この呪縛 何時になったら 解けるのか2015年04月14日 23時52分15秒

疫病神と呼んで嫌っていた実姉が居なくなって久しいのだけど、帰宅する事へ対してストレスを感じる症状が抜けなくて、帰れる状況となのに仕事やゲームへ手が伸びてしまい、会社を出る時刻が遅くなっている。
2月頃までは疫病神の居ない状況に喜んでいたし、新しい生活リズムの調整に試行錯誤していた関係もあって普通に帰れていたけど、仕事で残業するようになった3月頃から帰宅したがらない症状が再発している。

帰宅したがらない症状は疫病神との遭遇・接触を避けていた影響によるもので、5年近い時間を掛けて植え付けられた習慣だから易々と抜けてくれないようだ。
この症状は20時から24時の間に自宅へ到着するタイミングでの帰宅を拒んで発現して、これだけ長い時間帯に拒絶反応が現れている理由は実に単純で、疫病神の帰宅時間が俺への嫌がらせのように変動していたためだ。
最初は20時に帰宅すれば遭遇しないで済んでいたけど、疫病神の帰宅が早まって鉢合わせるようになり、22時に変更したら邪魔者もまた遅くなったりした。

酷い時は疫病神が21時に帰宅して、そのまま日付の変わって深夜1時までリビングへ居座って、俺は帰宅してから歯磨きも入浴もできずに邪魔な存在が消えるのをひたすら待ち続けていた事さえある。
この最も酷い時期を経験してからは帰宅の準備へ取り掛かると心臓が軋むという拒絶反応が起きるようになり、今はそれほど酷くないまでも無意識で帰ろうとする思考を避けているように感じられる。
ここまで来ると呪いのように染み付いた習慣をどうにかして、睡眠時間を十分に確保するよう努めたいのだけど、5年という時間はあまりにも長すぎて簡単に解決しそうもない。