反対と 叫びながらも 賛成か2015年07月15日 00時48分17秒

今日の昼過ぎに国会で憲法違反と指摘されている安保法案の採決が行われた。
俺としては安保法案の必要性こそ感じるものの、憲法解釈の変更という言葉遊びでの通そうとする姿勢には反対する。
この問題に関しては憲法改正という手段で対応すべきであり、その時々の首相によって変わるようか曖昧な形での定義が許されると思えない。

安保法案そのものの問題もさることながら、本件に関する野党の対応もパフォーマンスとしか思えない動きが目立っていて、騒いで遊びたいだけなら議員バッチを外して余所でやってほしいと呆れさせられた。
審議が100時間を越えているのに強行採決だと騒いだり、審議拒否で話し合いの時を無駄にしたり、採決場にプラカードを持ち込んで掲げてみたり、どれもこれも駄々を捏ねる子供のようだった。
最後には「本法案に賛成する諸君の起立も求めます」と採決の時、騒ぎ立てる勢いのまま起立していて、反対と言いながら賛成の態度を示していた。
そのため安保法案は全会一致での採決となる有様で、日本語も禄に分からない阿呆が国会に掃いて捨てるほどいるのかと呆れるばかりだ。

採決の号令が聞こえなかったのであれば、それは聞く耳を持っていなかった故だろうし、騒いでいた当人が悪かったとしか思えない。
何にしても安保法案は全会一致での可決となったのに、テレビ報道では与党の単独採決としていて、真実を報道する気があるのかと呆れるばかりだ。

採決の云々をさておいたとしても、採決終了後に持ち込んだプラカードを議場へ捨て、そそくさと退場していった野党議員は許されるべきないだろう。
その様はさながら花見のゴミを片付けずに帰って行く迷惑者であり、国民の代表として国会に出ている自覚があるのかと、その資質を疑ってしまう。