大雨で 上がる水位の 懐かしさ2015年08月17日 23時09分30秒

昨夜から降り出した雨は久しぶりの長雨となったのだが、これまでに降らなかった分が一気に降るかのような大雨となった。
今日は朝から大雨洪水警報が出されていて、無事に出勤できるのかも不安に感じる場面もあったが、雨足の弱まる隙を上手く掴めたので難なく移動できた。

朝から大雨洪水警報が出されていただけの事はあり、自宅近くの川は治水工事の行われた以降で目にした最高水位となっていた。
台風の時でさえ1mも水位の上昇が見られない昨今にあって、今朝は2mを越える増水となっていたので、心なしか懐かしさを感じていた。
治水工事は俺が中学の頃に行われて、それ以前は事ある毎に水位が上昇して、台風であと1mも水嵩が増したら氾濫するだろう状況も見ていた。
そんなわけで今日ほどの推移を見るのは本当に久しぶりのことで、懐かしさを覚えていた次第だ。

災害のリスクを考えれば川が増水しないに超した事はないのだが、大雨の時にその雨量を客観的に観察できる場面がないと、見るテレビ番組のない時間帯に似たつまらなさを感じる。
大雨の雨量は出勤のために移動すると言った場面で否応なしに体感するが、それとは別に何処か他人事として客観視している時の面白さがないのは何か物足りなさがある。
もちろん野次馬根性で無闇に増水した川へ近付こうとは思わないけど、普段に見慣れた風景が豹変する様というのも年に一回くらい見てみたくなる。