足取りの 軽さの裏に 不安有り2010年06月01日 20時01分32秒

明日はT社員が忌引きで休んでしまうため、潰されてしまう作業時間をカバーしようと奮闘していたのだが、細々とした横槍があちこちから飛んできたりと混沌とした空間が広がっていた。
たった 3人しか居ない会社では 1人が抜ける影響が大きい事は当然としても、面倒な話が次から次へと舞い込んでくるタイミングの悪さは、軽く涙目になってしまうほど辛かった。
それでも16時で混沌とした状況から脱できたから良かったけれど、本来の作業へ戻れる頃までに体力を随分と消耗してしまっていた。

相対して出ていったT社員を見送った後、息抜きがてらにG社長の飼い犬であるユウ君をからかって遊んだのだが、玩具を取り上げた瞬間の悲しげな表情が何とも言えず面白くて良い気分転換となってくれた。
気分転換の効果が出たらしく残りの作業は比較的順調に進んでくれて、何とか残業を 1時間程度に抑えることができたので、会社を出るのが遅れている割に気分良く帰宅の途を歩めている。
今日の場合はG社長のお母さんから焼き餃子を10個ほど御馳走してもらったので、空腹というストレスを感じずに住んでいる事も足取りが軽い要因となっているのだろう。

今日に限って餃子を御馳走になった理由はG社長との会話の中で「餃子」と単純に呼んだ場合、焼き餃子と水餃子のどちらが出てくるのかという話題があった事にある。
どうやらG社長の親戚に属する中国人の面々は何も冠詞を付けずに餃子というと水餃子が出てくるらしく、日本では焼き餃子だから今日の夕食がどちらなのか気になったらしい。
その質問の意図が理解できなかったG社長のお母さんが混乱していたので、俺が補足として日本人が餃子というと焼き餃子が出てきて、水餃子はワンタンと同一視されているから普通には出てこないと説明したわけだ。

普段はあまり御馳走になるのを遠慮しているのだけど、今日は前の会話があったので断りづらかったので美味しく頂いてきた。
今日の食事のリズムが癖になって、明日の今頃に空腹で悶えていたりしないか不安を感じている。
更に御馳走してもらうという良いイベントがあった反動で、疫病神である姉貴と遭遇するなんてトラブルが起きるのではないかという恐怖を感じてしまう。

最悪が 二つ三つと 増えていく2010年06月02日 19時37分06秒

昨夜は嫌な予感が的中してしまって、夕飯の片付けをしている所の史上最悪のストレス源と化している姉貴が買い物袋を携えて帰宅するというハプニングが発生した。
姉貴の足音を聞くだけでも悪寒が走るというのに、買い物袋の中身を片付けるために、俺の真後ろを動き回っている間は嫌悪感から食器を握り潰してしまいそうだった。

そんな最悪な数秒間を経験した影響が出たらしくて、今朝から 3日前に噛んでしまった唇の傷が仕事へ支障を来すほど痛み始めた。
唇の傷口は舌で触れれば歯形が確認できるくらいで、我ながら随分と派手に噛んでしまったものだと呆れてしまったのだけど、不思議と昨夜まで全く痛みがなくて傷があることを忘れてしまう事さえあった。
何より不可解な事は昨日までと変わらず、傷口を清潔に保つためのうがいや歯磨きを念入りにしていたのに、唐突に傷口が痛み始めた理由が分からないため対処方法も手探りで、今は痛みに耐える以外に何もできていない。
ひとまず今夜の入浴時に傷口を掘り起こして膿を出すといった処置を行うのだけど、対応すべき面積が大きいので相当な苦痛を伴う予感がして、今の内から既に気が重たくなっている。

気分の良くない今日のような日に限って、泥酔している乗客と同じ電車で乗り合わせたばかりか、よりにもよって隣にくるとか最悪の一言に尽きる。
先ほどから電車が揺れに関わらずフラフラとしていて、何度もぶつかってこようとするのを避け続けているのだが、いい加減に窓から投げ捨てたいほど邪魔くさく感じ始めた。
しかも、酔っている乗客は70歳を越えていそうな白髪の老人と、節度を弁えていて当然なはずの爺さんだから見ていると苛々としてくる。
さらに泥酔してまともに立てない状況を見かねて、席を譲ろうとした人がいるのに拒否する始末で、殴って寝かせてから座らせてやろうかと本気で思ってしまった。

