水っぽい 雪を積もらせ ひた走る2015年01月30日 23時18分35秒

今日は明け方から降っていた雨が出掛ける頃に雪へ変わっていて、白く染まりつつある路面を自転車で突っ切っての出勤となった。
水分を多めに含んだ雪質だったので服に張り付いてしまい、払い落とさないと体にも積もっていく厄介な降り方をしていて、払おうとした手袋に張り付いてしまうので随分と苦労させられた。

手袋に染み込んだ水気が指先から体温を奪ったけれど、感覚が薄れてくる直前に駐輪場へ到着できたからよかった。
それというのも雪の降る中での強行軍では、寒さから呼吸が浅くなるほどに凍えていたので、指先の感覚を失うような状況へ陥っていたら、スリップして転倒する事態を招きかねなかった。
危ういと感じたら自転車を降りて歩けばよいのだけど、寒さから冷静な判断を下せたか自信が持てなかったので、大きな危険因子を背負う前に目的地へ辿り着けて良かった。

無事に駅まで到着できて安堵したのも束の間で、全身が雪を被った影響で濡れていたので風邪を引くのでないかと心配された。
電車の中でどれほど乾かせるかが重要となるのだけど、こういう日は俺と同じように濡れたまま乗車する人が多くて、車内の湿度が高くて乾かないという事態を何度も経験している。
それ故に心配していたのだけど、大半の通勤客が電車の遅延に備えて早めに行動した影響なのか空いていて、強行軍で全身を湿らせた人が殆ど居なかった事もあり、降車駅までに着干しが殆ど完了していた。
おかげで風邪も引かなかったし、寒さに震えたのも通勤時に自転車を走らせている時だけだった。