目覚めから 半端ばかりで 物足りず2015年01月24日 21時21分55秒

ここ最近は飲み水の入った水筒を自室へ持ち込んでいる影響なのか、冷え込みの厳しい日の早朝に尿意から目覚める事が多い。
便通を堅くしないための水分補給による副作用なので仕方ないけど、そのまま起床しても良いと思える時間帯まで我慢してほしいと贅沢を言いたくもなる。
日の出より前に目覚める場合は二度寝できるから良いのだけど、暗い内に目覚める時は夢を見ている事が多いのだけど、中途半端に途切れてしまうと損した気分になる。

今日も朝から冷え込みが厳しかったから尿意で早朝に目覚めて、二度寝した後は電話で起こされる羽目となった。
しかも、2回の目覚めはどちらも夢を見ている時だったため、何処かに何か置き忘れたようなスッキリしない気分を長々と引き摺る羽目となった。

日の出より前に見ていた夢はニュアンスも思い出せなくて、ストーリー性のない断片的な映像を見ていたような印象だけ残っている。
二度寝の際に見ていた夢は魔法の実在する世界で戦闘部隊へ所属している立場に置かれていて、モンスターの襲撃を受けている都市で何者かに襲われていたりしていた。
俺は他人の魔法を盗むか何かする能力があるらしく、異端として毛嫌いされているので部隊に所属しながら単独で行動しつつ、雑魚を殲滅しながら走り回っていたら、何者かの襲撃を受けたといった感じだった。
夢は襲撃してきた女を撃退したところから始まっていて、状況だけ理解してながら落ちている魔導具の剣を疲労か否かを迷いつつ、「自分の能力を何にしようか」と小説の設定でも考えるような他人事を言っていた。
その後に都市を襲撃している巨大なモンスターの所へ向かおうとした所で起こされてしまった。

目覚めた後も寒さから動き回る気分にならなくて、ストーブを焚いても温まらない部屋で録画したアニメを眺めながら過ごしていた。
Toda氏との昼食会へ出掛けた後は自宅で食休みしてから、ジーンズと長袖シャツを買い足すために出掛けてきた。
ジーンズは常に2本セットで購入しているのだけど、必要なサイズが1本しかなかったのでどうするか悩んだりしていたら、時間を随分と食っていたらしくて、裾直しの終わる頃には外が暗くなっていた。
裾直しに60分も掛かると言われている影響もあるけど、薄暗い程度の時間で帰宅するつもりで出てきただけに何か悔しさが残ったが、冬物の売り尽くしセール中だったので満足できる買い物はできた。

二度寝した どちらの夢も 酷かった2015年01月17日 23時09分07秒

夢日記を付けられなくなって久しい今日この頃、今日は数年ぶりに熟睡できたらしくて夢を見ていた。
それも日の出より早く目覚めたからと二度寝した後にも見たので、1日に2つの夢を体験したのは高熱で寝込んでいる時以来だった。
体調に関しては少し熱っぽさを感じたような気もするけれど、それも強いて言うならばといった程度の症状だった。

見ていた夢は我ながら随分と奇抜だと呆れるような内容だった。
1つ目の夢はテラスで父親と母親と一緒に空を眺めていると、日差しが急に遮られたかと思えば、辺り一面を大きな三角形の陰が覆っていて、空を見上げると低空飛行の大型旅客機が通過していった。
飛行機は3軒先にある民家の屋根を前輪で引き剥がしてから上昇し始めたけど、船首を大きく反らせる体勢でバランスが崩れていき、そのまま宙返りするような体勢から一気に墜落していった。
その様は逆上がりに失敗した子供が鉄棒を手放して落下する様に似ていて、その落ち方はないだろうとツッコミを入れたくなる光景だったけど、その直後に大爆発が巻き起こったので冗談を言っている暇はなかった。
爆発から生じた衝撃波は黒い壁のように家々を吹き上げながら迫ってきて、映画の爆発シーンを連想させる光景に見入りつつ、母親へ非難を促した辺りで目覚めた。

カーテンを開けても全く日差しが感じられず、日の出前に目覚めたなら二度寝しようと思ったのだけど、どうにも夢見の悪さから寝付ける気がしなかった。
仕方ないので少しトイレへ行ったりして体を冷まして、寝付きやすいようにしてから布団へ戻ると、あっさりと眠りへ落ちられた。

