告だった。
俺の自宅は何処へ行くにしても坂を上らなければならない谷底と呼んだ方がしっくりとくる盆地にあるのだが、今までに河川が氾濫したこともなければ道路の冠水や床下浸水といった被害に遭ったこともない。
恐らく自宅から直線距離で100m足らずに小さな川が流れているので、上手く水を逃がすことができている為なのだろう。
それに普段は浅くて幅も狭い川なのだけど、下流へ向かって下り坂となっている上に殆ど曲がっていないので、水が増えると姿が一変して急流のような勢いで水が流れていく。
その豹変ぶりが何とも言えず心を躍らせる魔力を秘めていて、子供の頃に台風が直撃している真っ直中に川の増水を見に出掛けた事が何度もあって、その時の記憶が蘇ったのか道路が冠水という状況を楽しみにしていた。
当然のように最寄り駅へ向かう道中も川沿いの道を走って、増水して勢いを増した川の姿を眺めながら少しテンションを高めに自転車を走らせてきた。
今日の増水量は普段よりも水位が1.5mほど高くなったレベルで、台風が直撃している時に匹敵していたけれど、俺が自宅を出た時は雨の中休みだった上に風が殆ど吹いていなかったためか迫力に欠けていた。
それでも久しぶりに濁流と化した川から目を離すことができなくて、やや前方不注意と自重を促しながら走ってきた。
G社長からメールをもらってから 2時間が経過した頃に会社の最寄り駅へと到着したのだけど、残念ながら大雨はとっくに過ぎ去ってしまって道路の冠水も見る影もなかった。
道路が冠水していたという話が信じられないほど綺麗な路面は見ていると、何やら祭りに出遅れてしまったかのような無念さが感じられて、先ほどまでテンションが無駄に高かった分だけ大きく落ち込んでしまった。
後でG社長の話を聞いたところによると、玄関を開けたら滝のような雨が降っていて道路が川のようになっていたらしい。
話を聞く限りでは単純に排水路の許容範囲を超える雨量のために路面が水浸しになっていただけで、河川が溢れたとか排水路から水が逆流していたという話ではなかったらしい。
後々になって考えてみれば地形的に考えて、水の被害が大きくなるような土地柄でもないし、冷静に考察していれば無駄にガッカリとする事もなかったはずだ。
要するに冠水しているという言葉で興奮した事が諸悪の根元というわけだ。
そんな俺の認識をひっくり返すメールが届いたのは早朝 6時58分の事で、G社長から会社周辺の道路が冠水状態となっているのでスーツで出勤するのは控えた方がよいとの警告だった。
俺の自宅は何処へ行くにしても坂を上らなければならない谷底と呼んだ方がしっくりとくる盆地にあるのだが、今までに河川が氾濫したこともなければ道路の冠水や床下浸水といった被害に遭ったこともない。
恐らく自宅から直線距離で100m足らずに小さな川が流れているので、上手く水を逃がすことができている為なのだろう。
それに普段は浅くて幅も狭い川なのだけど、下流へ向かって下り坂となっている上に殆ど曲がっていないので、水が増えると姿が一変して急流のような勢いで水が流れていく。
その豹変ぶりが何とも言えず心を躍らせる魔力を秘めていて、子供の頃に台風が直撃している真っ直中に川の増水を見に出掛けた事が何度もあって、その時の記憶が蘇ったのか道路が冠水という状況を楽しみにしていた。
当然のように最寄り駅へ向かう道中も川沿いの道を走って、増水して勢いを増した川の姿を眺めながら少しテンションを高めに自転車を走らせてきた。
今日の増水量は普段よりも水位が1.5mほど高くなったレベルで、台風が直撃している時に匹敵していたけれど、俺が自宅を出た時は雨の中休みだった上に風が殆ど吹いていなかったためか迫力に欠けていた。
それでも久しぶりに濁流と化した川から目を離すことができなくて、やや前方不注意と自重を促しながら走ってきた。
G社長からメールをもらってから 2時間が経過した頃に会社の最寄り駅へと到着したのだけど、残念ながら大雨はとっくに過ぎ去ってしまって道路の冠水も見る影もなかった。
道路が冠水していたという話が信じられないほど綺麗な路面は見ていると、何やら祭りに出遅れてしまったかのような無念さが感じられて、先ほどまでテンションが無駄に高かった分だけ大きく落ち込んでしまった。
後でG社長の話を聞いたところによると、玄関を開けたら滝のような雨が降っていて道路が川のようになっていたらしい。
話を聞く限りでは単純に排水路の許容範囲を超える雨量のために路面が水浸しになっていただけで、河川が溢れたとか排水路から水が逆流していたという話ではなかったらしい。
後々になって考えてみれば地形的に考えて、水の被害が大きくなるような土地柄でもないし、冷静に考察していれば無駄にガッカリとする事もなかったはずだ。
要するに冠水しているという言葉で興奮した事が諸悪の根元というわけだ。
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