悪夢から 覚めた直後に ドタバタと2010年07月10日 21時31分56秒

今日は数ヶ月ぶりに通院の予定がない土曜日を迎えて、最近の寝不足を解消するために昼近くまで寝ている事もできると、布団の上にゴロゴロと居座り続けていた。
しかし、久しぶりにゆっくりと寝ていられる休日だというのに、夢見が酷く悪かった影響で十分な睡眠を取ったにも関わらず、胃に穴が開いてしまいそうな苛立ちと疲労感から目を覚ましてしまった。

夢を見た時は良いネタになるとブログの記事とする事が多いのだけど、現実に起こり得そうな中途半端なリアリティのある悪夢だったため、思い出すだけでも気分が悪くなりそうだったので却下した。
簡単に説明してしまえば、史上最凶のストレス源として嫌っている姉貴が登場して、俺の日常に踏み込んできて生活を破壊するような身勝手を繰り広げて、それに対して怒り狂っているという内容だったわけだ。
正直なところ現実として大差が感じられないばかりか、その話が正夢となっても不思議でなかった事もあって、布団から体を起こしてから悪夢を見ていたのだと理解するまで数分の時間を要した。

悪夢を見てしまった倦怠感と折角の睡眠を台無しにされた事への復讐心から、寝直そうと考えている頭の片隅に何か引っ掛かる物があって、何かを忘れているような気がしてきた。
その忘れている何かを思い出そうとする意思よりも、悪夢によって削り取られた体力を回復したい欲望の方が強くて、布団へ倒れ込んでしまおうと思い始めた時に耳が誰かの声を捉えた。
微かに聞こえた声は聞き覚えがない色をしてたのだけど、聞き慣れた単語を発していたから不思議と頭に入っているのだが、寝惚けた頭は知っているはずの単語を捉えてくれなかった。

何かを忘れている予感と聞き覚えのある単語が頭の中で結び付いて、先週の日曜に購入した2台のウォシュレットトイレの内で、郵送にした1台が土曜の午前に到着する手筈となっていた記憶を呼び起こしてきた。
記憶が呼び起こされてた直後から一気に眠気が吹っ飛んでいって、慌ててロフトを降りていくと1階のリビングでインターホンの呼び鈴が鳴っている事が聞こえてきた。
そして、足下の床を伝って玄関先で諦めモードが入るつつある配達員の声が聞こえてきて、再配達となったら面倒だと慌てながら、自室の窓から「今、行きます」と声を掛けながらクローゼットから半袖を引っ張り出した。
普段なら玄関まで飛んでいくのだけど、寝起きの生理現象で上着を羽織らないと人前に出られない状態になっていたため、少々の時間稼ぎのために珍しく窓から叫ぶという行動を起こしていた。

無事に2階のトイレへ設置する予定のウォシュレットを受け取ったのだけど、悪夢を見た挙げ句に寝起きでドタバタと走り回った影響から酷い疲労感に苛まれてしまい、すぐに作業を始める気分ではなかった。
まして、夢にまで出てきた疫病神と呼んで嫌っている姉貴が在宅している事情もあって、行動を起こすまで随分と時間が必要だった。
昼食を食べ終わった頃になって、ようやっと作業を始める気分となったのだけど、明日は疫病神が出掛けていないという情報が舞い込んだため、今日は1階のトイレで見られる水漏れを修繕だけを行う事にした。

水漏れを起こしている箇所が給止栓だったので、再び水道の元栓を閉めての作業となったのだけど、水漏れの原因はゴミパッキンがよじれていただけと単純だったため、水が止まっていた時間は数分で済んだ。
恐らくは先週の日曜に色々と焦りながら作業をしていた影響で、ゴミパッキンが綺麗に入っている事を確認していなかったか、位置を整えようと強引に回していた時にずれてしまったのだろう。
ひとまずゴムパッキンを増やすとか厄介な事にならず、サクッと終わってくれた時は心の底からホッとしていた。

ついでに長さが足りずに強引な処置をした影響で、見栄えが悪くなっていた配管も十分な長さのある替えを購入してきたので、綺麗に整える事ができた。
トイレタンクの中身も念のために見直しておいたし、何の心残りもなく仕上がって水漏れも完全に解消されたので、無事に1階のトイレの修繕が完了となった。
2階のトイレは1階ほどの大事になりそうもないし、何より作業内容も理解したので順当に作業が進むはずだ。
何より先週の日曜と違って疫病神が居ないはずだし、今朝の悪夢で地獄も見ているから運気もさほど悪くない見込みだから、きっと気分良く仕事を終えられると信じている。

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