2つ目の夢はPSO2のゲーム世界へ迷い込んだような内容なのに、基地が何故か小学校の校舎とあべこべな感じとなっていた。
命令へ従って出撃した先でゴリラの大型モンスターと戦闘になり、俺はツインダガーを得物に空中戦で挑んでいた。
途中でモンスターが画面外へ出てしまって、追い掛けられなくなる不具合で出撃し直してとなり、今度はダメージを与え続けていると巨躯が縮んでいき、コスプレした女性のような姿へ変わっていた。
ダメージをさらに与えていくと口から黒い虫が1匹だけ飛び出して、それを仕留めるとミッションクリアとなった。

基地へ戻るとそのまま入院するように言われて、検査衣へ着替えさせられると小学校の中を歩かされた。
その道中でトイレへ立ち寄ると、職員室の片隅に個室が用意されている上に、壁は胸ほどの高さしかないので便座に座っても顔が見えるという酷い物だった。
トイレを済ませてから検査室へ向かうと、看護婦から朝食を食べたか否かと質問されたけど、直前まで入院も検査も聞いていないので食べたと答えたら渋い顔をされる。
そして、高圧洗浄機のような機器で腸内を綺麗にするとか言われた辺りで目覚めたけど、あのままだったらどうなっていたのか考えるとゾッとしてくる。

止めたのに アラーム鳴り出す 夢の罠2011年04月07日 20時05分23秒

今朝は目覚ましを止めた後に布団へ戻ってしまう夢を見たらしいのさが、夢から覚めた瞬間が曖昧だった事に加えて、リアリティから生じた先入観のせいで時計を読み違えてしまい、勘違いへ拍車を掛けながらの起床となった。
寝坊をしたと思い込んだまま慌ただしく布団を片付けて、ロフトから降りた所で本当の起床時刻を知らせるアラームが鳴り出して、状況を理解できない中で習慣的に目覚ましを止めるためにはしごを登っていた。

止めたはずのアラームが鳴り出した事に、ホラーと感じられるほど頭が回っていなかったため、躊躇いもなくロフトを上っていったけど、体を動かした事で完全に目覚めていたら、さぞかし驚いて混乱していたかも知れない。
もっとも心霊現象を疑うより先に、目覚まし時計の故障を疑う可能性の方が高いから、ロフトへ上れないほどの恐怖を感じたり、パニックへ陥ったりはしないと思うけど、ちょっとした不思議体験として経験してみたかった気もする。

寝坊だと思って飛び起きてみれば、本来の起床時間に布団の片付けまで終わっている状況で、朝食の準備を始める必要のある時刻まで1時間ほど余裕があり、唐突に訪れた余裕の扱いに困ってしまった。
しかし、思い切り寝呆けてしまうほどに回転率の悪い頭は、特に何を考えるまでもなく時間を消費してくれて、あっと言う間に朝食の準備へ取り掛かるべき時刻となっていた。

ここ最近はちょくちょくと夢を見ているのだけど、妙なリアリティやストーリー性が強くて、今朝のような混乱も何度か経験している。
少し前の夢の内容は、田園風景の中を散歩していると津波警報が発令されて、逃げる人の中で成り行きから見ず知らずの少女を救出する事になり、その子供を家族の元へ送り届けるといったストーリーもあった。
本来ならブログの記事にしてもよいレベルの夢なのだが、現実はハッピーエンドばかりで終わらないと思い知らされる展開で、震災の直後という時期が悪かったこともあって封印していた。

どうせ見るなら楽しい夢がよいのだけど、寝覚めが悪くなる内容や勘違いを引き起こされたりと、何かと面白くない夢見が多いのが残念でならない。

初夢が 朱色に染まる 20102010年01月05日 06時29分57秒

眠りが浅くなっているせいか、夢の内容を覚えている事が殆ど無くなっている今日この頃、今日になって初夢がやってきたのは良いが、願わくば避けたかった色に染まっていて縁起が悪いとガッカリとしている。


