安堵して ゆっくりできる はずなのに2009年08月24日 20時30分20秒

今日は長々と苦戦し続けたASP .Netで組み上げたシステムのデモンストレーションを行う日となっていて、連日の残業に加えて土日の両方で休日出勤というフル稼働の 1週間で苦心の作を疲労してきた。
残念ながらデザインのない Webシステムは見栄えがしないので、今一つ反応が良くなかったけれど大きな問題もなく終了して、ひとまずホッと一息を入れることができた。

大きな山場を乗り越える事ができたこともあって、今日は完全無休で働き続けてきた体を休めるために定時ダッシュをして帰宅するつもりでいた。
しかし、すっかり残業をする事に慣れてしまったらしくて「キリが悪いからここだけやって帰ろう」とか言いながら、気が付けば定時から 1時間30分も遅れて会社を出ていた。
そもそも帰宅の意志を固めたのだってT社員が帰ると宣言したことがキッカケとなっていて自分の意志ではなくて、すっかり残業をする事を当然と思い始めている自分に軽くショックを受けた。


肩に伸し掛かっていた大きな荷が下りたことでホッとしたのは良いのだけど、気が抜け過ぎてしまったらしくブログの記事にするような話が思い浮かばなくて焦っていたりする。
ここ数日は疲労困憊の状態で愚痴しか出てこなくて、苛烈なスケジュール下で見つけた小ネタを流してしまっていたから、今日はそれらを拾い集めて記事にしようとか思っていたのに、モノの見事に忘れてしまって出てこない。
それこそ小ネタが何個あったのかさえも思い出せないほど綺麗に抜け落ちてしまっているから、現状で思い出せる可能性は殆どゼロと考えて間違えないだろう。
願わくば、思い出せない理由は疲労から頭が回らないだけだと良いのだが、先週に関しては小ネタをメモに落とす気力さえもなかったから、明日に思い出せなかったら二度と出てこない気がする。

疲れていようがメモくらい残しておけば良かったと後悔していると、母親の仏前に飾っている花が枯れてしまって 1週間ほど何も置いていない状態となっている事を思い出した。
先週の内から帰りに買っていこうと何度も思ったのだけど、終電なんて単語が聞こえるような時間に花屋が開いているはずもなくて、今日までズルズルと来てしまったわけだ。
今日の帰宅時間でも恐らく閉店準備をしているところに駆け込むのが精一杯で、下手をすれば明日になってしまう可能性があるだけに軽く祈るような想いで最寄り駅へ到着するのを待っていた。

で、普段なら下車駅へ着いても記事が書き上がるまでホームの片隅に居残るのだけど、嫌な予感がして成らないので今日に限っては速攻で改札抜けて行きつけの花屋へと急いだ。
しかし、その苦労の甲斐もなく花屋の証明は完全に落ちてしまって、完全に閉店してしまっていた。
母親が他界してから 1週間も花を切らせたことがなかったから酷い落胆を感じて止まない。

そんな落ち込んだ気分を更に重たくさせる締めっぽく冷たい風が吹いていて、恐らく10分とせず夕立が来そうな雰囲気が立ちこめている。
時間的に猶予は全速力で自転車を飛ばしたとしても自宅へ到着する前に降り出す感じなので、実質的に駅で足止めを食らう格好となっている。
折角に早く帰ってきたというのに花を買うこともできなければ、雨の気配で帰宅を急ぐこともできないなんて悲しすぎる。

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