不幸中の幸いは隣でリバースされる前に下車駅へ到着したことだ。

横槍に 振り回されて 残業へ2010年06月03日 22時00分02秒

今週は本題とは別の案件に関わる横槍が多く入ってくる星の巡りらしくて、今日中に仕上げたい作業が大幅に遅れていて、集中して取り掛かったとしても定時までに終わるかどうか微妙な所だった。
そのため今日は余計な作業が混じってこない事を祈りながら出社したのだけど、始業時間を迎えて暫くすると電話が鳴り始めて穏やかな一日とは程遠いスタートに溜め息が漏れてしまった。
朝の調子からして諦めていた事だが、今日も半日近い時間を別件での作業に取られてしまったため、否応も無しに残業を強いられる結果となって、本題の仕事が完了して帰宅の途へ就いた時はもう21時を過ぎていた。

残業や作業のちゅだんを余儀なくされる横槍も大変だったけれど、それと同じくらい昨日から急激に悪化した唇から発せられる痛みが辛くて、集中力を発揮する事さえもままならなかった。
そうは言っても傷口に気を遣っていられるほど余裕があるわけもなく、激痛に汗を垂らしながら作業を続行していたため、帰りまでの随分と悪化してしまっていた。
通常なら歯と傷口の間にクッションとして舌を挟んでやると、殆ど痛みを感じない状況を作れるのだが、現時点では柔らかい舌ですら痛みを発するほど晴れてしまっている。

こういう状況になっている時は傷口を洗浄して膿を絞り出してやらないと、何時まで経っても痛みが牽くことがなくて、今日もシャワーで傷口を洗浄する苦行に勤しむことが確定した。
しかし、帰宅まで痛みに耐え続けるのも辛いし、処置が遅れると治りが遅くなる危険性もあるので、シャワー以外に傷口から膿を絞り出す別の方法を結構する事にした。
もう 1つの方法は唇の傷を吸うというシンプルな手段なのだけど、これが尋常じゃない痛みを発するくせに効率があまり良くなくて、できることなら遣いたくない禁じ手だった。
しかも、吸う時に失敗すると傷口に犬歯が刺さるというハプニングも数え切れないほど出しているし、正しく禁じ手と呼ぶに相応しい。

そんな激痛を伴う処置のおかげで随分と楽になったけれど、残り僅かな体力を奪われてしまったようで疲労感が何倍にも膨れ上がってしまった。
それでも激痛を感じていたせいか眠気が殆ど感じられなくて、今はただ早く家に帰って風呂へ入りたいという一心で動いている。

余裕から 口も軽くて 良い感じ2010年06月04日 21時32分02秒

今日は久しぶりに落ち着いた気分で仕事ができたように感じたのだけど、振り返ってみると 4つの案件で細々とした注文に対応していたから、体感より随分と忙しく動き回っていた印象を受ける。
どうやら今週が週始めから異様な忙しさに見舞われていた影響で、忙しさに対する感覚が狂ってしまっているらしい。
思い返してみれば、今週は毎日のように即日対応の求められる案件が転がり込んできて、今週に作業予定だった案件へ手を付けられない状況が続いてしまい、残業を強いられる場面さえあった。

今日に余裕があると感じられた理由は急ぎの案件がなかった事が大きくて、別件での修正依頼が舞い込んできても、優先順位で悩んだりする事も忙しさで混乱する場面もなかった。
心に余裕があるかどうかで随分と変わってくるものだと感心しつつ、順調に手を動かしていた。
しかし、ゆとりがあると蓄積した疲れが滲み出してきてしまって、何度か強烈な眠気に襲われて動けなくなったりもしたけれど、軽く10分程度の仮眠で復帰できた。

定時までの残り時間を指折りで数え始めた頃に、連絡が途絶えている状況が心配で朝方にメールを送ったクライアントから電話が掛かってきた。
俺が送ったメールは定型文を除けば 2行しかなくて、電話が来るような状況を生みはずがなかったから、何事かと不安に思いながら受話器を受け取った。
話を聞いていくと、先方の社内で意見がまとめられず、軽く混乱していた状況へ陥っていた事が返信の途絶えていた原因らしい。
そして、一通りの状況説明が終わった所で「そこで相談なのですが・・・」と来たから軽く苦笑をしてしまった。

以前に先方の所へ出向いて打ち合わせをしていた時も、意見がまとまらなそうだからと第3の意見を提示して話し合いを決着させた事があり、時折に意見を求められていた。
そのたびにコンサルタントは契約外なのだけど、と思いながらも普通に儲けの良い仕事を貰っているので、笑顔で相談に乗ってきていた。
今回も同じようなパターンで話をしながら、ふっと新規案件を引き出せるかも提案が思い浮かんで、出来心で言ってみたら以外と食いつきが良かったので、過去の案件を引き合いにアピールなどしておいた。

