霊園で 駄目な家族を 見掛けたり2013年09月23日 20時53分37秒

昨夜は暑すぎず寒すぎずの丁度良い気温となって、今朝の日差しも弱めだった事から10時までたっぷりと眠っていられた。
ここ最近の寝不足がひどい事になっているため、時間さえ許すなら昼近くまで寝ていたかったのだが、墓参りの予定が入っていたので10時頃に起床する運びとなった。
睡眠を途中で切り上げる格好となりながらも、久々に熟睡できたおかげで随分と体が軽くなった感じもあり、それ故にもっと寝ていられたと後ろ髪を引かれる思いでロフトから下りていった。

12時頃に霊園へ到着すると、昨日に墓掃除へ来た時より更に参拝者が多くて騒がしかった。
その中で歩き始めたばかりの1歳半と思しき妹と、4歳と思われる兄の2人を連れた家族連れが目に付いた。
気になった理由は兄が妹へ意地悪しているのに、周りの大人が叱るどころか面白がるような態度を見せていた事にある。
何よりもダメだと思った事は、悪戯している兄が大人達の反応を喜んでいると勘違いしている風で、何か意地悪する度に顔を見上げては嬉しそうに笑っていた。
妹へ意地悪すると大人達が喜んでくれると認識しているように見えて、近い将来に兄が妹へ大怪我を負わせそうな気がしてならなかった。

こういう勘違いが矯正されないまま成長して、イジメを面白がるような性根の腐った子供へ育っていくのかも知れない。
そう考えると、ここ最近の子供が残忍な事件を起こしてしまうのは、両親や祖父母の甘やかしや過保護が原因になっている気がする。
「三つ子の魂、百まで」という言葉もあるのだから、幼い頃から善悪の区別をしっかりと教えておく必要があるだろう。

そもそもに叱り方さえ間違えなければ、叱ったからといって子供に嫌われる事はないし、むしろ色々と教えてくれる人として懐かれる可能性だってある。
俺自身が子供好きである上に子供から好かれる質だけど、悪い事をすれば叱って泣かせる事もあるのに良く懐かれる。
叱ったとしても悪い事をしたのだと理解して、反省した事をしっかりと認めて慰めてやりさえすれば、最終的な好感度は変わらないか上向いてくる。

子供を叱って嫌われた経験のある人は叱る時に冷静さを失って、大人の対応ができていなかったのだと思う。
そうなると躾も失敗するし、恐怖心だけを植え付ける事になるから嫌われる。
子供も話せば理解するし、理解できるよう話し掛けるのも大人の役目なわけで、そういった事を念頭に置いて叱る事が大切だ。