時代設定や何かはハッキリと記憶していないのだけど、登場人物は俺に付きまとってくる同年代の少女Aと、彼女のオプション的な位置に別の少女Bが居た。
場所は学校の教室で周囲に数名の同窓生らしき人の気配が漂っており、昼休みを楽しんでいるような雰囲気だった。
そんな和やかな空間の片隅で少女Aが倒れており、彼女のスカートの辺りから警報音が響いていた。

俺の位置付けはやや電波的な言動の目立つ少女Aに付きまとわれて、若干の迷惑を感じているけれど、放置しかねる状況に追い込まれて仕方なく手を貸していたりする。
今回もその「放置しかねる状況」に落とされて、溜め息混じりに少女Aを助けに行くわけだ。

警報を鳴らしている装置から伸びるカテーテルは少女Aの心臓と首の頸動脈を繋いでいた。
何の医療器具なのかという疑問は夢の中だった事もあって華麗にスルーされ、陰のように居並ぶ少女Bに催促されるまま、警告音を鳴らした機械を調べ始める。
状況としてはカテーテルが捻れた事で目詰まりを起こしてしまったらしく、頸動脈への刺し直しをする必要があるとの事だった。

状況を正しく理解している少女Bが代役を買って出てくれるなんて雰囲気は微塵もかんじられず、俺も全く期待していなかった。
そのため、恐る恐ると首に刺さるカテーテルへ手を伸ばして、ゆっくりと引き抜いていく。
途中で伝わってくる感触から針を引き抜た瞬間から血が吹き出される事を悟っていたけれど、勢いも量も予想を 3倍ほど飛び越えていて、硬直しそうになるのを必死に堪えて、捻れを取ったカテーテルの再挿入を試みる。

血流に乗って針が吸い込まれていく感触は、背筋に冷たい汗を滲ませたけれど、無事に頸動脈への挿入ができた事を意味する訳でホッとした。
それから数秒と待たずに、少女Aが目を開けて微笑みを浮かべたのだが、何やら泥沼にはまってしまったような気がした。


と言うところで、目が覚めた。
年越しから姉貴へ対する怒りが腹の底で煮えくり返っていたから、良い初夢は見ないだろうと予想していたが、やはり血生臭い夢となってしまった。
正直なところ、姉貴を殴り殺す夢でなかっただけマシだと思っている。

だが、やはり良くない初夢を見たせいか、ロフトから降りようとした時に足を思い切り踏み外して、危うく転落しそうになってしまった。
今まで 1度もロフトで踏み外すなんて経験がなかっただけに、我が身が呪われているような気がしてならない。

夢までも 支離滅裂に めちゃくちゃだ2009年09月29日 06時41分31秒

今日は久しぶりに夢を視たのだけど、その内容はストーリー性が全くなくて幾つもの断片が支離滅裂に重なり合っている感じで、文章に起こすのが非常に面倒くさい。
とりあえず、見ていたシーンを列挙していってみる。

シーン1
父親と姉貴が前を歩いていて会話の内容から、俺が始めて訪れる駅の内部構造を教えるためという理由で引っ張り出されたところらしい。
後日に結婚式か何かのイベントへ参加する際に、道を間違えたりしないようにとの事らしいが、先頭を行く父親は必要最低限ではなくて駅にある路線の全てを説明するつもりでいる気配がプンプンとしている。
必要以上の情報は混乱の元になるからと、早くも拒絶反応を示して父親に最短ルートさえ教えてくれれば良いと説得しながら歩いていた。

シーン2
駅の中に入ってみると内部は両側に赤茶色の壁と無数の窓、通りの石畳が全く見えないほどの人で溢れていて、映画で見た中国の路地によく似ていた。
その風景は以前に夢で視た光景によく似ていて、その内容も駅の中で人混みを抜けようと歩き回っていると、横浜とか凄く遠い場所の市街地へ出てしまって、帰り道に困って途方に暮れるといった感じだった。
昔に視た夢の後日談的な雰囲気を感じていた。

シーン3
いつの間にか 1人で歩いていて、行き着いた場所は如何にもスラム街という雰囲気を漂わせる細い路地裏で、路肩に生きているのか死んでいるのか判別できない人が何人も座り込んでいる。
そんな光景の中で何故か消しゴムを千切って子犬に与えている男の姿がやたらと印象的に覚えている。

