無灯火で 走る恐怖に 身が縮む2009年11月25日 21時56分33秒

昨日の帰り道、いつものように駐輪場から自転車を引っ張り出すと同時にライトを抵当可能な状態へセットして、手押しで転がし始めたのに明かりが灯らなかった。
俺が使っているライトは LED式で手押しの低速でも下手な懐中電灯よりも明るいから、照らしている場所を見失う事はまずあり得ない。
しかも、ハンドルを握る手はタイヤがライトの感天竺を回している感触を捕らえていて、間違えなく発電しているから点灯しないのであれば故障と考えて間違えのない状況だった。

俺が契約している駐輪スペースから 1mも移動せずに、夜盲症なんて生涯を抱えている人間にとって最悪な状況が目の前で展開されている事実に呆然としてしまった。
ひとまずほかの利用者の邪魔にならない場所まで移動してから、盲目状態の手探りでライトの状態をチェックしてみたけれど、工具も視力もない状況では為す術など存在するはずもなく 1分も待たずにお手上げとなってしまった。
しかがないのでライトが点灯しない状態のまま自転車へ跨って、ゆっくりと走行してきたけれど呼吸をする事さえ忘れてしまそうな程に神経を研ぎ澄ましていた。
不幸中の幸いは大通りへ出てしまえば車の交通量が多くて、光源に困ることがなかった事だけど、やはり無灯火での走行は何かと心臓に悪くて、帰宅時は酷く疲れていた。

ライトが壊れてしまった原因について考えてみたのだが、ここ数年間の間に自転車を何かにぶつけたり転倒させるといった衝撃を加えた記憶がない。
高校時代なら自転車でドリフトをしたりと比較的に荒っぽい運転だったから、気が付かない内に壊していても不思議ではなかったけれど、最近は安全第一で丁寧な運転を心掛けているから、気が付かない間に何かしたとは思えない。
何より壊れたライトは半年ほど前に購入したばかりと真新しくて、老朽化による故障もないだろう。

色々と考えていっても自分の行動の中でライトが壊れるような状況は見当たらなくて、ライトに衝撃が加わる可能性を見つける事にさえ苦労していた。
最終的に考えられる原因は駐輪場も向かいを利用している人が自転車を入れる際に思い切りぶつけている可能性で、日々の積み重ねられたダメージが今日の結果を招いたという発想だ。
思い返してみれば、ライトの角度が変わっている事があったり、前輪がレールから外れそうになっていた時があったから、何かと手荒にされている雰囲気は何度も感じられていた。

正直なところ向かいの利用者だけでなく、右隣の人も折りたたみ式とか微妙な規格の自転車を利用していて、ハンドルが引っ掛かって出しにくかったりと不満が多かった。
そのため契約しているスペースを移動できないものかと、今朝に相談してきたのだが生憎と満員らしく今日の明日で移ることはできそうにない。

とりあえず、ライトなしで数日を過ごさなければならない状況に耐えられるかどうか心配で仕方がない。
自己中な姉貴のおかげで胃袋に穴が開きそうな状態で、今度は心臓に負担が掛かってくるとか、どれだけ俺は追い込まれるのだろう。