【まったり空間】

終わったと思っていた画面で設計書から漏れている機能の洗剤が明らかとなって、三度となる出直しを要求される事態となって泣きが入っている。
最初の単体テストでは画面レイアウトに関する項目を問題なしとしており、不足項目が無いものとして表示されているボタンやら何やらを動くようにしたのだけど、そもそも画面に出ていない項目やボタンが存在すると判明した次第だ。
要するに最初のテストを行った人間が何も見ないまま合格としていたとしか思えず、それこそ１から１００まで何も信用できない状況だったと今更に認識した格好となっている。

単体テスト要員だった同僚も軽いテストで済ませるつもりだったけれど、異様な複雑さから本腰を入れざる得ないとなって、仕様書との照らし合わせを行いながら穴だらけのテスト項目も作り直している。
おかげで仕様書から漏れている機能が２つ３つと出てきて、三度目を超える出戻りが発生しないよう備えてくれた格好となり、重々しい溜め息を漏らしながらも次なる地獄を見据えている現状である。