地デジ化の 調整できて ホッとする2010年12月23日 19時38分06秒

自宅の地デジ対応の一環として、最新の機種へ買い換える所から始めた無線LAN環境の整備は、週末を丸ごと潰されるほど苦労したのに、未だに目標とする性能が発揮されていない。
そんな悩みの種に今日の休みを利用して決着を付けようと、朝から無線LANルータの設置場所を変えてみたり、アンテナの角度を変えてみたりと頑張って調整を重ねていた。

昨日にG社長から授かったアドバイスも実行してみるも成果は上がらず、どうやら通信速度が上がらない原因は設定上の問題だけでなく、単純に電波が届いていない可能性が出てきた。
PSPでワイヤレス設定の接続テストを実行すると、電波強度をリアルタイムで確認できる事を思い出したので、試しに電波状況を確認しながら自室からリビングへと移動してみた。

すると、自室を出た時点で90%になり、階段の中程まで下ると80%まで低下してしまい、リビングと隣接する1階の和室へ入る頃には50%、リビングへ行くと37%まで電波が弱くなっていた。
間取りからすると和室は自室のほぼ真下に当たるのにも関わらず、電波強度が50%まで下がっている状況から察するに、電波の通過しにくい建材が1階と2階の間に使われているのだろう。
しかも、リビングに至ってはワイヤレスを切断して、再接続を試みると失敗する有様にあり、伝送速度が上がらない原因は電波状況の悪さにあると推測された。

そんなわけで冒頭で述べたように無線ルータの配置を変えてみたり、電波の指向性を変えられる付属のアンテナを色々な角度へしたりと、電場状況が少しでも良くなるように調整を繰り返していた。
リビングに関してどんなに頑張っても、電波強度が40%までしか上がってくれないので、隣の和室から長いLANケーブルを延ばしてくる手段を思い付いた。
しかも、和室のエアコン用コンセントがリビングの反対側、無線ルータに近い場所に設置されていた上に、天井に近いという好条件が重なってくれたので、苦労を重ねて平均55%の電波強度が確保できた。

それなりの電波強度を確保できると、予定していた通りの性能が発揮されるようになり、自室に置かれたブルーレイレコーダーで録画した映像を無線を通じて、リビングに設置されたテレビで鑑賞できるようになった。
元々は自分のために用意した機能ではないのだが、幾つもの苦労を重ねて実装できただけに、安堵と共に小さな感動を覚えていた。

電波強度を安定させる布陣の調整に成功してから、和室の無線子機から液晶テレビまで、6mほどのLANケーブルが必要だったのだが、手持ちになかったので買いへ出掛ける事にした。
LANケーブルなら何処でも購入できたのだけど、エコポイントの申請もしていなかった事も思い出したので、物はついでだと遠出をしてくることにした。

エコポイントの申請はビックカメラで代行を頼むつもりだったので、たかだかLANケーブルの購入のために、電車へ乗って池袋まで足を伸ばすという大仰な格好となってしまった。
ビックカメラでのエコポイント代行を頼もうと思った理由は、LED電球など対象製品との交換を申請すると、500ポイントが1千円の価値に換算され、商品券と交換するよりも得をする仕組みだったためだ。
しかも、エコポイントを申請しても商品が届くまでに2ヶ月も待たされるのに、ビックカメラでLED電球との交換する場合は会計の割引となる仕組みのため、申請書を書いた当日に持ち帰ってこられる。

もちろん対象製品がLED電球やエネループと狭い範囲にあるため、全てのエコポイントを使い切る事は難しいし、基本が1千円単位なので端数の支払いが発生したりもする。
それでも当日に持ち帰ってこられるメリットは大きいのだが、申請窓口が混雑していたため、受付まで1時間ほど待たされてしまった。