客入りは 悪くないのに 閉店す2009年03月05日 20時43分08秒

先月くらいに地元で帰り道の貴重な光源となっていた店が 2軒も相次いで閉店してしまい、不景気が目に見える形で現れ始めたのだが依然として歯止めが掛からないらしい。
今週に入って、20年近く続いていたはずのクリーニング店とスーパーマーケットが閉店してしまった。

クリーニング店の方は家から近いと言うだけで特別に安かったわけではないから良いのだが、スーパーマーケットの方は随分な打撃となってしまう。
近隣に大型チェーンのスーパーはあるのだけど値段が高めである上に、しっかりと仕入れ調整がされている関係で仕事帰りの遅い時間に行くと生魚が殆ど残っていない。
我が家の夕食は魚が必ず乗るから生魚を買えないというのは非常に不便をしてしまう。

逆に言えば、夜遅くに行っても魚が売れ残っているようだから経営が息詰まってしまったのかも知れない。
俺としては値上げをしてでも踏ん張って欲しかったのだけど、ある日突然に閉店の文字が掲げられてしまって励ましを言う暇さえもなかった。
少し日が経って冷静に考えてみると突然の閉店が何処か夜逃げのような印象があって「多少の値上げ」では済まないほどの経営難だったのではないかと思えてきた。
それに不況の真っ直中で唯一の強みだった安さを捨ててしまってはどのみちに生き残っていけないと判断した可能性を考えられる。

兎にも角にも今週が第二次閉店ブームで在ることは間違えないわけで、この後も何店舗か消えてしまう可能性がある。
個人的に潰れて不便しそうな店から閉店していて、残っている行き着けと言えば外食関係だけだ。
特に金曜と土曜にToda氏と一緒に通っている店が閉店しないかと不安で仕方がない。
俺らが見ている限りでは少しずつ客入りは減るどころか増えているように見えるけど、潰れてしまったスーパーも客入りは良かったのに倒れてしまった。
今のところ行きつけの料理屋は値上げをしていない事から無理をしてやしないかと不安になってしまう。

そんな事を考えていたら自分の財布も厳しいのに、今週は少し高い料理を頼んでしまいそうな気持ちになってしまった。