電車内 異臭がすると 点検へ2014年11月07日 23時23分32秒

今朝の通勤電車へ乗車していると空調の風がどぶ臭くて、オムツ交換の必要な幼児でもいるのかと見回してみても、それらしい乗客を発見できなかった。
どうやら悪臭の根源と距離があるらしくて、車内の風向き次第で臭わなくなる時間もあったのだが、臭いが徐々に充満してきて消えなくなってきた。
我慢できないほどの悪臭ではないけれど、正体が分からないというのは不安を増大させるのに十分な要素であった。

悪臭対策で窓開けを実施するか悩んでいると、停車駅で異臭による車内点検を行うとのアナウンスの後、俺の乗っていた車両へ数名の駅員が乗り込んできた。
これで安心できるのかと期待しながら様子を見ていると、座席へ腰かけた居眠りする老婆に声掛けしたかと思えば、そこで車内点検を終えて降車していった。
そして、発車した車内には再び悪臭が漂ってきて、何のために車内点検をしたのかと軽く呆れていた。

車内点検の行われた駅の1つ先、乗車時間にして8分ほど行った停車駅へ到着すると、先ほど駅員に声を掛けられていた老婆が何やら小言を漏らしながら降車する準備へ取り掛かった。
この動きと同時に周囲の乗客が老婆から距離を取るように移動し、それと同時に漂ってくる悪臭が増大した。
これらの状況から悪臭源は先ほどの老婆の体臭であると判明、次の駅で降車すると聞いた駅員は放置したのだと理解した。 

途中駅で降ろしたとしても、その後の扱いに困るというのは理解するけれど、あそこまで不衛生な乗客をそのままにするのもどうかと思う。