決まりなら 面倒だけど 仕方ない2015年07月01日 23時26分31秒

今日は仕事で馬鹿かと呆れるような状況に出会して、何故に常識的な事を当たり前にやってくれないのかと溜め息が漏れた。
今の作業は客先の技術者が機能面を作成して、俺が実際に活用するシステム面を開発していくスタイルとなっている。
機能の作成も他の協力会社が担当しているようなのだが、必要となる機能の先読みが甘かったり、余計な制約を掛けたせいで不都合が起きたりと、お世辞にも優秀と呼べない。

今日は2週間前から依頼していた拡張が終わったと連絡してきたのだ、こちらにとって厄介な方法で実装してきたので、眉間にしわを寄せながら対応していた。
地味な苦労の末に実装を済ませて、テストへ取り掛かってみると全く動作しなくて、あれやこれやと試してみても動かなかった。
どう考えても行われたはずの拡張が適用されていないと確信して、状況を問い合わせてみれば「開発環境への適用を忘れていた」との回答が帰ってきた。

今の開発環境は日に1~3回もリセットされる変な環境となっており、テストへ取り掛かる際はユーザー作成から始める面倒を被っている。
先方も同様に面倒と感じていたらしく、テストデータを用意するのが面倒だからと本番環境で開発していたらしい。
これは何のために本番と開発を別に用意する理由を根底から崩す所行であり、何をやっているのかと呆れるはかりだった。

テストデータを用意するのも一苦労ではあるけれど、そういう環境なのだから致し方ないと諦めて手間を掛けるのだ本来であり、楽な法へ逃げた挙げ句にミスを犯していては元も子もない。
ましてや、開発環境への適用を忘れたままに完了と通知してくるとかあり得ない。