風邪気味で 重い体を 雨が打つ2011年06月16日 20時11分55秒

今日は風邪を引いてしまったらしくて朝から体調が思わしくなくて、初めこそ鼻が愚図る程度の軽い症状で済んでいたため、気温が低くて寒いのか体調不良で寒気がするのか判別できなかった。
しかし、出社してティッシュを手に取る毎に風邪が悪化していく感じで、昼休みまでのカウントダウンが始まる頃になると、眠気のせいで思考力が錆び付いてくる感じを覚えるまでになんていた。
結局のところ昼過ぎが体調不調のピークとなって、食後の眠気も重なり意識を保てなくて仮眠を取った事が良かったらしく、目の充血や鼻の愚図りこそ取れないまでも、頭の回転だけは回復したので無事に仕事を片付けられた。

風邪を患っている事もあって、夕飯を食べたら早々に帰宅しようと考えていたのに、夜の分の弁当を食べ始めた頃になって大粒の雨が降り出して、T社員から大雨注意報なんて単語が聞こえる始末だ。
食べ終わる頃までに大雨注意報の発令されそうな勢いはなくなったので、小降りになっている隙を突いて切り抜けようと玄関を開けて、体調を気遣って傘を用意しようと思ったが、鞄の中に在るべき物が入っていなくて唖然とした。
前回に使ってから入れ忘れたのかと思ったけれど、今朝の玄関先を記憶の中で振り返ってみても、傘が置き去りにされているような光景に全く覚えがなく、小首を傾げたい気分になった瞬間に閃いた。

先週末にブレーキの壊れた自転車を雨に打たれながら走らせた土曜日、使うつもりがなくても最悪の場合に備えようと、鞄からリュックへと折りたたみ傘を移した覚えがあり、そのまま元へ戻していない事実に突き当たった。
しかも、リュックへ移す際に戻し忘れを心配していた覚えがあるし、あの日は帰宅した時点で体力が使い果たしていたから、折りたたみ傘を元へ戻すなんて作業を思い出す余地は残されていなかった。
何より心配していた状況を回避した時の安堵感は一生に強いはずで、不安だけ覚えているという事は間違えなく忘れていたと考えて間違えない。

傘がない状況を理解したところで空を見上げると、鞄を漁っている間に雨足が更に弱まったらしくて、風邪を引いていなければ躊躇なく飛び出す程度の雨量となっていた。
どうしようかと考えたけれど、迷っている間に雨足が強まっても嫌なので、何も考えずに雨の中へ飛び出してきた。
さて、これで風邪が悪化しなければ良いのだけど、どうなることやら・・・

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