空腹を 堪え続けて 日が暮れた2010年11月12日 23時01分16秒

昨日の帰り支度を始めた頃から急激に悪化を見せた体調は、一晩で治ってくれるはずもなく疲労感と共に朝を迎えてしまって、布団の中で2回目のアラームを聞くなど起床するのに手間取ってしまった。
歩き回っている間は具合が良くなるらしくて、気合いで動き始めてから順調に満ち自宅を進められたため、通常と同じペースで出勤できたまでは良かったと喜んでいた。
食事のペースが間延びしていた状況からも予感がしたのだが、椅子に座っていると気分が悪くなるらしく、出勤してからの時間は頭痛や寒気が入れ替わり立ち替わりに襲ってきて、忙しさと不調の合間で四苦八苦とさせられた。

体調不良に加えて、免疫活動でエネルギーを消費したのか異様な燃費が悪くて、会社へ到着した時点で腹の虫が鳴き出すほどの空腹を感じてしまい、昼食までの時間を指折りに数えながら午前中を過ごしていた。
昼食はいつも通り栄養管理がされた弁当だったのだけど、常日頃から量が足りないと言っていただけに、今日に至っては食後10分で空腹感を覚えてしまい、食後に「飯はまだか?」とコントのような発言を本気で漏らしていた。
空腹感と体調不良で目を回している俺の姿に同情してくれたG社長に、おやつとしてカップラーメンを御馳走してもらったけど、やはり30分と経たずに空腹が再燃してしまっていた。

更なる同情を浴びるわけにも行かないから平静を装いながら過ごしたので、今日は朝から晩まで空腹を感じ続けていた。
会社を出てから趣味の買い物へ向かう途中に、家電のアウトレットを扱う店があったので覗いてみたけれど、掘り出し物を見つけられずに気落ちしながたToda氏との夕食会へ向かった。
存分に空腹感を溜め込んで行きつけの食事処へ入ると、以前に食べて十分すぎる満腹感を味わった特別メニューが出ており、今日のために用意されたような巡り合わせに感動しつつ、迷わずに注文させてもらった。

登場した特別メニュー「サーモンかぶとの柔らか煮」は、食べ切れるのか心配になるほどのボリューム感で、長々と感じ続けた空腹を一掃するのに十分な迫力を持っていた。
Toda氏との談笑を楽しみながら着実に大きな獲物を崩していき、今回も余す所なく食べ切ると食べ過ぎを心配する勢いで満腹となっていた。
そこから食休みと行きたいところだったのだが、すぐ隣の客が煙草を吸い始めてしまったため、満腹の苦しさを感じながら店を出る羽目となってしまった。
空腹を十分に満たせるメニューと出会えた幸運へ対する対価なのかも知れないが、ほんの10分でも休憩する暇が欲しかった。

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