シーン4
自宅で母親とお好み焼きを焼いているのだけど、母親が手のひらに大きな火傷を負ってしまう。
火傷が予想以上に酷かったため病院へ行くように説得すると、渋々と了承してくれたところで、俺は母親を家に残して出掛ける。

シーン5
坂道を下っていると後方からバイクのエンジン音と共に殺気を感じて振り向くと、革ジャンの男がバイクを走らせながら俺にショットガンの照準を合わせていた。
とりあえず銃撃を避けたところで、ショットガンを構えていた男性は俺の姿を見て小首を傾げると、銃撃してきたとは思えない軽い調子で「人違いでした」とか言い出した。
呆然としている俺に対して、近くで子犬を見なかったと質問してきたけれど、もちろん知るわけがない。

シーン6
先の銃撃男から子犬を見掛けたら教えて欲しいと携帯のメルアド交換を求められたけれど当然ながら拒否した。
それでもシーン3が記憶に引っ掛かったので何か合図を送れる物があれば、提案すると先ほど俺に向けられたショットガンを手渡される。

シーン7
田んぼの脇を突き抜ける近道を歩いていると、以前に戦争をした事のあるカルト教団の幹部がぞろぞろと階段を下りてきた。
丁度良い具合にショットガンを持っていたので、怒りにまかせて引き金を引くと、最初の一発が夢の設定で「弟」となっている見ず知らずの小太りな青年に当たってしまう。
それでも引き金から指を離すことはなくて、残り 5つの的を正確に打ち抜いていった。
最後に残った最高幹部 2人が何やらカルト教団らしい意味不明な御託を並べて、田んぼに頭からダイビングして戦争が終わる。

シーン8
何やら意味不明だと、夢の中で首を傾げていると所で目が覚めた。


う~~ん、何なんだろう。
情緒不安定な状態が夢にまで現れてしまった感じなのかな?

儚くも 記憶に触れる 迷い道2009年09月15日 06時25分34秒

最近は夢を視た感触があっても記憶が細切れで意味を成していなかったのだけど、今朝は久しぶりに文章へ起こせそうなだった。

夏を感じさせる眩しい日差しが降り注ぐ日の正午、俺の自宅前に止まっている小綺麗な黒い車に乗り込むと、運転席にG社長が座っていてT社員が助手席でシートベルトを締めていた。
その光景を目にして会社のメンバーでドライブへ出掛けるという設定であると状況に納得しながら後部座席へ乗り込むと、シートベルトを探す暇さえも与えられず車が発進する。
G社長の運転は不安定で少し心配になったけれど、車の中から眺める地元の景色はいつもと違って見えて、なかなかに楽しめた。

我が家から 2kmほど川沿いの道を走った所まで来ると、何やら前の座席に座るG社長とT社員が何か気になる地名を見付けたとかで、急にハンドルを切ると橋を渡り始めた。
彼等が興味を持った方向が道路が蛇行している上に道幅が狭いので、運転が上手くないG社長には厳しいだろうと止めようと思ったのだけど、激しく車内が揺れたため下を噛まないようにするのが精一杯だった。
嫌な予感がした直後、G社長の方向音痴が発動させて数秒前に見掛けた地点へ辿り着くことができなかったばかりか、地元民である俺ですら知らない景色の路地へ迷い込むこととなる。

迷い込んだ場所が何処なのかと記憶を巡らしていると、舗装されていない大きな駐車場へ入り込んでしまって、出口が分からないとか変な状況に陥ってしまった。
先ほどまで走っていた地点から考えて、このような拾い駐車場は存在し得ないはずだと首を傾げつつ、車を降りてみると不思議と見覚えのあるような気がした。
更なる情報を求めて先へ進んでみると、頭上に高架橋が見える小さなダムのような空間が目の前に広がった。
辺りを見渡してみると薬物汚染を思わせる青い水が流れ落ちる人口の滝と、数々のゴミの山が見えて、ひとまず一般的にダムと呼ばれる存在ではないと思ったのだけど、後から来たG社長がそこが話が地元の水瓶であるとの説明の書かれた看板を発見してくれたからゾッとした。

