【まったり空間】

昨夜は強烈な眠気に襲われた影響で足下が覚束なくなって、寝床にしているロフトへ安全に上れるのか不安を感じていた。
寝床の準備は夕食を済ませて自室へ戻った時に済ませたのだが、昨夜は意識を何度も飛ばしそうになるほどの睡魔を引き連れていたので、布団の上を歩くのも一苦労といった有様だった。
あの眠気を抱えたまま寝床を用意する方がよほど辛かったはずだが、布団の上を歩くのも足下に不安のある状況では危なっかしい事この上なかった。

そんな調子で強烈な眠気に誘われての就寝だった割に、夜間の冷え込みが厳しかった影響から深夜と早朝に目覚めてしまい、２度目に起床した時は再び眠れると思えなかったので、起床するつもりでストーブを点火した。
寒さから目覚めるような状況だったのでり、室温が上昇するまで布団の中で待っていようと考えて布団へ戻ると、予想に反して二度寝した上に部屋が暖まったおかげで熟睡までしていた。

次に目覚めた時は暖かい日差しが差し込んでいた上に、ストーブの熱がロフトに溜まっていた影響で２５度近くまで温まって、暖かいを通り越して暑いと感じる状況となっていた。
その厚さは夏とまで行かないまでも春後半の微妙な時期の寝苦しさに似ていて、掛け布団を抱え込むような姿勢で半身を出した状態での目覚めとなった。
この時に腹を冷やしたらしくToda氏との昼食会へ出掛ける準備をすべき時刻に、腹痛からトイレへ駆け込んだまま長居する羽目となり、１０分ほど遅らせてもらう羽目となった。
不幸中の幸いは腹痛が最初の１回だけ収まってくれた事で、昼食会の後は今週号の雑誌を立ち読みしたりして帰宅し、のんびりと過ごしていた。