通じない メールの意図が 何一つ2011年05月11日 21時19分18秒

今週の頭から俺が作成したシステムに不具合が出ているとの報告があって、合間を見つけて調査をしているのだけど、クライアントからの情報が要領を得ない上に、こちらでは現象が発生しないので進捗は亀よりも遅くなっている。
クライアントから最初の報告があった際に提示されたスクリーンショットには、システムが吐き出したエラーメッセージが載っていて、ソースファイルの何行目を処理している際にエラーが発生したと明記されていた。
エラーメッセージに問題が起こしたファイル名に加えて、不具合を起こした際に処理していた行数まで記載されていたので、すぐに不具合を解消できると考えていた。
しかし、実際にソースファイルを開いてエラーメッセージと照らし合わせてみると、指摘された行数が存在しないなんて意味不明な状況が待ち受けていて、混乱が混乱を呼ぶ悲劇の幕開けとなった。

エラーメッセージが856行しかないファイルに対して、1046行目でエラーが起きたとか意味不明な事を言っているため、実際に現象を起こして状況を見るしかなくて、クライアントに情報提供を求める事になる。
このクライアントが全くメールを読もうとしていない様子で、エラーを起こした際にシステムへ流し込んだ画像の提供を求めると、何故かスクリーンショットをFaxで送ってくる始末だ。
その後も同じ要請を言葉を変えて行っても、最初にもらったのと同じようにエラー画面のスクリーンショットが届いたりと、今日一日を掛けても画像1枚すら入手できない始末には呆れる他にない。

別件で忙しくて対応できないのかも知れないが、4通も同じ要請をしているのにこちらの意志を全く理解する気がないらしく、調査が進まないことよりも話の通じない相手に対する怒りから、全てを投げ出したい気分だった。
問題のシステムはもう3ヶ月ほど前から稼動しており、今まで不具合が出ていなかった事もあって、最近にクライアントが何かしたとしか考えられないだけに、とばっちりを受けている気分でモチベーションが上がるはずもない。