手遅れなのです、親父様2007年03月30日 13時44分13秒

俺の子供時代に父親と遊んだという記憶は殆んどない。
彼は俗に言う仕事人間であり、休日は家で寝ているだけだった。

夏休みや冬休みといった長期休暇なら、長野県にある父親の実家へ一緒に行ったことがある。
しかし、それは「連れて行く」というよりも「持って行く」に近かった。
それこそ目的地に着いたら、その後は相手にする事もなく居間に座っているだけだった。
手っ取り早く説明すれば、何もしない父親だったわけだ。

どうも父親は家族サービスは定年後にやるものだと思っていたらしい。
現に母親が死んだ時に「これから海外旅行とか連れて行きたかったのに・・・」と言っていた。

恐らく家族に何かをしてあげるチャンスを逃した事に気が付いたのはその頃なのだろう。
足に持病があるだとか、仕事が忙しいとか、何かにつけて理由をつけて家族に無関心でいた事を後悔したのだろう。

その辺の事情からか母が死去して以降、妙に俺の世話を焼こうとする節がある。
俺自身が小さな障害を幾つも抱えた、元気な障害者である事もターゲットにされた理由だろう。

父親の世話というのは半身不随の患者を相手にしているような、普通にできることにまで手を出してくる。
場合によっては邪魔にすらなるほどだ。

俺としてはそれらの行為を「母親の代わりにされている」「子ども扱いされている」としか感じられない。
それ故に、ここ最近では不快に感じるようになっている。

はっきり言って、手遅れなのだ。
今頃になって優しくされても困る。
やるべき事には時があって、それを逃せば意味を成さない。

つい昨日、俺の世話を焼くのはやめて欲しい事を伝えたら見事に拗ねた。
非常にうざったい・・・

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