悪臭を 敢えて加える 愚かさに2016年07月19日 23時27分22秒

俺はどうにも人工的に着けられた匂い全般が悪臭としか感じられなくて、香水や芳香剤の香りを嫌っていて、強すぎる時に至っては吐き気さえ催すことさえもある。
そんな俺だから匂いのある洗濯用洗剤が大嫌いなのに、父親が梅雨の生乾きに云々という馬鹿げた宣伝文句に踊らされて、悪臭の漂う柔軟剤を買ってきたから頭を抱えている。

生乾きの悪臭など感じた経験もないのに買ってくる時点で馬鹿げていて、その対策が別の匂いで隠す安直な方法だから呆れるばかりで、詐欺のような商品を有り難がって買うなど情けない。
そもそも生乾きの悪臭と言っているのだから、匂いを出してしまう半端な乾き方にしなければ済む話であり、我が家は最初から実践しているので全く意味のない品であると言える。
要するに、生乾きによる臭いのしない洗濯物に人工の匂いを着けている事となり、俺にとっては悪臭をわざわざ着けているようにしか思えず、色々な意味で馬鹿げていると言わずにいられない。

生乾きを防止する方法として手っ取り早い手段としては、洗濯物に扇風機の風を当てながら部屋干ししておけばよい。
乾かす事に関して言えば熱による乾燥よりも、風を当てる方がよほど効果的である。
換気や除湿器で部屋の湿度を下げてやるとさらに効果的となる。

たったこれだけで済む話のために専用の洗剤を買ってくるなど馬鹿らしくて呆れるはかりだ。