読むことも 苦痛に思う この漫画・・・2013年09月05日 23時05分49秒

例の障害者をネタにした連載漫画を腹立たしく思いながらも、批評するために苦痛に感じながらも読んでいるのだけど、やはり面白くも何ともなくて苛立ちながら今週分を見てきた。
先週から障害者へ悪戯していたグループのリーダーがターゲットとなり、今週はその状況と被害を訴えても聞き入れてもらえない不条理が描かれていた。
いじめっ子がイジメの対象となる話は珍しくもないし、極端な展開である上に教師の責任放棄が凄まじくて、読者がエンディングまで付いてくると全く思えなくて、時間を無駄にしている気分で読んでいる。

何よりも腹立たしいと感じる部分は、被害に遭っていた障害者の女児が何の反抗もしないだけでなく、新たなイジメのターゲットとなった加害者を助けようとする素振りが見えることだ。
何がしたいのか行動の原理が全く理解できなくて、親切で優しく我慢強い子だと想定しても現実味が持てなくて、外国人の嫌う日本人の曖昧な笑顔を見せられているようで苛立ってくる。
そして、今週号の最後で何も語らないまま転校していって、イジメの中心にいた少年も小学校を卒業した所まで話が飛んでいく。
近々にエンディングを迎えるのだと思うけど、どうにもこうにも感動できる要素が見当たらなくて、読むのをやめてたい気分になってきている。