眠いなら 表に出るな 恥曝し2009年02月17日 21時11分51秒

昨日の朝に出勤の準備をしている時、久しぶりに呆れて物が言えないと思ってしまうニュースが聞こえてきた。
そのニュースはG7の会議が終わった後の記者会見で中川財務相が居眠りをしていて、その様子が世界中のメディアの前に晒されたという内容だ。
当然のように日本の面汚しとして非難囂々、与党の内外を問わず辞任を求める声が挙がっているのだが今朝の時点では続けるつもりだそうだ。

あれだけの醜態を晒しておきながら平然と国会議員バッチを着けて、メディアの前に顔を出している事が既に信じられない。
俺だったら恥ずかしくて表を歩けなくなると思うのだが、政治家というのは恥という言葉をよりも利権への執着の方が強い生き物なのだろうか。
何にしても世界中のカメラの前で居眠りをするような奴を日本の代表として立てるつもりは毛頭ないので即座に辞めてもらいたい。

そんな意見が大半を占める中で当の中川財務相は「まだやるべき事があるから辞められない」と湖面としていた。
世界のメディアの前で泥酔して居眠りをする道化を演じた後だから、今度は G24だかの会議場で裸踊りでもして世界のご機嫌取りでもするつもりだろうか。
そんなことをしても世界経済は良くならないから早々に諦めて過去の人となってもらいたい。

誰の目にも明らかに泥酔しているのに、流行く風邪を治そうと思って処方箋の 2倍量の風邪薬を飲んだのが良くなかったとか下らない嘘を言っているのが見苦しい事この上ない。
もしも本当に風邪薬が原因だったとしても 2倍の薬を飲めば治りが早くなるとか信じているような非常識な奴に不景気で喘いでいる経済を預けられるもんじゃない。
更に言えば、眠くなりにくい成分の風邪薬は市販品でもあるし、きちんと医者に診察してもらっていたのなら処方を工夫してもらう事はできたはずだ。
となれば、やはりG7という大きな仕事を前に体調管理の一つもできない駄目な奴ということになり、嘘を信じたとしても「任せられない」という結論に辿り着いてしまう。

もっとも今回の場合は中川財務相が酒好きである事は周知の事実で、一緒に酒を飲んだ経験があるという父親は「あいつが俺と同じ酒飲みだから、目の前にある酒に手を出さないわけがない」と断言していた。
他の政治家でさえも釈明の弁で出た「口に含んだが飲んではいない」という言葉を信じる者は居なかった。
というか、口に含んだ時点で飲まずにどうしたのか是非とも教えてほしい。
飲まないという事は吐き出したという事になるのだが、何処へ出したのかとか考えていくと酷いマナー違反縄家で、やっぱり恥曝しというビジョンが見えてくる。

今回の事件で最も分からない事は麻生総理大臣が中川財務相を罷免しないことだ。
ついでだから、国会の審議中に居眠りをしている年寄りと一緒に政治家を首にしてみてはどうだろうか、と思う今日この頃だ。