考える 頭を持たぬ 愚者の声2018年01月16日 22時26分03秒

先ほどにTwitterを眺めていると、牛乳パックが最近になってキャップ式の紙パックへ切り替わり始めたようなのだが、握力の定価によって開封できないとして老人にとって改悪であると喚いている発言を目撃した。
俺は馬鹿な事を言い出す輩が出たものだと呆れながら眺めていると、共感や賛同の返信ばかりが続いていて、Twitterの性質上に似たような意見が連続しやすいと理解しつつも寒気すら感じた。

老人にとってキャップの開けづらさを否定するつもりはないけれど、そこまで握力が低下しているのなら紙パックの片側を注ぎ口として開けるのか強い疑問を感じる。
それに飲料水ばかりか調味料でさえ液体であればキャップ式の容器に入っている場合が多くて、何故に紙パックだけが非難の対象となっているのか分からない。
それに何よりキャップの開封を補助する器具が発売されていて、百円ショップでも見掛けるほど安価に購入のできるので買ってこれば、様々な場面で重宝するに違いない。
もしも、牛乳パックのキャップだけが特別に開けづらいとしても、一度でも開けてしまえば苦労しないだから、購入時にレジで封切りを頼むだけで解決するのに、文句ばかり並べている様子が不快でならなかった。

何よりも不快だと感じた理由は、キャップ方式への切り替えが老人の事を考えての変更だと考えられるのに、最初が開けづらい事を非難している浅はかさにある。
開けづらさは最初に1回だけのデメリットであるのに対して、キャップ式にする事で冷蔵庫から出す際に落としたとしても、中身をぶちまけずに済むという大きなメリットが存在する。

旧来の紙パックの片側を注ぎ口として開いた場合、口を完全に閉じられないので落下させると中身が吹き出す上に、横倒しでは流出し続けるので早く拾い上げる必要があるが、屈めない老人だった場合は相当量を零す事になる。
拾い上げた後は床掃除が必要となるので、文字通りの一大事となってしまうところがキャップ方式だと零れないため、屈めない老人でも安心して取り扱えるメリットの大草に比べたら、開けづらさなんてデメリットに入らないと思える。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
「このブログはどんな空間でしょう?
 ひらがな4文字でお答え下さい。」

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://crimson-harberd.asablo.jp/blog/2018/01/16/8771023/tb