平日:首以外は良好?2008年10月27日 06時48分45秒

昨夜は凝りが酷くて痛み出した首に湿布を貼って、寝ている間に剥がれてしまわないよう包帯を巻いて寝た。
そのおかげで随分と首の痛みは引いたが、残念ながら完治と呼べないけれど機能を基準に考えれば随分とマシだ。

加えて、今日は良く眠れたから全般に良好な朝と言えるかな。

暗闇に 紛れて素振り 怪しすぎ2008年10月27日 20時17分58秒

今日は日が暮れ始めた17時頃から大粒の雨粒が落ち始めて10分としない内に土砂降りの雨となってしまった。
このままでは帰るに帰れないのではないかと不安だったのだが、雷が聞こえ始めた頃がピークだったらしく定時には雨は上がっていた。

夕立が通り過ぎた後はグッと気温が下がって上着を羽織っていないと肌寒いとさえ感じるほどになっている。
暑がりだから涼しくなってくれた事は嬉しいが、この冷気が流れ込んできた影響で夕立が降ってきたのだと思うと素直に喜べない気分だ。
しかし、傘を使わずに帰ることができているのだから良しとしようか。

そんな事を考えながらの帰り道、聞き慣れない音が耳に入ってきた瞬間に頭のスイッチが切り替わった。
もう一度同じ音が聞こえたところで重心が先端に集中している長い物を振っている音であると認識できた。
上下に大きな円を描くような振り方をしている事から考えて、ゴルフの素振りをしているのだと推測できた。

ここまで分かったのは良いけれど、すっかり日の暮れてしまっていたからゴルフの練習をしている人を視認する事はできなかった。
それどころか与えられた情報と言えば、ゴルフクラブを振っている人が近くにいるらしいとの状況推察のみだ。
十中八九は問題なく通過できると分かっていたのだが体の奥底に眠り野生が反応してしまったらしく、気が付けば脳内は完全な戦闘モードで回っていた。

最初に相手の持っているゴルフクラブについて、風切り音から察するにドライバーのようなヘッドが大きいタイプだと推測した。
それからスイングの上下幅からクラブの長さと持ち主の身長を予想して、大雑把な間合いを計算した。
だいたいの位置は音からの距離で分かっていたけれど、その人は狙い澄ましたかのように明かりのない場所で素振りをしていた。
もちろん臨戦態勢となっていたのは頭だけでなく、度のタイミングからでも踏み込めるように歩いていた。
ゴルフクラブの場合、殺傷能力の大半が先端にあるから恐怖に捕らわれず大きく前へ出ることが有効となる。

こんな感じの警戒はゴルフクラブの射程圏内から完全に離脱するまで続いたのだけど、完全に臨戦態勢が解かれたのは駅に着いてからだった。
もちろん戦闘になることもなく平穏に通り過ぎただけなのだが、やはり暗闇でクラブを振り回すというのは如何なものだろう。
まして、土砂降りの雨が降った後で足下が滑りやすくなっているから転倒した挙げ句に持っていたクラブを投げてしまう事だって考えれる。
人が近くにいる時くらいは遠慮してくれても良かったのではなかろうか。

武器となりうる物を振っている音がしたという程度のことで臨戦態勢になる奴なんて俺だけだろうけど、ストーカーや変質者を警戒する女性は少なくないだろう。