受けが良かったと言っても、現状でプレオープンの予定が 4ヶ月も遅れているプロジェクトだから、今日に蒔いた種が芽を出すのは数ヶ月先だろう。
それでも今まで営業っぽい事が全くできていなかったから、不思議と達成感があって気分を良くなっていた。

気の知れた 仲間が集う 秋葉原2010年06月05日 22時20分29秒

今日は夜に大学時代の同窓生を集めての飲み会を開く事になっていて、午後から久しぶりに秋葉原へ行くことになっていた。
ここ最近は財布の事情が良くない事情もあって、PCを新調しようと考えながらも実行に移す機会がなくて、こういったイベントがない限り秋葉原へ行くことはなくなっている。
それに秋葉原が観光地と化してしまって色々と歩きづらさを感じる場面が多くて縁遠くなっていたのだけど、やはり現地入りしてみると所々に残る懐かしい気配に心を踊らせていた。
もちろん変わってしまった箇所の方が多くて、物悲しいと感じた回数の方が上回っているのだけど、そこはもう諦めていたので意外と引っ掛からずに受け流せていた。

飲み会の開始時刻は18時だったのだけど、Toda氏が秋葉原で買い物をすると言っていたので、秋葉原巡りも兼ねて付き合ってみようと14時に現地集合の約束をしていた。
俺が待ち合わせの前に、発売日を楽しみに待っている PSPゲームソフト「初音ミク-ProjectDIVA 2nd-」の先行体験会へ参加するため、30分ほど早く秋葉原へ向かっていた。
この手のイベントへ参加した経験がないので、少し戸惑いながら参加してきたのだけど、発売を待ち遠しく思っていた作品だけに1プレイだけでも十分に楽しめた。
しかし、順番待ちの行列が予想以上に長く 1時間も待たされてしまったため、待ち合わせに30分も遅刻してしまった。

事前にメールで状況を説明していた事から大した混乱もなく、合流してから足が棒になるまで秋葉原巡りを楽しんできた。
もっとも俺の方はまだ歩き回る余力があったのだけど、運動不足なToda氏の方が限界となってしまい、予定よりも 1時間ほど早く飲み会の集合場所へと向かった。
まだ誰も来ていないだろうと予想していたのに、遠くから参加してくれている 2人が早々と来ていたので、余分な時間も暇つぶしに事欠かず過ごすことができた。

飲み会の方は酒よりも食事の方がメインといった調子で、料理皿ばかりが積み上がっていった。
おかげで会計が通常よりも高くなってしまって、恥ずかしながら財布の中身が足りなくてToda氏に借りる羽目となってしまった。
実のところ財布の中身が心許ない事は昨夜の内に気が付いていて、飲み会の前に銀行へ行こうと考えていたのに、忘れてしまったという事情もあって情けなさが割り増しとなっていた。

何だかんだとトラブルが多かったけれど、久しぶりに仲間たちを集めて騒げた時間は楽しくて、酔い気晴らしとなってくれている。
後は帰り道の冷たい風で風邪を引いたりしなければ、来週を気分よく過ごせそうな気がする。

痛みから 解放されて のんびりと2010年06月06日 21時11分39秒

ここ 1週間ほど何かにつけて痛みを味わい続ける日々が続いていて、仕事の忙しさや体調不良の辛さを更に強く感じさせる一因となっていた。
ザッと数えてみると合計で 4種類の痛みに耐えながらの生活を余儀なくされて、普通に生活する事にさえ苦労する日々を過ごしていた。
今日はそんな痛みを感じる場面が殆ど一掃されて、再発の不安に怯える時間が少なからずあったけれど、苦悶で額にシワを寄せているよりはずっと落ち着いていられた。

痛みの原因は切れ痔や嚙んでしまった唇の傷が痛むといった原因がハッキリとしている痛みもあれば、親不知の付近から鈍痛がして辛かったり、小便をすると尿道が酷く痛んだりという不可解な痛みもあった。
親不知から来る鈍痛は歯医者に診せても虫歯が見付からないというので、何処かが炎症を起こしている可能性が高くなったので、試しにうがい薬を薄めずに原液のまま塗り込むという処置を昨夜に施してみた。
その処置が思いの外に効果があったらしくて、昨日まで目覚めと同時に襲ってきた痛みが形を潜めて、今朝は気持ちのよい目覚めを迎える事ができた。
同様の処置を唇の傷にも施したところ、昨日まで何もしていなくても痛んでいたのが嘘のように落ち着いてくれて、傷口が染みる痛みに耐えた甲斐があったと喜んでいた。

