【まったり空間】

最近はテレビや新聞よりもネット上に流れるニュースの方が早くて、様々なコメントが寄せられやすい環境もあってＳＮＳの報道を重視する人が増えてきた。
ネット上の報道や意見は競争相手の多さもあって速度を重視する傾向があり、誤りや偏見も多くて見る側が考えて読まないと嘘を刷り込まれる危険性がある。
しかしながら、疑いもせず鵜呑みにする人が多いという現実に加えて、嘘の情報を信じ込ませようとする悪質な記事まである。

そもそもニュースに限らずネット上の話題は無責任に発信されている事が多くて、本来なら疑って掛かるところから始めるべきだという事を忘れているように感じられる。
ニュースに関してはテレビや新聞による本格的な報道が格の違いを見せつけてほしいのだが、どうにも程度の低さを揃えている節があって呆れてしまう。
新聞やテレビの信用が失墜した原因を視聴者や読者に押し付けているけれど、品質の低さが同じなら早い上に無料の情報源へ流れていくのは当然の事だろう。
要するに格の違いを示せないレベルの低さを自覚する事さえできないのなら見離されて、さらにその先に未来など無い。

朝の８時からやっているテレビ報道は特に酷くて、犯罪に荷担していると言っても過言でない内容も見受けられて、明日にでも制作者を刑事告発しても良いとさえ思える。
質の低さはネットもテレビも大差なくて、新聞は金を払うほどの魅力を感じられないので見てすらいない。