タミフルと異常行動2007年03月23日 15時48分03秒

インフルエンザの特効薬と言えばタミフルである。
現在の日本ではインフルエンザと診断されればタミフルが処方されるのが当たり前になっている。

ここ最近になってタミフルを服用した患者がにビルから飛び降りるなどの異常行動で死亡する事件が話題になっている。
この話題が大きくなるにつれて、タミフルと異常行動の因果関係に否定的だった厚生労働省も立場を改め、因果関係を調査すると発表した事態になっている。

俺はニュースを見ていて、タミフルの服用方法を誤ったがために異常行動という副作用が出たのではないかと感じている。
最も分かりやすい例は「タミフルと風邪薬を飲ませて寝かせていたら、急に泣き出してベランダが飛び降りた」と泣きながら語る母親だ。

俺は何故にタミフルと一緒に風邪薬を飲ませたのかが全く理解できない。
インフルエンザに風邪薬と呼ばれる類の薬は効果を出さない。
そもそも必要であれば処方箋の中に熱冷ましが含まれていたはずだ。
それにも関わらず、医者の処方に加えて自己判断で薬を付け足して飲ませたということだ。
それも自分が飲むではなく、自己判断のできない幼い我が子にだ。

他にも調べたら色々と出てくるのではないだろうか?
例えば「1回1錠のところを2錠も飲ませた」とか「化学反応を起こしやすいジュースで飲ませた」といったパターンがありそうだ。

最近の患者は医者を信用していない風潮が見られる。
さらに、薬は飲めば飲むほどに効くと勘違いしている人も多く居る。

こういう流れが日本人に多く見られるのであれば、海外でタミフルによる異常行動の事例が少ない理由も説明できる。
科学的根拠や統計データも取らずに言っているだけだが、可能性は十分に在ると思うがどうだろう?

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