昨日こそ 厄日と呼ぶに 相応しい2009年05月23日 21時39分20秒

昨日という日を振り返ってみると、正しく厄日と呼ぶに相応しいトラブルだらけの一日で、思い返している側から溜め息が漏れてしまう。

朝一番に睡眠記録を取っているSleepTrackerのユーティリティソフトがデータ不具合を起こしてフリーズしてしまい、その後は起動すらしない状態になってしまった。
昼を過ぎた辺りから風邪の症状が悪化して、意識を保つことすら困難なほどに体調を崩してしまって、殆ど作業ができない状態へ陥ってしまった。
夜は乗換駅で趣味の買い物をした後、自宅の最寄り駅まで戻ってくると鞄に入っているはずの財布を何処にも見当たらず、探し回ったけれど発見できなくて大変な思いをしていた。

特に財布を無くしてしまった件はショックも影響も大きくて、未だに思い出すとストレスから心臓の辺りが締め付けられるような痛みを感じる事がある。
今日になって最寄り駅まで落とし物として届けられていないか確認してきたけれど、昨日の電車で届けられた遺失物の中に俺の物と思しき財布は見付からなかった。
こうなると路上で落とした可能性が濃厚となってくるため警察を届けられる事を祈るしかない。
しかも、親切な人に拾われたとしても俺の所へ連絡が来るまで数日を要するので、暫くは祈るような思いを持ち続ける羽目となりそうだ。

財布を無くしている事を知ったのは最寄り駅を降りた直後で、携帯電話を鞄へ入れようとした時に閉じられているはずのチャックが全開となっていた上に在るはずの財布の感触がなった所で初めて気が付いた。
最後に財布を使ったのは乗換駅で寄り道をして本屋でコミックを数冊購入した辺り時が最後だから、落としたとすると本屋から乗換駅までの路上と電車の中、それと最寄り駅の東口 10mくらいの範囲となる。

財布の入っていた鞄のポケットは全開となっていたけれど、鞄が買い込んだコミックの厚みで膨張しており、普通にしていれば落ちることは無いはずだった。
そのため、最も疑わしいパターンは買い物の後に荷物を整理して鞄へ詰め込んでいる際に財布を入れ忘れてしまって店に置き去りとされている可能性だ。
そのため真っ先に買い物をした店に電話を掛けて、財布を置き忘れていないか確認してもらったのだけど見付からず、念のために自分の目でも確かめようと再び電車へ乗り込んでいた。

もちろん誰が見ても存在しない物を発見する事はできないため、店へ舞い戻った行為はただの無駄足に終わった。
仕方がないので店から駅へ向かう道中にある交番で紛失届けを作ってもらって、駅では乗っていた電車に置き忘れていないかを捜索をしてもらったりした。
電車を待っている時間に財布へ入れていたクレジットカードとキャッシュカードを使用停止にする手続きをしていたので、溜め息を吐く暇を手にしたのは電車へ乗り込んだ後だった。

精神的にも肉体的に疲れ切って電車を降りたのだけど、どのタイミングで財布を落としたのか分からないため、最寄り駅にある交番でも紛失届けを作成してもらった。
何故に 2回も紛失届けを出すのかというと、乗換駅は東京都だけど地元は埼玉県で管轄が跨いでしまうからだ。
基本的にはどちらに届いても財布に入っているキャッシュカードなどから身元を割り出して連絡が来るので結果は同じなのだけど、念のためというか少しでも多くの手を回しておきたい心境からの坑道だ。

何にしても考えられる手をやり尽くして帰宅したのは日付が変わる10分前で、忘れていた空腹を満たしている最中に厄日だった 5月22日が終わりを告げた。