犯人は レンタルルータで 確定だ2011年06月08日 21時06分57秒

無線LANが全く安定しなくて有線LANを引き回すまでしたのに、1ヶ月ほど前からネットワーク環境に再び異常が生じ始めて、原因が掴めず少ない時間で調査を積み重ねて、最近になって不調を招いている犯人を断定できた。
その犯人はauひかりを契約した際に貸し出されたルータであり、具体的な症状としてはDHCP機能に何らかのバグがあるらしくて、2回目以降に限ってIPアドレスを割り振らない障害が発生しており、スリープ状態から復帰した際にネットワークから孤立させられてしまう。

この症状は1回目だけならIPアドレスの取得に成功するため、一見しただけでは正常に動作しているように見えてしまい、まるで巧妙なアリバイ工作を施した上に、時限式で発動するから原因を突き止めるのに酷く苦労した。
最初は通信機器ののキャッシュ情報が原因と思って、1つずつ隔離して様子を見る地道な調査を行ったけど、2回目のIPアドレス取得時という条件が邪魔をして、蜃気楼を追い回しているような気分で何も得られなかった。
そんな意味不明な症状に苦戦している中で、メインPCが壊れるという惨事に悪戦苦闘をしていた時、不安定な状態で何とかインターネットへ復帰させようと苦心している中で、LANカード以外にも問題がありそうだと感じていた。

完全に沈黙したメインPCの後釜としてリユースPCを構築して、一連の騒動で書き換えたルータの設定を戻そうとした際に、奇妙な動作が目に付いて調べていくと、2回目のIPアドレス取得に失敗している事実へ行き着いた。
元のメインPCよりも高性能なリユースPCに続いて、正体不明だった障害の原意を突き止めるという2度目となる怪我の功名に、感動していいのか微妙な気分ではあるけれど、とりあえず何が起きているのかは理解できた。

今後の対応としてはルータを交換してもらう手順が順当なのだが、フレッツ光が料金を値下げした事実に加えて、貸し出されるルータはセキュリティ機能が貧弱なくせに、光回線の仕様で市販品を中心に据えられない問題もあった。
この辺の不満に今回のバグが加わってきたとなると、面倒くさいのでauひかりを解約してフレッツ光へ戻そうかと思っているのだが、2年以内の解約は違約金を取られる契約なので、何とか踏み倒せないかと考えをまとめている。
基本的には貸し出されたルータの不具合で酷く迷惑したことを理由に、違約金の免除を取り付ける算段なのだけど、色々と情報を揃える必要もあるから今週末まで作戦を練る予定だ。