善し悪しが ハッキリ見える 面白さ2010年07月11日 20時19分06秒

今日は姉貴が出掛けると父親から聞いていたので、疫病神が居なくなったら先週に購入してきたウォシュレットの設置作業を始めるつもりでいた。
残念ながら何時に出掛けていくのかまで分かっていない、というか宣言した通りの時刻に出て行く可能性が殆どないため、腹立たしい事この上ないが邪魔者の気分に任せなスケジュールとなっていた。
俺が昼飯と兼用で遅めの朝食を食べている頃になって、姉貴が入浴などの出掛ける準備を始めたので、昼過ぎから邪魔者が消えて作業に取り掛かれるかと思ったのだが、待てど暮らせど家を出て行く気配がしない。
結局は待つことに飽きてしまったので、暇潰しに選挙の投票へ出掛けてみたり、本屋で立ち読みをしたりと時間を潰して回ってきた。

選挙の方はどの候補者も代わり映えのしない演説ばかりで、何の魅力を感じられなかったので、仕方なく適当に写真を眺めて顔などの雰囲気だけを頼りに投票するつもりだった。
しかし、投票所へ行ってみると掲示してあるはずの候補者の一覧が見当たらなくて、駅前まで見に行こうかとも考えたのだけど面倒くさかったので、殆ど勘だけで投票してきてしまった。
一応は聞き覚えのある名前を中心にしたけど、税金ゼロとか馬鹿げた事を言っていた政党には間違っても票が行かないように注意しておいた。

投票を終えてから立ち読みをしたりして、合計で2時間ほど時間を潰してから帰宅すると、ようやっと疫病神が居なくなっていたので、早速にウォシュレットの交換作業をスタートさせた。
先週に1階のトイレで同様の作業を行っていたので、色々と注意すべき点が分かっているだけあって、ゴムパッキンを挟み忘れるとか二度手間が発生する事もなく、順調に作業が進んでくれた。
実のところ古いウォシュレットを取り外す所で、外し方が分からず混乱したりといったトラブルがあったのだけど、元より廃棄する予定だったので少し強引に引っ剥がしてしまった。

ウォシュレットの交換作業は順調に進んだのだけど、古いウォシュレットを不燃ゴミとして出すための分解作業で随分と時間を食ってしまった。
1階のウォシュレットが6年で壊れたのに対して、本日の交換対象となったウォシュレットは10年近く使っているのに不調すらなくて、その差が何処にあるかは興味を持ったのだが、解体してみると一目瞭然だった。
まず壊れた方のウォシュレットの制御基板は貯水タンクの近くに配置されていたのに対して、壊れなかった方は水や熱源といった電子機器の天敵から離れた操作パネルの下に電子部品が配置されていた。
しかも、万が一に水漏れが発生しても制御基板へ浸水する事がないよう配慮されていた上で、防水加工も施してある念の入りようには素直な気持ちで感心する事ができた。

制御基板の構造を見てみると、ウォシュレットという単純な機能から想像できないほど規模が大きくて、手の平サイズのヒートシンクを積んでいたりと、小型仕様のマザーボードに見えるほど豪勢な作りとなっていた。
そんな豪勢な作りと防水対策の配置のため、構造の方も色々と複雑な事になっていて、本当に分解するのに骨が折れる思いをしていた。
構造上の問題も去ることながら製造から10年近く経過しているため、脆くなっているネジが幾つかあって、ドライバーの選択を間違えると回せなくなりそうで、やたらと慎重な作業を要求された。
実際のところ回せなかったネジは1本だけだったので、何とか解体する事ができたけれど、先週に分解した安物のウォシュレットに比べて倍以上も時間が掛かった気がする。

作業に手間取りこそしたけれど、疫病神が家に居なかったおかげで、作業中に怪我をする事もなく、充実した気分で作業を終える事ができてホッとしている。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
「このブログはどんな空間でしょう?
 ひらがな4文字でお答え下さい。」

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://crimson-harberd.asablo.jp/blog/2010/07/11/5212742/tb