原発を 停めた先まで 見ているの? ― 2011年05月07日 20時11分08秒
今日に東京都渋谷区で市民グループの呼びかけによって、原子力発電所に不要と主張するデモが行われて、主催者によると1万人の参加者が会ったという報道を耳にした。
その一方で中部電力が所有する浜岡原子力発電所に対して、菅直人首相が原子炉3基の全面停止を要請が出されて、臨時取締役会での協議に入るなど、電力関連での大きな動きが起こっている。
中部電力の幹部が「首相の要請は重い」と発言した事から、一部の報道では「津波対策が完了するまで原子炉を停止する方向で固めている」と言われている。
実際のところは夏場に入ってからの電力需要の見通しや、不足する電力を火力発電で補えるだけの燃料を確保できるかといった調査のため、今日の時点では結論が出されていない。
それでも先走った報道が流された影響で、デモ隊の中に「浜岡原発の停止が確定した」と言った趣旨のプラカードを掲げる人が居たりと、電力に関わる動きとして大きな迷走が始まりそうな雰囲気になりつつある。
今回の騒動も日本政府というか、頭の悪すぎる菅直人首相が事の発端を作っている辺りに失望して、無能であるなら余計な行動と発言を控えてほしいと呆れるばかりだ。
現状で関東地方での計画停電が実施されていない要因は、中部電力から東京電力への電力供給が行われているからであり、中部電力まで電力不足となった場合の影響がどれ程になるのだろうか。
その一点だけを考えても、原子炉を止めるよう要請を出せる状況でないと簡単に想像できるわけで、何を考えて発言しているのか理解に苦しむばかりだ。
計画停電が実施された1ヶ月の間に倒産した企業もあって、失業者を増やすなどの経済に与える大きな影響を見知った上で、この夏に関東地方ばかりか中部地方まで巻き込むとか正気の沙汰と思えない。
中部電力は電力供給先に占める産業の割合が高くなっており、停電となった場合に経済へ与える影響は東京電力よりも大きいと予想される。
何故なら先の計画停電では、東京23区を停電の対象外とする事で経済へ影響を抑えていたが、それは産業で消費する電力を家庭への電力供給を止める事で補った結果なのだ。
つまり、東京電力は家庭へ提供する電力の割合が大きかったからこそ、計画停電の影響が経済への大打撃とならずに済んだのだが、中部電力の場合は家庭への電力をカットしても産業が動ける保証がない。
そう考えると、浜岡原発の停止は中部地方の産業への大打撃となってしまう恐れがあって、あの菅直人首相がそんな危険を理解した上で方々を出したと思えなくて、不安が加速していくばかりだ。
今日のデモに参加した人達へ対しても、原発を止める事で発生するだろう電力不足と、そこから派生する経済への影響を熟考した上で参加しているのか聞いてみたい。
デモへ参加して原発を、延いては電力を不要と唱えたからには、この夏は室温が38度を超えるまで冷房を使わず、設定温度は30度にする程度の節電を行うべきだと思う。
ちなみに、上記の冷房使用に関する規則は、自室に初めて冷房が取り付けられた15年ほど前から現在まで、俺自身が実行し続けている内容であって実行不可能な事ではない。
上記の環境下でも扇風機を活用してやれば、PCを稼働させる事も十分にできる。
原子力の抱えるリスクについては、本来なら50年以上も前に考えているべきであり、今更に騒いだところで遅すぎるのだと考えもしない連中に対して、俺としては呆れる以外に何も言葉も思い浮かばない。
自分達の生活が何に支えられているのかも考えず、今すぐに原発を止めるとか言い出す連中に対しては怒りさえも感じてしまう。
50年前から続いている過ちを僅か数ヶ月で正せるわけがなくて、10年後までに原子力発電所を半分に減らすような長期的な対策でなければ、強引に事を推し進めた悪影響を被る羽目となるのは確実なのだ。
考えることもせずに声を荒げるだけの馬鹿共のせいで、俺にまで被害が及ぶというのは非情に面白くないわけで、少しで良いから自分で考える頭を持ってほしいと願う今日この頃だ。