ひとまず場所が分かったからとG社長とT社員は早々に車へ戻ったのだけど、俺は妙に懐かしい感じがしたから飲めそうにない水で満たされたダムを眺めていた。
そんな俺の周りをはしゃぎ声を上げながら走り回る子供がいて、その親と思われる女性が頻りに「あれからちょうど20年だね」とか「奇跡の出会い」なんて言葉を繰り返していた。
言葉こそ耳に届いていたけれど、それが俺に向けれた言葉であることが理解できなかったのだが、彼女の言葉を反芻してみると記憶がフラッシュバックしてきた。

蘇ってきた記憶は小学校へ入逆した直後、目の前にあるダムが完成したばかりの頃に遠足か何かで見に行った時の映像だった。
その記憶で名前さえも思い出せない少女と再開を約束するような場面があったのだけど、その約束相手と足下を走り回る子供が良く似ていた。
もしやと思って真後ろに立っている先ほどまで話し掛けてきていた女性の方へ向き直ったのだけど、一瞬前まで確かに存在する気配があった女性も賑やかだった子供も消えてしまっていた

唐突に消えてしまった一家の姿を探してみるが、広い視界の何処にも見付ける事ができなくて、狐に化かされたような不思議な感触を抱きながら車へ戻った。
再び走り始めた車は先ほどまでの迷走からあっさりと抜け出して、本来のあるべき道へと戻る事ができて、G社長とT社員は地図のおかげだと喜んでいたけれど、俺は何やら別の原因があるような気がしてならなかった。


ってな感じのファンタジー要素がある夢でした。
なんか前座が長すぎて今一つイメージが伝わらない気がするのだが、どんなもんだろ?

久々の 夢がグロとか 有り得ない2009年08月31日 06時41分50秒

先々週の残業+休日返上の忙しい日々から乱れた生活リズムを少しでも修正したくて早めに就寢したのだが、今朝の目覚めは最悪な物となってしまった。
その原因は非常に夢見が悪くて中途半端な時間に飛び起きてしまった事に始まり、気を取り直して再び眠ろうとしても上手く寝付けなかった影響が大きい。

折角の睡眠時間を無駄にしてくれた夢の内容なのだが、困った事にラストの印象が強すぎて途中経過が記憶から吹き飛んでしまっている。
序盤は付き合い始めたばかりの彼女と街へ出掛けている風景と、色恋沙汰と完全無欠に無縁な人生を歩んでいる俺としては珍しいタイプの夢だった。
更に珍しい事は 1つだけではなくて、隣にいるの何処か影を背負った雰囲気のある女性で、基本的に騒がしいタイプの人間が集まるリアルとは全く逆の雰囲気を醸し出していた。
そんな「珍しい」という単語が飛び交う夢のはずなのに何故か言い知れぬ既視感が付きまとって色々な意味で不思議な印象を受けていた。

不思議な感覚を携えたまま時間は過ぎていって、女性の自宅へお邪魔することになるのだけど彼女の父親に歓迎されず、擦った揉んだの末に逃げるように女性の自室へ行くことになる。
そのまま泣きじゃくる女性をなだめていたら、いつの間にか泣き疲れた彼女と共に寝入ってしまっのだ。
俺達を浅い眠りから覚まさせたのは彼女の父親だったのだけど、その雰囲気は気が狂っているかのようで、最初は泥酔しているのかと思ったのだけど、その瞳の奧に光が感じられずゾッとする冷たさを感じた。
ほんの少しの時間でここまで人が変わってしまった事に疑問を感じていると、彼女の父親が「 1年も引き籠もり続けやがって」なんて事を口走って掃除機の振り回し始めた。

振り下ろされた掃除機を受け流しながら「 1年」という言葉に不思議と納得してしまっている自分が居て、何が起きているのか把握しようと努めていると、いつの間にか掃除機の攻撃が止んでいて。彼女の父親が何処かへ消えていた。
俺が事態の変化に気が付いた時、隣で震えていた女性が不意に立ち上がると走り始めたのだけど、何か物凄く嫌な予感がして俺も後を追おうとしたのだが右足首に繋がれた鎖が邪魔をして出遅れてしまう。
右足に絡まる鎖や彼女とその父親の言動、一瞬の間に突き付けられる様々な疑問が頭の中を駆け巡る。

