意図せずに 体を張って ネタ集め2010年12月10日 22時16分50秒

今週中に区切りをつけたいと思っていた案件があったのだけど、作業量の多さのみならず細々とした仕掛けに手間取ってしまい、予定の半分も終わらないまま週末を迎えてしまった。

今日は上記の話をブログの記事にしようと考えていたのだが、月曜と同じように文章が上手く書けない状態へ陥ってしまって、ブログを更新するタイミングにも関わらず、手元に白紙しか残っていなかった。
仕方がないのでToda氏との夕食会が終わった後に、自宅でゆっくりと記事を作ろうと頭を切り換えつつも、信号待ちの間を他のネタも用意しておこうと、記憶を掘り返しながら自転車を走らせていた。

帰り道に信号待ちで渋滞している車列に路肩へ寄りすぎな車が居て、擦り抜けられるか微妙だと心配しながら前進していくと、ちょうど縁石が途切れて歩道へ回避するルートを発見した。
これで先へ進めると喜びながら更に進んでいき、縁石が途切れた所でハンドルを左へ切ろうとした時、赤信号が続いていて車が動く余地がないはずなのに、寄りすぎで邪魔だった車が左折を開始したから驚いた。

驚くと同時に思考回路がフル回転を始めたけれど、左を縁石に、右は車体によって塞がれた状態であり、自転車の前輪も既に車体の中程まで進んでいるので、減速すら諦めざる終えないという結論しか出なかった。
ブレーキを掛けて減速するよりハンドルを強く握り締めて、衝撃へ備える方が得策という状態で回避行動を放棄すると共に、接触面が広くなるよう足掻くことしかできなかった。

接触は意外とソフトだったのだが、車体と縁石でV字が作られた地点に滑り込んだ所で態勢が崩れ、自転車を捨てないと危険だと感じていたのに、足が車体に挟まれて自由を奪われてしまっていた。
衝突を覚悟した瞬間に続いて、自転車との共倒れという2度目の戦慄を感じた直後、前のめりに倒れ込みながら派手に転倒して、アスファルトへ左膝を打ち付けてしまった。
立つだけでも気合いが必要な状態までダメージを負っていたため、当て逃げをされたら自力で捕まえる事は難しいと焦っていると、運転手が素直に出てきてくれたのでホッとした。

ひとまず警察とか呼ぶと面倒な事になるので、目の前が薬局だった事から湿布を買ってこさせて、連絡先を聴取しただけで帰らせたけれど、そこからToda氏と待ち合わせ場所まで辿り着くまでが長かった。
遅刻する旨はメールをしていたので問題ないとしても、満足に力の入らない膝でペダルを踏み込む作業が辛くて、上り坂など呻きを漏らしながらの強行軍となっていた。

月曜に記事が書けなかった時もそうだったが、意図せず体を張ってネタを作っている状況は、喜ぶべきか悲しむべきか悩ましく思う今日この頃だ。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
「このブログはどんな空間でしょう?
 ひらがな4文字でお答え下さい。」

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://crimson-harberd.asablo.jp/blog/2010/12/10/5571675/tb