彼岸すら 迎える前の 初夏の汗2009年03月19日 20時31分05秒

今週は珍しく天気予報が当たって日を追う毎に気温が上昇していって、今日に至っては初夏の陽気となっている。
基本的に暑がりである俺にとっては既に汗ばむ事もある気温となっているため「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉に従って、既に暑いのだから夏を飛ばして秋のように涼しくなってほしいとか言っている。
そうというのも今年が暖冬だった事を考えると夏の暑さが厳しくなる可能性があって、暑がりは今の内から憂鬱な気分となってしまっているわけだ。

子供の頃なら夏休みといった楽しみがあったから良いけれど、社会人となった今では土日すらも満足に休めていない。
そのため夏といえば暑くて苦しい上に、飲料水を購入する費用がかさんで財布の中身から枯れてしまう悲しい季節という負の印象しかない。
それと夏になると大衆を気にする人が多くなるのか香水で悪臭公害を引き起こす連中が増えるのも勘弁して欲しい。

そんな嫌な印象ばかり付きまとう夏という季節へ着々と進んでいる今日この頃、地元の桜並木を見てみたら早咲きの桜が早くも花を開き始めていた。
とはいっても、早咲きは全体の 1割程度で他の桜はつぼみも未成熟な状態が多くて、花見は来週以降になりそうな雰囲気だ。
できる事なら花見と称したサイクリングへ出掛けたいと思う今日この頃だが、このところ体を動かす機会すら作れていないから時間的にも体力的にも心配が尽きない。

心配だからと後ろを向いてしまったら前に進む事ができなくなるから無理をしてでも予定を捻り込みたいと思うのだけど、このところ精神的に弱くなっているから気力が出るかどうか怪しい。
誰か一緒に走ってくれる人でも居たら気合いも入るし無理をしてでも余裕を作る気力も沸くのだろうけど、残念ながら周囲にそういった人は見当たらない。
こうなってくると我が人生の春は何時になったら来るのかと考えてみるけど、それさえも物の数秒で「やっぱり面倒くさいからいいや」と言ってしまう。