ガングリオン2007年11月08日 20時26分00秒

俺の左手首に妙なシコリがあって、痛みこそはないけど大豆ほどのサイズなので気になる存在ではある。
大学時代から出たり消えたりを繰り返して、何度か指で押した瞬間にグニョリと潰れたこともある。
その時の感触からシコリの堅さからは想像も出来ないけど、中身はゼリー状の液体だという事までは分かっていた。

こいつの正体が気になったので少し調べてみると「ガングリオン(結節腫)」という腫瘍らしい。
何やら変形と合体を繰り返したの末に完成する巨大なロボットを思わせる名前だけ正式な病名だ。
女性の発症率が男性の 3倍という統計こそあるが、発症の原因は判明していないそうだ。
希に神経を圧迫して痛みを伴うことがあるけど、基本的には無害で放置しても問題ないようだ。

治療方法としては注射器でシコリの中身を吸い出して潰す方法がある。
切除することもあるそうだけど、再発する場合が多いので一般的ではないようだ。
何より費用と時間を考えるなら注射器での治療を繰り返す方が良さそうだと俺も思う。

まぁ、俺の場合は無害だと分かった時点で放置確定だな。