足早に 冬が来たりて 風邪を引く2008年11月08日 22時58分25秒

今日という日を振り返ってみると兎にも角にも「寒い」という言葉が着いて離れず、日が傾き始めた頃から風邪と思われる症状が出てくる始末だ。
最も酷かった時間は夕方で頭がボ~っとして意識が保てなくて、コミックを読む事さえも満足に出来ない状態になっていた。
今週は睡眠不足を感じる場面も多いから布団へ潜り込んで 1時間ほど仮眠を取ったのだけど、目覚めはあまり良くなくて休日を損した気分だった。

頭がボ~っとした件については風邪だけじゃなくて、前の冬から残っていた石油でストーブを焚いていたから空気が悪かった可能性も考えられる。
本当は古い石油は使いたくないのだけど、使い切ったつもりだったのにタンクの中に少量だけ残っていたのだから仕方がない。
今週に買ってきた新しい石油と混ぜてしまう事も考えたけれど、それでも古い石油が放つ嫌な匂いが消えなかったら苦痛の時間が長引く事になる。
それはさすがに勘弁なので諦めて悪くなった石油のみで焚いたのだけど、調子が良くない体調には堪えたかも知れない。

それにしても今年は暑くなるのも突然だったけれど、寒くなるのも唐突で体調管理が間に合わない。
今日なんて午前中は元気で風邪を引いたような気配はまるっきり感じて居なかったのに、自室に戻っていたらガクッと来て驚いたくらいだ。
恐らくは雨上がりの冷たい風の中を通院の為に自転車で走り回っている間に体の芯まで凍えてしまったのだろう。
元より今週は全般に体調はあまり良くなかったし、どちらかと言うとぶり返した感じなのかも知れない。

ぶり返したと言えば、今日の通院の帰り道に先週で閉店してしまった馴染みの本屋さんがあった場所を見てきた。
行き付けの本屋を潰してまで開店しようとしている憎きテナントは何処なのか気になって見に行ったわけだ。
残念ながら開店準備さえも始まっていなくて新しい店が何なのかも分からなかったけれど、代わりに先週は無かった閉店のお知らせが張り出されていた。

その中に「創業から40年」という一節を見た瞬間に、馴染みの店が潰れてしまったショックを先週よりも何倍も強く感じた。
俺が実際に利用するようになって10年ほどしか経っていないけど、それよりも遙か以前からやっていたと知ると妙な重みを感じる。
どうやら完全な廃業ではなくて移転する事になるようで、新しい住所が書いてあったけれど店長さんの話では本屋らしい形でないらしい。
ともあれ、長く世話になったし顔馴染みでもあるから挨拶がてらに行ってこようかと思う。