その一方で中部電力が所有する浜岡原子力発電所に対して、菅直人首相が原子炉3基の全面停止を要請が出されて、臨時取締役会での協議に入るなど、電力関連での大きな動きが起こっている。
中部電力の幹部が「首相の要請は重い」と発言した事から、一部の報道では「津波対策が完了するまで原子炉を停止する方向で固めている」と言われている。
実際のところは夏場に入ってからの電力需要の見通しや、不足する電力を火力発電で補えるだけの燃料を確保できるかといった調査のため、今日の時点では結論が出されていない。
それでも先走った報道が流された影響で、デモ隊の中に「浜岡原発の停止が確定した」と言った趣旨のプラカードを掲げる人が居たりと、電力に関わる動きとして大きな迷走が始まりそうな雰囲気になりつつある。
今回の騒動も日本政府というか、頭の悪すぎる菅直人首相が事の発端を作っている辺りに失望して、無能であるなら余計な行動と発言を控えてほしいと呆れるばかりだ。
現状で関東地方での計画停電が実施されていない要因は、中部電力から東京電力への電力供給が行われているからであり、中部電力まで電力不足となった場合の影響がどれ程になるのだろうか。
その一点だけを考えても、原子炉を止めるよう要請を出せる状況でないと簡単に想像できるわけで、何を考えて発言しているのか理解に苦しむばかりだ。
計画停電が実施された1ヶ月の間に倒産した企業もあって、失業者を増やすなどの経済に与える大きな影響を見知った上で、この夏に関東地方ばかりか中部地方まで巻き込むとか正気の沙汰と思えない。
中部電力は電力供給先に占める産業の割合が高くなっており、停電となった場合に経済へ与える影響は東京電力よりも大きいと予想される。
何故なら先の計画停電では、東京23区を停電の対象外とする事で経済へ影響を抑えていたが、それは産業で消費する電力を家庭への電力供給を止める事で補った結果なのだ。
つまり、東京電力は家庭へ提供する電力の割合が大きかったからこそ、計画停電の影響が経済への大打撃とならずに済んだのだが、中部電力の場合は家庭への電力をカットしても産業が動ける保証がない。
そう考えると、浜岡原発の停止は中部地方の産業への大打撃となってしまう恐れがあって、あの菅直人首相がそんな危険を理解した上で方々を出したと思えなくて、不安が加速していくばかりだ。
今日のデモに参加した人達へ対しても、原発を止める事で発生するだろう電力不足と、そこから派生する経済への影響を熟考した上で参加しているのか聞いてみたい。
デモへ参加して原発を、延いては電力を不要と唱えたからには、この夏は室温が38度を超えるまで冷房を使わず、設定温度は30度にする程度の節電を行うべきだと思う。
ちなみに、上記の冷房使用に関する規則は、自室に初めて冷房が取り付けられた15年ほど前から現在まで、俺自身が実行し続けている内容であって実行不可能な事ではない。
上記の環境下でも扇風機を活用してやれば、PCを稼働させる事も十分にできる。
原子力の抱えるリスクについては、本来なら50年以上も前に考えているべきであり、今更に騒いだところで遅すぎるのだと考えもしない連中に対して、俺としては呆れる以外に何も言葉も思い浮かばない。
自分達の生活が何に支えられているのかも考えず、今すぐに原発を止めるとか言い出す連中に対しては怒りさえも感じてしまう。
50年前から続いている過ちを僅か数ヶ月で正せるわけがなくて、10年後までに原子力発電所を半分に減らすような長期的な対策でなければ、強引に事を推し進めた悪影響を被る羽目となるのは確実なのだ。
考えることもせずに声を荒げるだけの馬鹿共のせいで、俺にまで被害が及ぶというのは非情に面白くないわけで、少しで良いから自分で考える頭を持ってほしいと願う今日この頃だ。
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