風邪らしいが夢を視た2009年03月17日 06時25分39秒

今朝は布団の中で眠い目を擦りながら目覚めたのだが、どうにも背中に寒気を感じる上に喉が荒れていたりして風邪の初期症状が出ていた。
そんな感じで目覚めの気分は良くなかったのだけど、睡眠リズムは安定していて夢を見るオマケまで付いてきた。

今日の夢は随分と長編で、俺は人間と思えないレベルで泳ぎが得意という設定の人物になっていた。
当然のように水の中を泳いだりする内容の夢だったのだけど、不思議と尿意を催して目を覚ますといったパターンにはならなかった。
恐らくは泳いで遊ぶという話が本筋ではなくて、ふとした切っ掛けで行動を共にする事となった小さな船の一員として奇襲部隊として活躍するのがメインだったためだろう。

乗っていた船は木造の帆船で数名の気の合う仲間と共に戦争へと駆り出されていたのだけど、切った張ったの場面はなくて相手を罠にはめて行動不能にする無血戦闘をしていた。
最もその殆どが知恵を使って罠に落とすのではなく、俺が持つ人間離れした泳ぎを利用して罠に落とす力業だった。

そんな穏やかな戦争(?)を繰り返していたある日、所属する船団から離れて、岩陰の裏を回って敵陣営の脇から奇襲する作戦が行われることになる。
難所だらけの岩陰を順調に進んで岩の切れ目から抜け出せば敵陣営の横っ腹を突けるはずだったのだが、目の前には何もなかった。
敵陣営はもちろん見方の姿も戦闘の痕跡さえも見つけれず仕方がないので近くの島へと行ってみると、自軍が何らかの形で敗北して捕虜になっている事を知る。

自軍の救出へ向かおうとするけれど、敵軍が自分達を捜していて思うように行動できない。
仕方がないので人気の少ない底なし沼を臨む崖の物陰で様子を見つつ、救出作戦を練ることになった。
この時点で行動を共にしていたのは女性 3人、男性 1人に俺を加えた僅か 5人のパーティーだった。

敵軍の捜索隊の目がすぐ近くにまで及んでいたため、崖を少し降りたのだけど戻ろうと足を取られて抜け出せなくなっていた。
その時になって初めて崖さえも底なし沼の一部である事に気が付いたのだけど、時は既に遅くて全く身動きが取れずパーティ全員と抱き合う体勢でジワジワと崖から引きずり下ろされていく。
さすがに駄目かと思った所で運良く崖にできた横穴へ滑り落ちて、底なし沼へ飲まれる機器は脱することに成功した。

しかし、壁さえも底なし沼の一部という事は崖を登る事ができないわけで洞窟の奧に抜け道がなければ捕虜となった見方を助ける事は愚か自分達が生き延びる事さえもできない。
不安がるパーティーを「主人公である俺がいるのだから大丈夫」と御都合主義を肯定する発言で励ましながら洞窟の奧へと進んでいる。

程なくしてすり鉢状の開けた空間にでたのだけど、その形状は先ほどの底なし沼を綺麗にしたような形となっていた。
嫌な予感がすると皆で話していると、巨人になったガリバーを思わせるオタク臭のする小太りな男性が登場した。
大きな声で呼びかけて巨人に救出してもらって、一難を乗り越えたまでは良いのだが、先ほどのすり鉢は水洗トイレの便器という嫌な場所だった。
しかも、異世界と繋がっているトイレという設定で異世界ファンタージを台無しにする設定となっていた。

ひとまず状況を把握したかったのだけどトイレの中という場所を女性陣が酷く嫌がったため、取りあえず外へ連れて行ってもらうことになった。
何故かトイレから出るのに2mほどの通路が通り抜けるという異質な手順を踏んでいると、何時の間にやら小人サイズだった体が普通のサイズに戻っていた。
話を始めようと思ったところで再び女性陣から水着姿が嫌だから服を貸してほしいと言い出したために、再び話の腰を折られる格好となる。

先ほどに助けれてくれた男性のコレクションなのかブルマやジャージといった体操服が提供されたのだけど、女性陣には不評だったのだけど仕方なく着込んでいた。
その後も好き勝手に行動する女性陣に何度も話の腰を折られ続けて、気が付けば室内でホースの水を掛け合うとか訳の分からない状況になって呆れ果ててしまった所で目が覚めた。


今日はやたらと水が多く出てくる夢だったのに不思議と尿意は催さなかった。
トイレまで登場したのにね・・・

泥酔し 記憶をなくす 飲んだくれ2009年03月17日 21時13分42秒

俺の父親は酒の飲み方が上手くなくて泥酔状態に陥ることも珍しくないのだが、酒を飲むと記憶力が著しく低下するため同じ話を何度も繰り返したりする。
この辺はまだ我慢できるのだけど酒を飲んで気が大きくならないと重要な話を切り出せない性分なのに泥酔すると記憶が飛んでしまうタイプというのが許せない。
もちろん酒を飲んでいる人との会話が噛み合うはずもなく、元より話し合いが成り立たないから重要な話をするつもりがないから記憶が飛んでいようと基本的には知ったことではない。

そんなわけで泥酔状態の父親とは関わらないようにしているのだが、日曜は父親が夕飯に得意のカツ丼を作ってくれる事に成っていたのに休日出勤が長引いてしまった。
俺は作り起きでも構わなかったのだが父親としては自慢のカツ丼だから出来立てを食べてほしかったそうで、帰宅時間に合わせて作るから駅へ着いたら連絡するように言われた。
さすがに料理をするために待機しているのだから酒は飲んでいないだろうと想像していたのだけど、駅で電話を掛けてみると泥酔している声が聞こえてきてゾッとした。

トンカツは既に揚げてあるのを知っていたから止めなかったけれど、火を使おうという時まで平気で酒を飲む非常識さに呆れてしまった。
そんな憂いよりも休日出勤で疲れた心で泥酔状態の父親の相手をしなければならない事実が帰り道を気重にしてくれた。
嫌だとは言っても空腹と疲労で道草を食うほどの体力も残っておらず、真っ直ぐに帰宅した。

帰宅してみると見事な泥酔状態の父親がリビングに生えていて、俺が食事をしている間に、今日の肉は何でどういった知り合いから仕入れたのかなどを語り続けていた。
俺はテレビでやっていた宇宙開発の歴史を紹介する番組を見たかったのだけど、父親が構ってくれとうるさくて半分も見ていられなかった。
しかも、父親は話を聞いている間に顔が見えないと気が済まない駄々っ子なので折角の温かいカツ丼が冷めてしまう始末だ。

そんなこんなで面倒な泥酔した父親の相手から解放された 2時間後、後片づけや入浴を済ませて自室へ戻ろうとした時に 2階からドタバタと物音が聞こえてきた。
何かと思ったら寝ているはずの父親が慌てた様子で降りてきて「飯を作らなきゃ」とか言い出した時は痴呆が始まったのかと心配してしまった。
恐らく泥酔して記憶力が低下している影響で自分が俺に 1時間近くも語り続けていた記憶が消えていたらしい。
幸いにして作ってもらった事とか説明したら 1分ほど考えてから「ああ、そういえば一緒にいたんだった」と思い出して布団へ戻っていった。

一応は記憶が消えているわけでないと判明してホッとしたけれど、あれほどの記憶障害を起こすような飲み方を繰り返していた近々に笑い話で済まない日が来るのではないかと不安にもなった。
やはり酒は適量にしなければ、なんてドクターストップを食らっている人間が言っても説得力がないか。