混乱の中でも不思議と女性を追うことが何よりも重要だと直感に突き動かされて不安定なベッドから調薬して、階段を駆け下りようとする女性の背中を追い掛けた始めた次の瞬間、有り得ない形で女性の姿が視界から消える。
ゾッと背筋に冷たい汗が吹き出すのと同時に高速で俺と彼女を繋ぐ鎖が階段へと引きずり込まれていく。
結末は全ての最悪を繋ぎ合わせて作り上げられて、階段の壁には爪痕と血痕が刻まれて、階段の下に横たわる女性の叫び声が鼓膜を振るわせ、小さな体の痙攣が鎖を通じて生々しく伝わってくる。

そして、その光景を理解した俺の頭に浮かんだのは恐怖と別の「ああ、また失敗した」と言葉だった。
時限回廊、繰り返される時間の中に自分が巻き込まれている事を思い出した瞬間だった。

という感じの夢だったのです。

ごちゃ混ぜ2009年06月17日 06時37分28秒

今日も夢を視ていた感じなのだけど、最近に読んだ漫画のテーマがごちゃ混ぜになった内容だった。
そのため、夢を視ていたという感覚が薄くて逆に眠りが浅すぎたような印象さえ受けている。

夢の内容は何やらスイミングスクールでの練習を終えて帰ろうとしているシーンだった。
そのスイミングスクールはどちらかというと未来の水泳選手の育成を目的に作られた最新設備を導入している本格的な施設になっている。
近頃になって導入された最新設備の中で、イメージトレーニングのサポートとして理想の夢を視せることができるようにする機器が噂になっている。

夢を自在に見る機械の噂と同時に特定のメニューをこなした生徒のみ施設利用料が安くなるシステムが加わった事もあって、何かと焦臭い雰囲気を感じている俺は毎回のように会計の時に嫌な気分になっていた。
何より印象が悪い事は自分と一緒に練習をしているメンバーの中に料金が安くなるコースを選んでいる者が居て、近頃に何か雰囲気の変化が見て取れた。

夢は夢でなくてはならず、現実を凌駕してしまってはならない。
何故なら夢のような世界から依存するようになり、いずれは夢から覚めることができず現実との区別さえも失う帰還があるからだ。
それ故に夢を自在にできる事へ対して、懸念を抱いていた俺は料金が割引になるというシステムが理想の夢を見せる機器のモルモットを集めるための仕組みの思えてならず、嫌な予感がしてならなかった。

という所で終わりだ。
何というか物語のプロローグっぽい内容だな。

隣の柿は2009年06月16日 06時44分44秒

今朝の夢は10年以上も前に自宅から徒歩で 1分ほどの場所にあった林が舞台になっていて少し懐かしい気分を味わえた。

夢の内容は至ってシンプルで休日の散歩へ出たような雰囲気でぶらりと林の方へ行ってみると、見渡す限りに大量の柿が実っていているのを見る。
「本来は柿が実るような林ではないから食べてしまっても問題ないはず」という意味不明な理屈を並べながら柿を頬張っていると、母親やら幼馴染みといった見知った顔もいつの間に登場していて皆で柿を食べていた。
途中で何やら果実がミカンのように割れている特別な柿が稀に実っていることがあり、それを食べると幸せになるとか在り来たりな言い伝えを聞こえてきたりもした。

噂話や言い伝えを耳にするような雑談も久しく聞いていないから、本当に懐かしい気分の多い夢だった。

むさい夢2009年06月03日 06時40分41秒

今日は久しぶりに夢を覚えているのだけど、内容が細切れになっていて今一つ記事にしづらい。
イメージで言えば、共通する設定を有したショートストーリーの集まりといった感じだった。
それぞれクライマックスへの導入部分ばかりだったから、映画館で流れるCMに迷い込んでしまったようにも感じられる。

共通していた設定は不安定ながらタイムスリップの能力を手に入れてしまった少年が過去や未来で見てきた情報を元に事件を解決へ導こうとするといった感じだ。
タイムスリップを繰り返す少年もタイムスリップの方法もバラバラで、酷い子供なんて自宅の外壁に伸びたツタに拉致されて時間を跳躍していたりしていた。

もう 1つの共通点があって、それは女性の登場人物が全くおらず、出てくるのは掲示や探偵といった役割を背負った中高年ばかりだったことだ。
常日頃から女性と接する事にない生活はしている俺だけど、夢の中でくらい少し華やかで在って欲しいと思う。