氷点下 春物コートで 今日も行く: 【まったり空間】

昨夜は帰宅時点での気温が氷点下３度と冷え込んでいて、手袋を着けていても指先が悴んでくる寒さに堪えながらの帰り道となった。
自宅前の坂を下ると冷気が溜まっていたり風が強まったりして、体感温度の下がる場合が殆どなので手前のスーパーへ立ち寄った。
暖を取るためだけに寄ったわけでなく、寒いので夕食のうどんを少し豪華にするための具材を調達する目的もあり、閉店近くの割に天ぷらが幾つか残っていたので購入した。

買い物の間に体の芯へ溜まっていた寒さも溶けてくれたので、予想通りに２段ほど厳しさの増した寒さにも堪えられた。
堪えられこそしたけれど、僅かな距離で温まった体に凍えた時に現れる痛みが出始めて、ここまで冷え込むのも珍しいと感心さえ覚えた。
そういえば、スーパーを入店する時に入れ違いで出ていった女性が「やばい、無理。埼玉、寒すぎる」と呟いていて、滅多にない寒い日に来訪するとは間の悪い人だと哀れんだものだ。

そんな寒かった昨日から引き続いて今日も寒さの厳しい帰り道になるのだが、会社で夕食の配達弁当を食べているので寄り道の理由がない。
そもそもに閉店時間を過ぎるので一気に自宅まで走る他にないのだが、電車に揺られている時点での地元は０度と昨日より３度も暖かいのだが、ここまで寒いと気温差なと誤差にしかならない。
風の有無がよほど大きく影響してくるのだけど、スマフォに風速の情報が載っていないので電車を降りてのお楽しみとなる。

寒いという話をしているのだけど、俺は汗っかきなので春物で薄手のコートしか持っていなくて、こういう寒い日も体を動かして熱を出しながら突っ切ることしか知らない。
長野で初日の出を見るのに１０分ほど歩いていた時も似たような格好だったし、あの時に比べたら何とでもなるはずだ。