台風一過2007年09月07日 22時03分35秒

俺は遅い昼食を食べに外へ出ると、台風一過の青空が広がっていた。
風は依然として強かったが自宅が恐怖地帯に建っている事もあって全く問題なかった。
むしろ、足下から上がってくる湿気を連れていってくれたから歓迎していたくらいだ。

久々に顔を覗かせた太陽は「暖かい」と言うより「熱い」と呼ぶべき張り切りようで、外に出てから 1分ほどまぶしさに目を細めていたよ。
そんな強い日差しに刺激されたらしく、静かになったはずの蝉が大合唱を再開していた。
お陰様で気分はすっかり真夏に逆戻りだ。

今回の台風は関東を直撃するという事で少しだけ騒がれていたけど、俺の周辺では大した被害は出ていない。
自宅から 100mと離れていない所を流れる川も殆ど増水していなかったし、爪痕と呼べるのは風に落とされて散乱した街路樹の枝や葉くらいだろうか。

そういえば、通勤ルート上の歩道を塞ぐように倒れた木が一本あったな。
木と言っても高さ 2mほどの細いヤツで、如何にも地盤が緩そうな更地に生えていた。

自転車でその倒れた木を避けようとした時にタイミング悪く突風が吹いてくれてね。
その拍子に崩れたバランスを立て直そうと必死になっていたら、傘を引っかけてしまって骨を一本だけおってしまったな。
まだ修理できるレベルだから気にしていないけど、これが唯一の被害になる。

まぁ、なんてこともなく台風イベントは終わりました。