障害を ネタにするのは やめようよ ― 2013年08月22日 22時40分24秒
少年向けの週刊漫画雑誌に障害者をネタにした漫画が連載されていて、嫌な予感がしたので読んでいるけど酷い不快感を禁じ得ない。
粗筋は退屈を紛らわすために馬鹿を繰り返す主人公の少年が居り、彼のクラスに耳も聞こえず言葉も話せない障害者の少女が転入してくる。
障害者への理解を持たない主人公は面白半分に少女へ悪戯を始めて、最新号の最後に至っては虐める事が正しい扱い方だと結論づけている。
その間に教師が何をしたのかと言えば、呼び出して注意こそしても処罰を下したりせずに済ませており、悪戯のエスカレートを抑止せずに黙認と大差のない対応だった。
障害者が一般学級へ混ざればイジメの対象となる。
これは事実であるし、俺自身もそういう目に遭ってきている。
だからこそ、読んでいて腹立たしい。
起き得る事実だとしても、生々しく描写する必要性があるのだろうか。
この漫画は生々しい故に面白味が全くなくて、今週号の時点で読まなくなる読者も多くいると推測されて、その場合に「障害者は虐められても仕方ない」というメッセージのみ受け取る可能性がある。
今後の展開でイジメの中心にいる主人公が改心するのかも知れないが、その過程を読まずに立ち去った読者は誤ったメッセージしか見ないままとなる。
雑誌が対象とする読者層を考えると未成熟な読者も多いことから、障害者への誤った認識を助長しそうな気がしてならない。
教職員の態度に関しても実際に有り得る対応であるため、「大人も障害者はイジメの対象になっても仕方ない、そう考える」と解釈しかねない。
実際問題として教職員にとって障害者は邪魔者であり、問題児と同等かそれ以上に厄介な生徒と捕らえている節があって、悪戯へ対する処罰が軽減される要因となっている。
これも俺の実体験と合致してるので、現実に起こり得る事象ではある。
起こり得る事柄を描写している事は確かけれど、間違った行為である旨を読者へ対して明示する工夫の1つや2つは有るべきだ。
それに何よりも耳も聞こえず言葉も話せないレベルの障害者が、一般学級へ編入する事だけは有り得ないし、有ってはならないと考える。
作者は障害者の事を想像でしか捉えていない思われる場面が幾つもあり、そのいい加減さが何よりも腹立たしい。
粗筋は退屈を紛らわすために馬鹿を繰り返す主人公の少年が居り、彼のクラスに耳も聞こえず言葉も話せない障害者の少女が転入してくる。
障害者への理解を持たない主人公は面白半分に少女へ悪戯を始めて、最新号の最後に至っては虐める事が正しい扱い方だと結論づけている。
その間に教師が何をしたのかと言えば、呼び出して注意こそしても処罰を下したりせずに済ませており、悪戯のエスカレートを抑止せずに黙認と大差のない対応だった。
障害者が一般学級へ混ざればイジメの対象となる。
これは事実であるし、俺自身もそういう目に遭ってきている。
だからこそ、読んでいて腹立たしい。
起き得る事実だとしても、生々しく描写する必要性があるのだろうか。
この漫画は生々しい故に面白味が全くなくて、今週号の時点で読まなくなる読者も多くいると推測されて、その場合に「障害者は虐められても仕方ない」というメッセージのみ受け取る可能性がある。
今後の展開でイジメの中心にいる主人公が改心するのかも知れないが、その過程を読まずに立ち去った読者は誤ったメッセージしか見ないままとなる。
雑誌が対象とする読者層を考えると未成熟な読者も多いことから、障害者への誤った認識を助長しそうな気がしてならない。
教職員の態度に関しても実際に有り得る対応であるため、「大人も障害者はイジメの対象になっても仕方ない、そう考える」と解釈しかねない。
実際問題として教職員にとって障害者は邪魔者であり、問題児と同等かそれ以上に厄介な生徒と捕らえている節があって、悪戯へ対する処罰が軽減される要因となっている。
これも俺の実体験と合致してるので、現実に起こり得る事象ではある。
起こり得る事柄を描写している事は確かけれど、間違った行為である旨を読者へ対して明示する工夫の1つや2つは有るべきだ。
それに何よりも耳も聞こえず言葉も話せないレベルの障害者が、一般学級へ編入する事だけは有り得ないし、有ってはならないと考える。
作者は障害者の事を想像でしか捉えていない思われる場面が幾つもあり、そのいい加減さが何よりも腹立たしい。
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