体力と 別の物まで 鍛えてる2010年05月14日 21時16分33秒

食中毒により 5日間の寝たきりな入院生活を送ったことで衰退してしまった体力を取り戻そうと、トレーニングを始めてから 2ヶ月が経過した。
現状は社会人となってから最も体力があるレベルまで達しており、日常生活を送る上で支障を感じる事は全くなくて、トレーニングの目標を十分に達成している。
最近では体を動かす事がストレス発散となりつつあって、徐々にトレーニングのミューを増やしているのだけど、振り返ってみると方向性に疑問を感じてしまった。

ここ最近の運動は格闘を行うために必要な筋肉を重点的に鍛えており、それこそ小学校時代に経験した暗黒期を再現している印象が強くて、自分が何処へ向かっているのか不安になってきた。
先ほどに暗黒期と表現した頃は、俺が夜盲症である事に付け込んだ闇討ちや体格差のある上級生が攻めてきたりと、不利な条件が山積する状況での喧嘩を余儀なくされていた時代の事だ。
危険の多い生活の中で必要に迫られて、試行錯誤しながら相手を壊すための体作りが進め、実戦の中で着実な成果を上げていった。

危険が少ない生活に浸っている現在において、再び暴力を目的とした体作りをしているのか疑問を感じている、というのが現在の状況だ。
特に何かを考えていた訳でもなく、無意識でトレーニングメニューが格闘に通じる運動へ偏っていた事実が言いようのない不安を感じさせる。
随分と前から同じ家に暮らしている実の姉貴を疫病神と嫌っていて、その存在に対して強いストレスを感じている状況にある。
それこそキッカケさえ有れば全く躊躇しないだろうレベルで、姉貴の事を嫌っている事を思うと、日常生活で不必要な力を無意識の内に取り戻そうとしていた自分が少しだけ恐ろしくなってくる。

もちろん馴染みのトレーニングを思い出しただけという可能性もあるけれど、自分が今まで以上に危険人物となりつつある事を意識しておかなく必要があるだろう。
なにせ史上最悪のストレス源と同居している状況で、今夜に暴走したとしても不思議ではないのだから、下らない存在のために人生を棒に振るような事はないようにしたい。