空腹も 暑さでさえも 忘れつつ2015年07月20日 23時12分40秒

昨日の夕食時まで休日だと忘れていた影響もあってか、中途半端な時間に目覚めてから二度寝したっきり頭が冴えず、何も考えずにダラダラとゲームを進めていたら何時の間にやら昼過ぎとなっていた。
ギルドメンバーの1人から「喋るな」と言われてからモチベーションの低下していたゲームもやっていて、問題の人物が見当たらなかった事から会話へ参加してみると、急に楽しくなって空腹も無視して話に花を咲かせていた。

ネットゲームを遊ぶ上での仲間や会話がどれほど大切なのか痛感しながら、同じギルドの仲間を毛嫌いする精神に呆れを感じずには居られなかった。
不快感を抱えさせた俺も悪いのだろうけど、聞く耳を持とうとしない相手には何もできないわけで、仕方ないからと身を引いていた状況で過ごしてきたけど、協調性のない人へ譲歩するのが何か間違えている気になった。
俺は「ゲームは楽しませた方が勝ち」という精神でプレイしているので、相手が不快にならないよう身を引いていたのだけど、1人の為に他を犠牲にしていたと気付いたら馬鹿らしくなってきた。
相手に対して何かしようとは思わないけれど、画を殺してまで配慮する筆もないだろうと思い立ったので、状況を見ながら会話へ参加して楽しんでいこうと思った。

そうこうしている間に正午を過ぎて、室温が35度を超えてPCの熱暴走を心配するレベルの暑さとなった事からゲームを中断して、遅めの朝食というか昼食を食べるためにリビングへ行ってきた。
平日と変わらない朝食メニューを食べてきたのだけど、気温が上昇していた事から水分を普段よりも多めに補給すると、飲んだ先から汗になって出てくる状態となったので驚いた。
自室でも据え置きの水筒から水分を取っていたのだけど、それだけでは不十分だったという事なのか何かと考えつつ、自室へ早々に戻って扇風機の風を浴びたくて堪らなくなった。

洗顔するとさっぱりする反面、モノの数分で再びべたつき始める有様となっていて、場合によっては浴室でシャワーを浴びながら過ごしたらよいのではないかとさえ思えた。
最も暑い時間帯となる14時を回った辺りで暑苦しい自室から避難する意味も含めて、何処かへ出掛けてこようかと考えた矢先に遠くから雷鳴が響いてきた。
距離はかなりあるものの10分、20分と着実に接近してきて、出掛けられる状況でなさそうなので、雷雲の通り過ぎた後に出て行こうと考えたのだけど、大きさの割に移動速度が異様なまでに遅いようで何時までも雷鳴が轟いていた。
結局は地元から10kmほど北へ逸れた地域を掠めていったらしく、延々と雷鳴を聞かされた割に殆ど雨が降らないまま静かになっていた。