何よりも不安を感じさせてくれた尿道の痛みは水曜日から始まって、徐々に沈静化していたので、今日辺りで不安からも解放される見込みは立っていた。
それでも実際に何の痛みもなく用を足すことができると嬉しいもので、心底にホッとした気持ちで満たされていた、
最初に小便をしている途中で激痛を感じた瞬間は、幼少期のトラウマが呼び起こされた事もあって、背筋が凍るような悪寒と同時に心臓が止まるかと思うほどの恐怖を感じたものだ。

推測では小さな結石が尿道を通過する際に傷を作ったため、酷い痛みを感じる羽目となったのだろう。
幸いにして詰まったりする事もなく一気に出ていってくれたから、尿道結石という病名が付くほど惡化せず、わずか 4日程度の苦痛で済んだのだろう。
実際のところ結石が出てきた事を確認していないので、全く別の原因による痛みだった可能性もあるのだけど、今のところ快方へ向かっているので、特に掘り返してどうにかしようという気はない。

体力を 根こそぎ奪う 疲労感2010年06月07日 21時59分19秒

昨夜は疫病神である姉貴が帰ってこなかった事もあって、久しぶりに夢を見るほど深く眠ることができて、気分良く目覚める事ができた。
家を出てから昨日に安らかな休日を味わったしっぺ返しが始まって、会社へ着く頃にはすっかり疲れ果ててしまっていた。
仕事が始まってからも追い打ちを掛けるように急ぎの修正依頼が舞い込んできたりと、天国だった日曜から地獄の週明けへ叩き落とされた気分で散々な一日だった。

忙しかった作業に一区切りを付けて帰り支度を始めた所で、随分と前から頭を抱えて悩み続けているT社員が気になって、少し話を聞いてみるとシンプルな事を難しく考えている節が見え隠れしていた。
以前からそうなのだが、T社員は色々と難しく考えすぎた挙げ句に思考の迷宮へ迷い込んでしまう癖があり、今回もそのパターンに陥っているように思われて、少し助け船を出すことにした。
俺としては30分くらいで片が付くと思っていたのだけど、どうにも細々とした確認をすっ飛ばそうとするT社員の悪い癖に翻弄されて、遠回りを繰り返した末に底なし沼へ足を捕られてしまった。

俺自身も早く帰りたい想いと面倒臭いと感情から、提案こそしてもコーディングへ頭を突っ込むような真似をしなかった。
その結果で踏み込んでしまった底なし沼なので、自業自得と言われても仕方のない話だが、どうして上手く行っていない時のコードを流用しようとか考えるのかと今更に溜め息が出てきた。
結局のところT社員の背後霊となって、アドバイスや何かを繰り返した時間が 1時間半を越えた所で、「今日はもう頭が煮詰まっているから無駄だ」とT社員を説得して帰宅の途へ就いた。
気が付けば 3時間ほど残業した事になっていて、時計を見た瞬間の脱力感は魂が抜けてしまった気分だった。

常用と 呼ばれるほどに 増えていた2010年06月08日 20時14分32秒

小耳に挟んだ話によると、携帯電話やパソコンが普及して漢字の使われる場面が変わった事を受けて、常用漢字の改訂が行われているそうだ。
俺のイメージでは常用漢字なんて時代錯誤となっても変わらなさそうな印象を抱いていたので、時代に合わせて改訂される事にさえ驚いてしまった。
しかも、新しい選出基準により手書きが難しい漢字でも使われる頻度我が高ければ常用漢字とする事になった。
新しい選定基準により新たに常用漢字として登録される事となった代表例が「埼」と「岡」で、この漢字 2つが加わることで都道府県名に使われている漢字は全て常用漢字となるそうだ。

その他で新たに常用漢字として追加された文字に「鬱」が含まれていた時は驚いたけれど、常用と呼ばれる事に何の疑問も感じないほど目にする機会が多いのだからすぐに納得できた。
しかし、よもや常用漢字になるほど言葉として普及している現状に、不安定な社会構造を再認識させられた気分で、何となく寂しい気分になってしまう。
実際のところ俺自身も含めて「鬱」を口にする人は多くて、最近では文字が潰れていて詳細が見えなくても、輪郭だけでも分かってしまうほど見慣れてしまっている。
恐らくはこの場で記事を読んでいる人の中に「鬱」を「うつ」と読めない人は殆ど居ないだろう。

