選択の 余地は端から ありもせず2018年01月14日 22時50分46秒

会社として間借りしているG社長の自宅がリフォーム工事を行う事になり、明日から数ヶ月の仮住まいへの通勤となる。
明日は午前中に通院の予定が入っていたりと慌ただしいので、定期券の切り替えを今日中に済ませておこうと出掛けてきた。

経路の選択肢としては池袋経由で遠回りするルートか、普段に使わない路線で池袋を経由しない最短ルートの2つがある。
池袋経由で行く場合は普段と同じ駅から乗車して、乗り換える路線が変わる程度の違いなので大雑把に変わりなく通勤できるけれど、やはり運賃が高くなる。
池袋を経由しない最短ルートは普段に使わない駅からの乗車となるのだが、この駅の周辺が街灯の少なさから夜盲症の俺としては避けたい事情があったり、駐輪場を確保できるか疑問だったりと不安要素の多さが目立つ、

そのため遠回りなっても池袋経由のルートを選択しようと思っていたのだが、切り替えを申請してみると乗車から降車までJRの路線を1つも使っていないため、Suicaで定期券を発行できずに解約する形式しか取れないとの事だった。
言われてみれば私鉄から私鉄への乗り換えになっていて、JRを使っていない。
不都合の多い最短ルートはJRから私鉄への乗り換えとなるのでSuica定期券が使えて、解約でなくルート変更という形式を取れるとの事なので、悩むまでもなく最短ルートでの通勤する他になかった。

Suica定期券の解約とルート変更では余剰日数分の払い戻しに大きな差額があって、今回だと約1万円の差が生じる計算になると去年に相談した窓口で教えられていた。
リフォームが終わって元の通勤ルートへ戻る際も同様の状況が発生する可能性を考えると、その差額が2万円を超えてきて色々と考えさせる金額となってくる。
Suica定期券を解約した上で私鉄の駅まで移動して、そこで新規に交通系ICカードを契約する必要があったりと面倒も増える上に、この手間も戻す時に再び降りかかってくるので厄介な事この上ない。

というわけで、本当なら避けたかった最短ルートでの通勤を強要される事になって、何とも重苦しい気分での帰宅となってしまった。