案の定 一筋縄で 片付かず2012年11月27日 23時19分45秒

今日は寝惚け眼を擦りながら朝からネットワークへ手を加えて、昨夜に閉店場際の店内へ滑り込んで購入してきたHUBを設置していた。
理想としては早起きして取り掛かりたかったのだけど、昨夜の帰宅が遅れた影響で深夜2時に就寝となっていたので起きられず、本来なら朝食の準備を始めるべき時刻から作業を開始した。
順当に進めば10分と掛からない作業のはずだけど、嫌な予感ほど的中するのが世の常であり、新品のHUBが15m先にあるルータを認識してくれなかった。

我が家にはリビングと父親の寝室から俺の自室を繋ぐため、10m以上の長いLANケーブルが2本も敷かれている。
LANケーブルの規格としては十分に許容できる長さのはずなのに、この長い2本の相性が悪いらしくて接続が安定しなくて、配線を切り替える度に不具合を起こしては苦労させてくれる。
そんな状況を過去になんども経験していた事もあって、今回のルータを認識しない不具合を目の当たりにしても焦りも感じず、溜め息を覇気ながら「またか」と呟くのみだった。

ひとまず新品のHUBが正常である事を簡単に確認してから、自室へ向かってルータ側の状況を確認してみると、接続を試みているのか小刻みにアクセルランプが点滅していた。
以前から相性問題を起こしていた長いLANケーブルの片方を抜いてみれば、残った1本が安定したリンクを確立してくれたので、ケーブル単品なら問題なく動作すると確認できた。
抜くケーブルを買えてみても同様に安定してくれた事から考えて、同時に接続する不具合が発生するのだと推測された。

ちょうど自室に稼働中のルータが2台あったので、10mを越えるLANケーブルをそれぞれに分散して設置する事で安定してくれた。
しかし、省エネや通信時の負荷を考えると好ましい構成となっていなくて、相性の悪いLANケーブルを共存させながらも、理想に近づけられないかと工夫してみた。
色々と工夫こそしてみたけれど、最初に発見した安定状態よりも美しい構造は見つからず、ひとまずは安定したからと現状維持という結論へ達する。

他にも安定してくれそうな構成も思い浮かぶのだけど、新たに通信機器を増設する必要があるなど問題点も多くて、朝の忙しい時間に作業していた事もあって妥協した。
どうやら相性の悪い2本のケーブルは各々に信号強度が低いらしく、ルータが信号を増幅するのに電力を割いてしまうために安定しないようだ。
大雑把な推理だけど幾つか確証と呼べる現象も確認しているので、いずれは完全な安定化を計っておかないと、信号強度を上げる家庭が負荷となってルータを故障させる危険性もある。