実際のところ社会人になってみると、鬱病で苦しんでいる同僚や友人がいる人を探すことは大して難しい事ではない。
情報系の業種に至っては前任者が鬱病で休養しているとか、退職してしまったなんて話を聞かされる事さえ日常と化している。
俺が前に勤めていた会社でも同じ事業部に 1人の鬱病患者がいたし、俺の仕事場は前任者が精神的に持たないと転属を希望して、空いた席に座らされたものだった。

振り返ってみると「鬱」という言葉の繁殖率が凄まじくて呆然としてしまう一方で、本当に良く使われる漢字を取り込もうとしている常用漢字に感心するばかりだ。
新しい常用漢字が完成した時はどんな漢字が含まれているのか、少し見てみよう。

ガス屋にも 怯えて吠える ダメな犬2010年06月09日 19時57分19秒

今日の昼過ぎに会社として間借りしているG社長の自宅へガス屋が訪ねてきて、ガス器具の 3年に 1度の定期検査が実施されることになった。
定期検査が実施される事は大した問題ではなかったのだけど、G社長の飼い犬であるユウ君は知らない人が近づくと怯えて興奮してしまうため、鳴き声がうるさくて迷惑な事この上なかった。
仕事場となっている部屋もガスエアコンを使っているため、検査の対象となるので作業を中断せざる終えない状況立ったので、図体の割に臆病な犬を黙らせることにした。

俺が玄関から出た時点で随分と大人しくなっていたユウ君だけど、睨んでいる程度では自制心が芽生える事はないらしく断続的に吠えようとした。
その度に怒気を練り込んだ言葉で黙らせようと試みたけど、時折に未練がましく鳴き声を出したり立ち上がったりを繰り返した。
声や睨みでは理解しないと分かったので、俺も柵の中へ入っていって何時でも蹴りを放てる距離で威嚇する体勢を取ったところで、ようやっとユウ君も吠えたら叱られる状況にあると理解したらしい。
その後は俺の立てる物音の 1つ 1つに恐怖を感じたのか、寂しげな声を出したりと不平不満を漏らながらも大人しくしていた。

ガス屋が室内の点検を終えて外へ出てきた時、ユウ君が吠え立てようとする姿勢を見せた所で久し振りに左右への逃げ道を与えず詰め寄って壁際まで追い詰めてやった。
この行動は以前にもユウ君を黙らせるために使った方法で、彼にとって31分以上も睨まれ続けた過去はトラウマとなっているのか、俺が詰め寄り始めた瞬間からの怯えようは酷かった。
しかし、古いトラウマを掘り返した呼び覚ました効果が有ったらしく、壁際へ辿り着いてからは本当に大人しかった。

ここ最近のユウ君は事ある毎にうるさく吠えるダメ犬へ戻ってしまっているので、今日の威嚇で恐怖を思い出して大人しくなってほしいと切に願う。

「修正」と 言葉を聞くと 気が滅入る2010年06月10日 19時38分58秒

今日はブログの記事を書こうと思っても全く頭が回らないほど疲れているらしく、何も思い浮かばない状況に陥っている。
仕事の方は相変わらず細々とした修正依頼が舞い込んできて、本題の作業へ手を回せない状況が続いており、しっかりと話をまとめてから依頼してくれと怒りを感じ始めている。
G社長の方も色々と立て込んでいる関係で嫌気が刺したらしくて、電話口で他の案件を圧迫しているから細かい修正は遠慮してほしいと要請していた。

新たな修正依頼のために時間が取られてしまう問題もあるけれど、終わらせたはずの案件が延長された瞬間に達成感の裏返ってストレスへ変わってしまう状況が良くない。
今回の場合は何を言っているのか理解に苦しみながら仕上げた料金計算に対して、別の手数料が発生するパターンがあるから対応しろと言われた瞬間が本当に酷かった。
新たに追加される手数料の仕組みを聞いていると、何か詐欺を仕組んでいるような気分になってきて、この店へ注文する事は絶対にやめようとか思ってしまうほど、求められた仕様が常識から外れていて理解に苦しむばかりだ。
元々のシステムも 5千円以上を購入しないと、支払代金の 4割が送料と手数料が占めるという有様だったし、この発注システムで注文が来ることがあるのかさえ疑問に思えてくる。

そんな作っていて嫌になるシステムを先週末に仕上げて、解放されたと思っていたのに今週も毎日のように全く聞いていない仕様が追加されて、正直なところウンザリとした気分だ。