暇潰し 熱中しすぎ 日が暮れる2010年05月02日 22時08分36秒

昨日は連休の初日だったのに風邪をこじらせてしまい、通院以外の予定は殆どこなす事ができなくて、運気の欠片もないと酷い喪失感に苛まれていた。
そんな重たい休日から一夜明けた今朝の体調は回復率 80%の復旧率 50%といった感じで、風邪の症状は殆ど来ているのだけど、体力が落ちている状態にあった。
昨日は朝食から喉を通らなくて苦労したけれど、今日は体が栄養を求めているらしくて、普段よりも食欲が沸いている状態で少し食べ過ぎてしまった。

もっとも体力が落ちている以外に、昨夜も疫病神である姉貴と食卓を共にさせられたため、納豆と卵で御飯を流し込みながら魚を摘んだけで、腹 3分目しか夕食を食べていなかった影響もかなり大きかった。
何と言っても体調不良から来る眠気に任せて布団へ潜り込んだ後も、空腹から腹が鳴り続けた挙げ句に、胃がキリキリと痛み出したせいで寝付けないとか酷い有様だった。

そんな状況もあって微妙に体調不良が残っていたのだけど、朝食で接種したカロリーが頭に回れば持ち帰った仕事を片付けるくらいはできそうな感じだった。
朝食を食べ終わってから自室へ戻った後、頭が回り始めるまでの暇潰しとして積んであった PSPゲームの 1つを取り出してプレイし始めた。
持ち出したタイトルはアニメ化されたコミックを原作にしているキャラ物ゲームだったから、それほど熱中する事もなく適度な暇潰しとなるだろうという考えての選考だった。

しかし、テキストと選択肢だけのゲームかと思えば、パズルゲームの得点で入手できるアイテムから物語が侵攻していくようになっており、このシステムが意外なほど良く馴染んで、予定外に熱中してしまった。
まずパズルゲームの方が程良い難しさでサクサクと進んでくれるテンポの良さが気持ちよかったし、ストーリーパートはショートコント仕立てと常に笑わせてくれた。
それこそ作者が原作で使いたかった小ネタをゲームに盛り込んだ、と言われても納得できそうな調子の良さで、原作が好きな人ならキャラ物ゲームと言わず、短編集として触ってみても良いのではないかと思えた。

暇潰しだったはずのゲームに熱中ししてしまって、仕事の合間にゲームをしているのか、ゲームの合間に仕事をしているのか判断に困るような状態で時間が過ぎていった。
ゲームの方は入浴前まで 1つ目のエンディングを見るまで進めてしまったし、作業の方は持ち帰った仕事の片方を終わらせるにとどまってしまった。
明日に平日通りの時間で起床すれば、店が開く前に作業を完了できるはずなので悲観はしていないが、ゲームに熱中して予定が狂うとか我ながら大人げないと苦笑してしまった。