暑すぎて 水道水を 飲む羽目に2011年06月24日 20時32分00秒

今日の猛暑を数台の扇風機で乗り切ってきたけど、室温が30度を越える環境に慣れていないG社長はかなり辛そうで、頭痛がするとか言い出して軽い熱中症を予感させる発言まで聞かれた。
俺にしても暑さに慣れている方と言っても、先週に肌寒さを感じていた所から一変しての猛暑に体が追い付かなくて、持参したペットボトルだけでは足りずに脱水症状を起こしてしまって、数年ぶりに生の水道水を口にしていた。

冷え切った飲み物を口にすると内蔵を凍えて腹の調子が崩れたり、冷たくなった臓器を暖めようと体温が上昇して余計に火照ってくるので、冷蔵庫に飲料水もあると言われても手を出す気になれなかった。
コンビニや自動販売機にしても基本的に冷え切っているし、何よりも暑い日差しの降り注ぐ野外へ出るなんて想像さえしたくなくて、結果として水道水を飲むという選択肢へ至った次第だ。

昔の水道水と言えば塩素などの殺菌成分や、老朽化した水道管から染み出す成分が体調へ悪影響を与えると言われ、沸騰させて湯冷ましにしないと飲めなかった時代が印象に強く残っている。
今は東京の水も美味しくなったと言われるほどに改善されて、生の水道水も普通に飲めるはずなのだけど、子供の頃に植え付けられた印象が根強く残っているため、未だに蛇口の水を何の加工もせず飲む行為に抵抗がある。
時代が変わって生の水道水が危険という認識は古いと理解しているけど、湯冷ましを作ると味が変わる事も確かであって、100度まで熱して起こる変化の正体を想像すると、ためらいもなく水道から水を飲む気にはなれない。

脱水症状を感じている状況に追い詰められて、仕方なく生の水道水を飲んでみたけど、何処が美味しくなったのかと呆れるほど不味かったものの、腹が下るほど劣悪という物でもなかったのでホッとしている。
来週は猛暑から抜けるという嬉しい予報が出ていたけれど、暑さにも慣れておかないと本格的な夏を乗り切れないので、喜んで良いのかどうか微妙な気分だ。