床下と 屋根の検診 立ち会って2011年06月25日 19時41分47秒

今日は耳鼻科の通院日となっており、木曜と金曜にアレルギー性と思われる症状が出てしまった事もあって、場合によっては検査を受ける羽目となるかも知れなかったので、普段よりも早めに家を出るつもりでいた。
問題の症状は今朝の時点では完治した状態となっていて、通院日になると体調が回復して担当医へ見せられないパターンに呆れながら、辛い時間の終結に安堵しながら起床した。

朝食に何を食べようか悩んでいると、ここ最近にスパゲティを食べていない事を思い出して、朝にしては重たいと感じながらも無性に食べたくなったので、暑苦しさ満点の風景を想像しながら大鍋を火に掛けた。
鍋が沸騰する頃までに台所の室温がかなり上昇している気がしたけど、想像していたほどの暑苦しさを感じていなくて、今日が前日に比べて涼しい容器となっている事を実感していた。
沸騰した鍋に吹きこぼれ防止の油とスパゲティーを放り込んで、掻き混ぜるのが面倒なので換気扇を回しながら、湯が勝手に対流するように強火のままで放置しておいた。
本格的な夏が到来すれば、鍋を使ったとしても蕎麦や素麺のような涼しげなメニューとなっていくので、次にスパゲティを食べる機会は秋になるだろうと考えつつ、久しぶりの味を楽しんだ朝食となった。

朝食の準備に時間を掛けてしまい、着替え始める時間が随分と遅れたけれど、十分な余裕を残していたので意気揚々と出掛けようと思った所で、父親が玄関へ応対に出ている様子が物音から伝わってきた。
最初は宅配でも来たのかと思ったのだけど、何か様子が違っていて疑問を抱きながら1階へ降りていくと、見るからに大工と分かる格好の男性が荷物を抱えて上がってくる場面だった。
何語とかなった頭上にクエスチョンマークを浮かべながら、リビングへ向かうと父親の見守る中で台所の床下収納が大口を開けていた。

父親から抽象的な片言の説明を受けながら記憶を掘り起こすと、先週に父親の仕事仲間繋がりで屋根や床下の検診を勧められて、無料との事で断る理由もないからと、見せてみようとか言っていた事を思い出した。
通院があるので父親に任せて出掛けようかと思ったのだが、父親へ教えた既知の問題点が正しく伝わっていなくて、簡単な伝言さえできない人に任せる気が失せたので、時間を心配しながら検診を見守る事にした。

屋根の方は俺の部屋を増築してもらった時に、痛みが見えるので一緒に張り替えないかと言われるも、予算に限りがあるからと断ってから7年が経過しているため、そろそろ寿命と言われても不思議ではなかった。
床下の方も以前に給湯器を交換した時、完全に接着されていない配水管が発見されて、業者から「有り得ない」という発言が飛び出す事件があて、周辺が異様に湿っぽい事から水漏れを起こしていたと推測された。
その後に水漏れを吸って育ったと思われる瑞々しい草が枯れたので、施工ミスは1カ所だけと推測されるも、新築から10年以上も水浸しだったと考えれば、床下が湿気で腐っている可能性は十分に考えられた。

上記のような話を改めて無料検診に訪れた工務店の人に伝えて、床下を念入りに調べてもらったところ、現状は水漏れがしていそうな雰囲気もないけれど、防虫塗料が剥がれてきているとの事だった。
屋根の方は既に見て回った後らしくて、床下と一緒にデジタルカメラにて撮影した映像を見ながら説明を受けて、おおよそに予想通りの状態に新たな出費に対して溜息を漏らしていた。
無料検診の最後に現状で必要な補修費用を見積もってもらって、約100万円が掛かりそうだと言われたけれど、5年のアフターメンテナンスを無料を行うとの事なので、総合的に考えれば安い方に思えた。

壁の塗り替えに関しては三度塗りの見積もりだったけど、全ての段階で使用する塗料の色を変えた上で写真を撮影して、3回の吹き付けを行った事を証明すると言っていたし、業者としては優良な印象を受けた。
さすがに父親も費用を負担すると言っていたので、現状は依頼する方向で話を進めていく予定でいるが、今日の明日で結論を出す必要もないので、焦らずにゆっくりと考えていくように言い聞かせて病院へ行ってきた。