保育所が 足りていないか 余るのか2016年03月16日 23時31分23秒

保育所へ入所できない事への憤りを綴ったブログがマスコミの目に留まり、待機児童問題の火種として引き合いに出して論争を誘っている。
ブログの筆者はタイトルだけ独り歩きしている状態となっている状況から、引き合いに出さないでほしいと言っているらしいが、マスコミが折角の火種を手放すはずもなく燃料として活用し続けている。
ブログが更新されている事さえ把握していないコメンテーターも多そうだが、引き合いに出してほしくないとの意向を無視している輩が大半を占めていそうだ。

待機児童に関しても数が足りていないと報道する一方で、場所によっては保育所を維持できないほどに利用者が不足しているとも言っている。
足りないと言いながら余っていると大きく矛盾する2つの話題だけど、ここ最近はセットで取り上げられる事が増えてきた。
恐らくは保育所が足りないと言っている人達は、自宅や仕事場に近いなどの条件から選択肢を絞りすぎた結果として、希望者の殺到する優良物件ばかり狙って自滅していそうな気がする。
親が多少の不便を我慢してくれるだけで、待機児童問題は解決するのではなかろうか。

それに保育所を利用しなくても親元へ預ける選択肢もあり、無意味に独立して首を絞めているように見えて仕方ない。
そういう意味で言うと、そもそも保育所を利用する必要のない人まで入所しているために、数がタリないという状況を生み出していそうな気もしてくる。
問題なのは贅沢ばかり言っている親にありそうだと考えてしまう。