結論を 用意してから 見た数値・・・2020年07月04日 22時56分38秒

東京都内で新型コロナウィルス感染症の新規感染者が再び100人を超える事態となっていて、緊急事態宣言の解除に伴う行動制限の緩和による影響が1つの数値となって現れてきた。
感染の第二波でないかと不安視する声も上がったと聞くけれど、明らかに第一波の再燃なので大して波及せずに消え去ったらしい。

第一波が再燃している状況を見ていると、緊急事態宣言の解除された直後に週末のワイドショーを賑わしていた何処ぞの知事の顔が思い出される。
正確に言えば、顔を覚えるほどに価値のある人物でないので顔も名前も記憶していないのだけど、緊急事態宣言は無意味で無駄な失策だったと豪語している暴論だけ印象に残っている。
其奴は緊急事態宣言の出された時点で感染拡大のピークを過ぎていたので、経済活動に大きな影響が出る行動自粛の要請を出す必要なかったと主張していた。
しかしながら、その理論は都合の良い結論を導き出すために、電車の乗車率や携帯電話の使用率から追跡した外出者の推移といった指標から目を背けて、緊急事態宣言の出された日付だけで基準点としていた。

要するに緊急事態宣言の1週間前から時差出勤やテレワークが予行演習的に始まっていて、発令された時点で既に外出自粛が実施されている状況にあった。
そうなると実質的に外出自粛の普及した頃合いで感染者数のピークを迎えていている事となり、むしろ緊急事態宣言の効果を立証する情報と見え方が反転する。
そして、今回に感染者数が増加したことでもっと早くに解除しても良かったとの意見も否定された事となり、緊急事態宣言の解除された直後に賑わしていた連中が誰一人として正しくなかったと証明された。

今の報道メディアは夜の街で感染が拡大していると騒いでいるけれど、俺としては感染ルートの判明していない患者が存在している事こそ中止すべきだと考えている。
夜の街における感染源は店員なのか客なのかで話が大きく変わってくるのに、接待を伴う飲食店が警戒すべき対象だと騒いでいて本質を捉えていないように思える。
感染症のリスクを考えずに夜遊びへ興じる質の人達に感染者が多い、という可能性を微塵も考えていない様子に恐怖さえ覚える。

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