不安とスリルに失敗2009年05月24日 10時37分24秒

昨夜は夜更かしをしてしまったので少し睡眠時間を眺めに設定したのだけど、その予定より更に 1時間ほど長く眠ってしまった。
正確に言うと、一度は目を覚ましたのだけど 1時間もの二度寝をしてしまった結果だ。

二度寝の最中に夢を視ていたのだけど、どうもリアルで不安が多すぎたのか、失敗や不安の多い夢となっていた。


夢の方は同窓生を一堂に集めての宴会を開いている所から始まるのだけど、何故か母親の実家が会場となっていた。
宴会も終わりに近付いたところで、夢の外で不安の 1つとなっていたバーベキュー会場の予約に関する話題が上ってきて、嫌な予感を感じながら予約担当であるToda氏の顔を見てみると「そういえば連絡を忘れてた」とか言い出した。

その場で電話を掛けさせながら、俺は金魚すくいでもやろうとしたのか水を張った大きなたらいを用意し始めた。
零れそうな水を必死に制していると、後ろから会場に使うつもりだった野外バーベキュー場のホームページに載っている予定表が来年に切り替わっているとか、電話が繋がらないなんて言葉が聞こえてきた。
会場の予約は絶望的である事を意味するキーワードに肩を落としてしまって、同時に運んでいた水を盛大に廊下へぶちまけてしまった。

零した水は廊下が水没するほどの量があって、面倒くさいので窓際から外へ押し出してしまおうとしたのだけど、下の階でも別の宴会が行われていたため、仕方なくバスタオルに吸わせて洗面所で流すという行為を何度も繰り返す羽目となる。

そんな惨事を乗り越えた後、何処かのテレビで見たことがある芸人を手作りの木刀を売っている店へと案内している場面へ切り替わった。
店までは迷うことなく辿り着けたのだけど、何故か連れてきた客人が注文していた品は木刀の店だというのに木製の矢で、ツッコミを入れようかと思ったのだけど、財布やバーベキュー場の予約の件で疲れていて気力がなかった。

その代わりに何故か自室に置いてある素振り用の重たい木刀を手に持っていたので軽く振ってみようとしたら予想以上に天井が低くて蛍光灯に思い切りぶつけてしまう。
幸いにして割れたりしなかったのでホッとしたものの、かなりショッキングで心臓にダメージが入っていたし、店内の居心地が悪くなったので店の外へ出ることにした。
その際に入れ違いで入店してきた家族が連れていた小柄な老婆に肩がぶつかってしまう事故がある。

これも大事は無かったのだけど、後から店を出てきた連れがその老婆にコンビニの場所を聞かれたらしく、近くにないかと大声で訪ねられた。
ザッと周りを見渡してみると、青と白の目立つデザインの店先が見えたのでローソンが見える範囲に在りそうだと報告した後で、良く見てみると看板にコインランドリーという文字が見えた。
間違えたと思って振り返ってみると、連れは老婆に報告し終えていた上に俺が間違えを報告しても無視した上に全ての罪を俺に着せるような発言をし始めた。

何となく連れてきた芸人の存在が邪魔に感じ始めたのだけど、向こうも同じ気持ちだったらしく、帰り道で曲がり角へ差し掛かる度に軽い衝突を繰り返した。
もっとも土地勘のない奴が勝手をできるはずもなく、結局は俺の後ろを付いてくるのだけど、男のツンデレなんぞ趣味の対象外なので振り切ってしまおうとか考え始めた。

そんな事を考えていると軽い山道へ入ってしまって、一瞬だけ思案したのだけど、脇を流れる小川を追って斜面を下っていくことにした。
ちなみに斜面は立てるのかどうかも怪しまれる急斜面になっていて、慣れていない人間では足を踏み出す事を躊躇する崖のようだった。
これなら根性なしは追って來れられないだろうと、スーツにも関わらず半ば滑るようにして斜面へと飛び出した。

予想以上に斜面の土が軟らかくて殆ど立つことができず、転がらないようにするのが精一杯の状態で、すぐ脇に小川が削り取った2m程の深さを持つ溝があってスリリングな冒険を楽しめた。
ちなみに連れの方は身の程を知らなかったらしく無謀に俺の後を追ってきて見事に転倒して、転げ落ちるような体勢で俺に次いで斜面を下ってきていた。

斜面を降りきった先は見慣れた川沿いの道で、ここからなら余裕で帰宅できると思った辺りで、目が覚めてしまった。

今日もまた ショックが抜けず 引き籠もり2009年05月24日 21時35分15秒

今日は強い雨が降っていて肌寒く感じられる事もあれば、強い日差しに焼かれて暑いと思う時間もあったりと不安定な天気が続いていた。
その空模様の変化は未だに財布を落としたショックで揺らいでいる俺の精神状態を映しているのようで、何とも言えない居心地の悪さが絶えることのない嫌な感触の休日となってしまった。

財布を落としたのが金曜の夜で、ブログの方でも事の詳細を書いたから方々から励ましの言葉をもらっているのだけど、時間が経つに連れて無くした物の大きさに打ち拉がれている思いが強くなっていく。
立ち直る兆しは依然として見えておらず、ショックの大きさは今朝の夢に影響を及ぼすほどに強く残っている状態だ。
そんな日に気力が沸くはずもなくて、時間が解決してくれる待つかのように自室へ籠もって現実逃避を繰り返していた。

しかし、現実から逃げ続けるのも意外と疲れるもので、昼過ぎ13時半頃から自室を出たいと感じ始めたので、先週の金曜にToda氏が会社へ遊びに来た時に忘れていったコートを届けに行こうかと考えた。
外を見てみれば雨も上がっていたし、雲の合間から微かに日差しと思しき明るさも見て取れたので、チャットで在宅中なのを確認してから身支度を始めた。
空に晴れ間を見てから 5分ほど経ったところで身支度を終えて、玄関を開けてみると何故が大粒の雨が降っていた。
何やら物凄く嫌な気分になったのだけど自室へ引き返すのも馬鹿らしいと感じたし、これはもう雨に降られた事に絡めて財布を落としたショックと愚痴をToda氏に擦り付けてやろうと思って、気重な足を雨の降る路上へと押し出した。

自宅を出てから自転車で 5分も走ればToda氏の自宅へ到着、少しばかり濡れたけれど雨に濡れる事に慣れている人間としては気にするレベルではなかった。
忘れ物をToda氏に渡して、ついでにアニメの話と愚痴を半分くらいずつ混ぜ合わせた雑談に30分ほど付き合ってもらって、少し気持ちが軽くして帰宅する運びとなった。
折角に外へ出てきたので直帰するのも勿体ないと感じて、少しばかり本屋で立ち読みしようと思ったのだけど、残念ながら読む物がなくて店内をグルリと回った程度で店を出てきた。

本屋で潰した時間は僅か10分程度だったのだけど、いつの間にか雲が晴れて焼けるような日差しが降り注いでいて、雨が残していった湿度と合わせって不快指数が跳ね上がっていた。
その不快な空気は顔をしかめてしまうほどで、何やら現実逃避する事にすら疲れて自室を飛び出した事を責められているような気分にさせられる嫌な感触だった。
もちろん不快な風の吹く空の下にいつまで居るつもりは無かったから早々に帰宅したけれど、Toda氏との雑談で晴れた心のもやは再び濃さを取り戻してしまって、何ともやるせない気分になっていた。